反省のコツ
反省しても改善できない...
ゲームに負けたあと、何が悪かったとか、どこを改善したいとか、色々と反省する。しかし、時間をかけて反省した割には、あまり改善できない気も... 何故なのか。
改善プロセスのどこがうまくできていないのかもしれない。
振り返る
改善点を考える (見つける)
方法を考える
実行する
1. 振り返りできない
失敗例 : 何が悪かったのかよく分からない
原因 : 振り返るための材料がない
対策 : 反省材料を残す (録画する, 記録する, 良かったか・悪かったかメモする)
2. 改善点がズレている
失敗例 : キルが少ないから負ける → キルを増やしたけれど勝てない…
原因 : 目標 (ゲームの勝敗) と関連性が強くない点 (キル数) を改善点にしてしまった
対策 : どのように (理由) ・どの程度 (重要度) 改善されるか説明できる点を改善点とする
(※ そもそも勝つことがゲームで遊ぶ最終目標なのかについても、考えものだ。どうやって楽しむか、を忘れたくないところ)
3-a. 方法を考えてない
失敗例 : 重要シーンで命中率が悪いから負けている → 命中率を上げるように意識する
原因 : 改善方法を考えていない, 行動を変えていない
対策 : 行動に落とし込む (経験数を稼いで命中率を向上する、など)
3-b. 方法がズレている
失敗例 : 命中率が悪いから負けている → 試し打ちをたくさん行った → 実戦での命中率が改善しない
原因 : 改善点 (命中率) と関連性が強くない方法 (試し打ち = 止まった的への練習) を行ってしまっている
対策 : その方法をとる理由と重要度を考える
(他にもっと重要である 動いている的へ当てる技術, 敵が止まっているタイミングの見極め は改善されないかも)
実戦でないと経験できない要素は多い。単一スキルの問題でないことがよくある。そのため、実戦の経験数を積むことが非常に重要になる。(スポーツから類推するゲーム上達法 に書いた)
4. 実行できない
例 : 重要シーンの奇襲成功率を高める → すべての敵の位置を把握した上で奇襲する → 把握できない
対策
実行可能な方法にする (シンプルにする)
実行困難な改善方法自体を改善点と考える
(すべての敵の位置を把握するにはどうしたら良いか考える)
方法をシンプルにする、という戦略はとても効く。例えば「味方にヘイトが向いているときに横から奇襲したい」と考えた時、交戦中の敵・味方を認識し、横やりを入れてくる他の敵が居ないことを確認する という手順が必要だ。これを具体的に・シンプルにするなら、「なるべくステージの端から前線に復帰する」になる。この復帰ルートをとると、自動的に敵の横をとりやすくなるし、自分の視界外に敵が居る可能性は少なくなる。
まとめ
反省材料を残す
改善点は、理由 (なぜそこなのか)・重要性 (どのくらい大事か) を明確に
改善方法は、具体的に・シンプルに
(ほとんどの場合、経験を積むことが最大の練習)
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