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龍の住処を訪ねて

龍王峡、という所に行ってきました。

最近、自然に関する投稿ばかりをしている気がしますが、本当に全身が自然を欲していて。
気がつくと、ひたすらグーグルマップや鉄道路線図を手繰りながら、「これは!」という訪問先が無いか探索してしまっています。

ついこの間までは、近所の公園や川辺で十分だと思っていたのに…。

龍王峡は栃木県の北部、ちょうど鬼怒川温泉と川治温泉の間に位置する渓谷です。
実は、私もずいぶん長いこと関東圏に暮らしていますが、迂闊にもこんな場所があることをこれまで全く知りませんでした。。

龍王峡は、まるで龍がのたうち回り、暴れ回った後のような形跡を残している渓谷です。
3キロにわたる渓谷の最下流に『五龍王神社』が鎮座しており、流域を治めている模様。
また、龍王峡の名前の由来もこの神社にあるとのこと。

もう、これらを知っただけで「行かねば…」という気持ちになりました。

散策のスタートは野岩鉄道の龍王峡駅。
『五龍王神社』はそこから歩いてすぐ。

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今回は紅葉前の平日だったので大した人混みでは無かったのですが、これから数週間は観光客でごった返す可能性大、だそうです。

龍王峡内は、その場所によって周囲の岩の種類が異なり、その色の特徴から下流より白竜峡、青竜峡、紫竜峡と呼ばれています。
大きな滝などの見所は下流域の白竜峡に集中しているので、そこだけ散策して立ち去る方も多そうですが、私は色の違いや空気の違いをこの目で観たくて、スタスタと先へ先へと歩いていきました。

ほんとうに、色が違う!
感激です。
うっすらですが、上流へ行くほど、岸壁や谷底の色が白から青へ、青から紫へ、明らかに変わっていきます。

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👆 白竜峡の場所です

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👆 青竜峡…ですが…色が…

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👆 紫竜峡のはず… … スマホ写真の限界ですネ…

そして、上流に行けば行くほど、他の人影は減って行って、奇岩の間をうねりながら流れていく濁流に、自由に心を奪われていく感じ。

清々する~~…という感じに、のびのびたゆたう、龍。
私も遠慮なく、ハート全開で神気を満喫。

全身がリセットされて、さらにちょっとアップグレードが施された感じもします。

…こういう場所が、もっと他にもないかしら。
できれば、もう少し棲み処の近くに。。。

ちなみに、なのですが。
野岩鉄道の龍王峡駅、実はとっても慎ましやかな駅舎です。

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未だにどんな電子マネーもモバイル決済も不可、切符購入は現金のみということで、注意が必要です!

長年の公私に渡る不調和を正面から受け入れ、それを越える決意をし、様々な探究を実践。縁を得て、不調和の原因となる人間のマインドを紐解き解放していく内観法を会得。人がどこで躓くのか、何を勘違いしてしまうのかを共に見出すとともに、叡智に満ちた重要なメッセージを共有する活動をしています。