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【比較論】 あなたの頑張り度診断

こんにちは、きー坊です。前回こんな記事を書きました。

この記事で、『頑張る』には相対量と絶対量の2種類があるという話をしました。今回はその2種類をさらに深掘りし、頑張りタイプをもっと細かく分けてみます。なお、前回の記事をベースにしているので、読んでいない方は是非読んでから来てください。内容がわからないことがあると思います。それでは早速見ていきましょう!

【絶対量】  「頑張る」 の割合と値

「頑張る」の絶対量は2種類あります。以下の2つの言葉について考えてみてください。なお、これは同じ人物(仮にAさんとする)が言っているものとします。

①「70%の力でやる」
②「70の力でやる」

見て分かる通り前者は割合、後者は値です。また、どちらも周りに左右されない自分の頑張り度合いであるため、絶対量であると言えます。

さて、ここで考えて欲しいのが、

『どちらがより頑張っているか』

です。簡単に10秒くらい考えてみてください。

答えでましたか?おそらく、皆さんの答えはこうだと思います。

『わからない』
『場合による』

なぜこのようなことが起きるのか。それは、Aさんの限界値が分からないからです。つまり、場合分けするとこうなります。

【限界値が100より小さいとき】
②の方が力を出している

【限界値が100のとき】
同じ頑張り度合い

【限界値が100より大きいとき】
①の方が力を出している


つまり限界値によって割合と値のどっちが大きいかは変わってくるんですね。これも、2種類あることだけまず抑えておいてください。

【相対量】 「頑張る」の割合と値

相対量における割合はこのような例が挙げられます。

「平均レベルで頑張る」

自分の50%とはまた違いますね。あくまである界隈にいる人の平均な訳ですから、頑張り度合いは自分の50%より下かもしれないし、上かもしれない。同じ言葉でも、周りの環境によって度合いが変わるんですね。続いて、値について検討したいのですが、相対量の中で値をどう考えるかが分からなかったため、今回は考えずにいきます。また分かったら追記しますね。とりあえず今は、「相対量は1種類」だと思ってください。

あなたは何タイプ?

さて、これまでの知識をもとに、あなたのタイプについて考えていきましょう!今回は8パターン出してみました。あなたが当てはまるタイプはどれでしょうか?

それでは今から、こういった世界を考えてください。

・人はレベルに応じた最大頑張り量を持つ
・レベルは、その人の持つ能力で決まる
・つまり、能力が高いほどレベルが高い
・レベルが高いほど、レベル上げが難しい
・レベルに上限はない

そして具体例を出して実際に考えてみましょう。

【登場人物】
Aさん レベル100 最大頑張り量1000
Bさん レベル50   最大頑張り量500
Cさん レベル1   最大頑張り量10
Dさん レベル5億 最大頑張り量50億


①井の中の蛙タイプ(絶対量/割合)
Bさん「100%で頑張った!!」

このとき、Bさんは外の世界を知らない。
自分は100%で頑張ったと思っているが、上には上がいる。Cさんからしたらその頑張りは50%、Dさんからしたらほぼ頑張ってないようなものという事実。一度外の世界を見て刺激を入れる必要あり。

②無意識的手抜きタイプ(絶対量/値)
Bさん「100の力で頑張った!!(大満足)」

このときのBは、大満足でこれを言っていたとすると、自分がMAX500であることに気づいていない。勝手に100が限界だと決めて満足してしまっている。外の世界はおろか、自分の限界にも気づいていない。まずは自分の力量を知るべき。

③完全手抜きタイプ(絶対量/値)
Bさん「100の力で頑張った。」
(MAX500は知ってる)

聞こえが良い「100で頑張った」という言葉に甘えて手を抜いている。割合にすれば20%しか出していない。1番タチが悪い。

④勘違いタイプ(絶対量/割合)
Aさん「90%で頑張った!」

勝手にレベルは100が上限と決めつけ、自分が最高に頑張っていると勘違いしている。そのため、90%でもまあまあ頑張っている方だと思っている。つまり、レベルに上限がないということを知らない。もしそれに気づかなければこれ以上の成長は無い。

⑤舐めプタイプ(相対量/値)
Aさん「500の力で頑張った」

相対量が持つ値が判明したので入れました。自身のMAXが1000と知りながら、BのMAXに合わせている。下と比較する傾向があるため、向上心がない。人を見下す。

⑥努力家タイプ(絶対量×相対量/割合)
Aさん「100%の力で頑張った!」

自分より上がいることを把握した上で頑張る。頑張る人の中の模範。この心を持ち続ければいくらでも成長できる。

⑦カリスマタイプ(絶対量×相対量/割合)
Dさん「私はいつでも100%だ」

レベルが高いほどレベルが上がりにくいのを知っているため、常に100%で挑む。

⑧凡人タイプ(相対量/割合)
Cさん「平均目指して頑張ろう」

自分の身の程をわきまえずに、ただただ平均を目指す。また、平均になろうとする。辿り着く先は凡人。

以上が8つのパターンです。それでは自分のパターンがわかったところで、どうすれば良いんですかね?

タイプは分かった! やるべきことは?

基本的には、「相対で考えているなら絶対に、絶対で考えているなら相対に」と逆にすればOKです。しかし、③の完全手抜きタイプに限っては、まず絶対量を磨く必要があります。また、割合と値はどちらを選んでも構いませんが、おそらく割合の方が簡単かと思います。いちいち最大値からどれだけ離れているかを計算するより、〇〇%と考えた方が簡単だと思います。

そして、まずみなさんが目指すべきは努力家タイプです。レベルは関係ありません。とにかく自分を高めつつ相手とも比較する。こういった姿勢が大切です。

そして最後に目指すはカリスマです!ここに辿り着くまでには相当な時間が必要ですが、やっていることは努力家タイプと何ら変わりません。淡々と頑張れば良いのです。

まとめ

いかがでしたか?今回は頑張りタイプを深掘りしてみました。次回は、このさらに応用を考えてみたいと思います。

さてみなさん。これからも頑張りますか!🔥

それでは。

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