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蹴ったり踏んだり三連休

みんな大好き三連休!
という訳でもないということを、『ウエディングプランナー』という本で主人公は語るわけだが、わたしは好き。

金曜日の夜、上司に誘われて同期と飲み会。
仕事と野球の話をするサラリーマン。文章というか単語だけで伝わりそう。
金曜日の夜 大手町 上司飲み ビール 焼き鳥 新卒 仕事 野球 昔は良かった 失われた30年 バブル 給料 未来を考えろ 若手はがむしゃらにやれ 日本どうなる 時代が違う 金 女 酒 酒 酒

土曜日、友だちと向かうはチョコレート売り場。人数の多さに圧倒されて、はじき出される。すごい勢いの世界だった。試食はうれしい。彼女は仲良くなって一体何年?という仲でも気をつかってくれるポイントがあって、そういう部分に触れるたび、会うたびに好きだなぁと思う。前から仲良しだけど、どんどん仲は積もる。

日曜日、久しぶりに休日デート。自然に触れたいなとわくわく。埼玉の方に行ってみることにした。ラッキーなこともあれば、アンラッキーなこともある。犬のうんち踏んだり。選択肢に悩んだり。でも楽しい。
デートの場所も食べ物もあれもこれも、2人のお散歩の背景という感じがする。背景、という言葉も少しピントはこないけれど。
お散歩が、手を繋いで2人で歩いておしゃべりをすることこそがデートな気がする。

月曜日、もう手触りは遠くへ行ってしまったけど涙で起きる。なんか怒られたような夢だった気がする。悲しい朝、いい天気。
クッキーを作ろうと、あれこれ計ってはかき混ぜる。若干の手違いは何とかなった気がするが、甘すぎた。レシピ通りだけどあまい……
父だけが喜んで食べている。
お昼を食べてメイクをして(アイラインが過去一うまくひけて、鏡をみつめる)やる気が出て、もう一回。レシピよりも砂糖を減らして再チャレンジ。生地の感じ的に今回の方が良い感じ。出来上がりもいい感じ!
父と母のあれこれと、待ち合わせの時刻が迫っていることに慌て、苛立っていた。いつもは苛立たないことにも苛立つ。その姿が、珍しいねと言ってくる母に、爆音で音楽を聴いていることに気がついていない父に苛立つ。
人に待たされるのは全く平気だが、自分が待たせてしまうのは苦手だ。好きでない。
ごめーーーん、と思う気持ちと、やってしまったという自己嫌悪にやられる。しょんぼり。

noteを書いてちょっと回復してきたところで乗り換え。そして電車の1番前と後ろを間違えたことに気がつく。鍵を忘れたと早とちりしたこと、かばんを自転車のタイヤに擦って汚してしまったこと、今日の些細な落ち込みポイントまでが蘇る。

真っ赤なリップでも塗ろう。
あと、今日の夜は友だちと焼肉だから。

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