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Newspicks編集長から「編集力」を学ぶ機会がありました

社内の制度で他の部署のプロジェクトに参加できる社内副業制度に参加しています。
NewsPicksとコラボして社内向けにコンテンツやイベントを発信するプロジェクトがあり、事務局メンバーとして携わっています(全国多様な部のメンバーが集まっています!)。

先日集中合宿があり、そのコンテンツの一つとしてNewsPicks編集長(林 亜季さん)から「編集力」を学べる大変貴重な機会がありました。

いい編集者=いいビジネスパーソン

編集とは企画、原稿を書くというものでなく、「価値を高める」ことも編集であるというお話をいただきました。
価値を高めるという点で、いい編集者の要素はそのままいいビジネスパーソンの要素でもあるということをご紹介いただきました。

いい編集者とは(以下、一例)
✔時代を読む、傾向を読む、人々の無意識を意識する
✔新たな現象に名前をつけることができる、好き、いい、面白いと思ったもの、事象について、その「なぜ」を常に考え表現する

いいビジネスパーソンとは
✔時代を読む、傾向を読む、人々の無意識を意識する
✔新たなビジネスやサービス、商品を生み出し、名前をつけることができる
✔好き、いい、面白いと思ったもの、事象について、その「なぜ」を常に考えビジネスに活かすことができる

私は、特に上記3つめの事象について「なぜ」を常に考え「ビジネス活かす」という点がとてもしっくりきました。
言葉のチョイスや相手の伝わり方を考えた言葉選びが上手な方って人を動かすのが上手だなと思います(そりゃ、言葉で初めて通じて動くから当たり前ではありますよね)。それって上司の必要条件ではないかと思います。

そして、常になぜを考える、「いいね」と思ったことに対して深堀するクセをつけることが大切だと学びました。
「いいね」「感動した」って便利でそこでわたしも普段日記をつけてますが多用しているw。自分の感情を具体的に言語化する訓練しなきゃだなと思います。

アウトプット先行のインプットで編集力を鍛える

編集力を鍛えるためには、
✔アウトプットのためにインプットを行う(NewsPicksの編集者には1Pick=1コメントを課しているそう。自然とインプットがアウトプット前提となる)
✔サイクルを多くまわす
✔ニュースを自分のものにするために、自身のドメイン(検索ワード)を3つに絞る(情報が溢れているので、きちんと情報を消化できる状態にする)
✔なぜを常に考える(いいね、すごいはなぜ?)

人は20分で忘れるそうです(笑)。だからこそインプットしても成果は0で、アウトプットしてから初めて自分の中に蓄積される。
インプット消化のためにも朝はアウトプット、夕方はインプットと分けてみようかなと思います。

伝えたいを伝わるに。伝わるものにするためには「人の心情を味方につける」

伝わってなんぼ。そのためには、受け手への想像力が大切とのこと。
これは、グロービスのロジカルシンキングでも学んだぞ。

変換例を紹介いただきました。
✔新商品を発売しました⇒苦節10年、従来商品の100倍スペックを実現できた理由
✔弊社のサステナブルへの取り組み⇒レジ袋有料化よりも地球環境に効く

仕事上、硬いワードしか使いずらいですが、個人のNOTE等のタイトルは意識できればなと思いました。

林さんが「人の感情を味方につける」ために、普段意識していることやコツについてお伺いしました。
日常からお笑い番組を見る時に芸人さんの言葉のチョイスを意識てきに見ていたり、雑誌の見出し等でキャッチ―なもの(ひきつけられるものがないか)見たりしているそうです。自分の心が動くのはどんなものだろう?というのを一消費者として日常の中で意識されているのは、さすがプロだなと思います。


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