Nintendo Switch でマウス・キーボードを使う

きっかけ

・スプラトゥーン2 だけでなく、スペルブレイク (Spellbreak) などの他のFPS/TPSゲームも遊べるようになりたい
・スペルブレイクはジャイロ操作非対応でスティックのエイムが必要だが難しい (PCプレイヤーに対するハンデになってしまう)

個人的なニーズ

・所持しているノートPCは持ち運び重視しているため、ゲームするにはスペック不足
・デスクトップPCなどのゲームに耐えうるPCを新たに買いたくない (場所をとる, ゲームに飽きたら不要になる)
・なるべくソファに座ってテレビ画面をみながらゲームしたい
→ Nintendo Switch のゲームがマウス&キーボード操作できれば良い

Nintendo Switch をマウス操作するために必要な機材

マウス・キーボードコンバーター(アダプター)
・(ゲーミング)マウス
・(片手)キーボード
・USBケーブル延長 (Switch本体からソファまで)
・ひざ上テーブル

購入の方針 : 長期にFPS/TPSを遊ぶか分からないので、コストパフォーマンスが良いものを

コンバーター

・値段 : \3,000前後から>\10,000まで多岐に渡る
・ゲームハードメーカーから想定されていないデバイスなので動作するかの保証がない (ネットで報告があるものが良い)

候補1 : Kikimu KX ゲーミングコントローラー変換 \2400-\3,000 https://www.amazon.co.jp/dp/B088WBKXT4
 安い, 非正規販売が多すぎる, ネット上に情報が多い
候補2 : Answer ツナガールDX \2,400 http://a-answerstore.com/?pid=149904048
 安い, 日本製 (説明が分かりやすい), ネット上に情報は少ない

マウス

・有線/無線 : 遅延を考えると有線が良い
・センサーの解像度 (DPI) : 400-1000と好みがあるよう (設定変更可能なマウスが多い)
・情報伝達頻度 (レポートレート) : 1000Hzが一般的
・追加ボタン : PC以外ではそもそも対応していない可能性があるので今回は不要
・軽さ・持ち安さ
→ コストパフォーマンスを求めるなら何でも良さそう

キーボード

・有線/無線 : 遅延を考えると有線が良い
・片手/フルキー : ゲームにだけしか使わないなら片手用で良い 
・アナログスティック : 操作性良さそうだが高い (>\10,000)
・キーの軸構造 (メンブレン / メカニカル) : 普段のPCの感覚からはノートPCで多く採用されているメンブレン式が良さそう
・キー配列・サイズ
・ロールオーバー (同時押し対応) : Nキーロールオーバー (USBが最大対応できる6キー同時押し対応) が良い
・マクロキー対応 : 通常のコントローラーから逸脱しすぎているので個人的には不要
→ コストパフォーマンスを求めてスティックを諦めるならば、片手用であれば何でも良さそう (ロールオーバーだけ確認)

買ってみたもの

1. Kikimu 片手キーボードマウスセット 専用コンバーター付き \5,980
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08BCQ5WHX

コンバーター単体でも\2,400ほどするのを考慮すると、破格の価格設定
キーボードについてはロールオーバーは不明だが、ゲーミングデバイスと謳っているからには問題ないと期待したい。
AmazonからならKikimu正規品直営店から購入可能。(非直営店より若干高くなり上記の価格)

2. イーサプライ ひざ上テーブル (大型タイプ) \3,380
https://www.esupply.co.jp/ItemPage/EZ2-HUS007LBR

3. USB延長ケーブル \900

→ 約 \10,000 の出費

追記 : デバイスの使用がグレーゾーンかもしれない

・コンバーターを介してマウス・キーボードを接続すると、ゲームパッド (コントローラー) として認識される
・ゲームパッドにだけエイムアシストが設定されているゲームが多い
→ エイムアシストを使いながらマウスでエイムできてしまう (意図されていない使用法)

参考 : Nintendo Switch 版のフォートナイトでは、運営からは自己責任という回答が出ているようだが...
https://gakiasobo.com/%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%A7%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88/

購入後追記1 - 届いたデバイスと使用感

Kikimu 片手キーボードマウスセット 専用コンバーター付き の内容
・ゲーミングマウス : BLOOD BAT GM18
・ゲーミングキーボード (左手用) : Kikumu G92
・コンバーター : Kikumu KX Adapter
パッケージは中国語のみだがマニュアルに日本語 (機械翻訳) でシンプルな記載があり、セッティングはスムーズに完了した。
Nintendo Switchの設定でA・Bボタンを入れ替えて遊んだ (ジャンプをスペースキーで行うため)。

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エイムは劇的に改善した (ようやく勝負できるレベルのエイムになる)
左手の負担が大きすぎる (エイム・メインの射撃以外のすべての入力を担うため)
 細かく移動キーをいれながらの追加キーを押下しなければいけない
→ エイム vs 左手操作の難しさ を考えると、コントローラー (ゲームパッド) 操作のほうが快適に感じた

※ PC版などではキーコンフィグでマウスの追加ボタンに割り当てができかなり快適になると予想される
  (コンバーターを使ってコントローラーとして認識させている場合には、この方法は使えない)

購入後追記2 - アップデートでジャイロ操作追加の予告

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2時間弱で購入したデバイスの使用を断念し、エイム勝負を諦めていたところ、日本版公式ツイッターから標記のツイートがあった。
(思い立つのがもう少し遅かったら、\6,000 の出費が抑えられたわけだが、左手の忙しさなどキーボード特有の体験ができたのはゲーム好きとしては良い経験だった、ということにしておく。ちょっとしたディナーぐらいの出費だ)

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