【質問力】 その質問、必要ですか?
こんにちは、きー坊です。突然ですがみなさん、こんなことよく言われたことありませんか?
『分からなかったら人に聞け!』
この言葉自体は確かにあっているんです。僕も分からないことがあってはいろんな人に質問してきました。しかしこの言葉は本質を捉えられていないんです。なぜか?大抵の人はこの言葉を鵜呑みにして、「ただ人に聞くだけの人間」になってしまうからです。さらに、「質問の質」を考えずに質問してしまいます。これでは質問する意味が全くないですね。
今回は、どうすれば良質な質問ができるのかを一緒に見ていきましょう。きっとあなたの質問力をUPさせるヒントになります。
そもそも質問する理由は?
みなさんは、質問の先にあるものがなにか、考えたことはあるでしょうか。それが無いまま質問する人は、最初にも述べたように「聞くだけ人間」になってしまいます。なぜ質問するのか。端的にいうと、行動につなげるためです。しかしただの行動ではありません。
「自分の頭では実現し得ない行動」
です。この考えをベースに議論を進めていきましょう。
愚かな質問
これは僕の実体験ですが、ある程度答えの予想がついているのに、人に聞くことがありました。例えばこんなことを先生に聞きました。
『将来起業を考えているんですけど、今からやるべきことはなんですか?』
一見妥当な質問に見えますが、ある程度予想できてしまいますよね。資金集めや法律の勉強、事業のターゲットなどなど。当たり前の回答が返ってくるばかりでした。この質問では、自分の知る範囲の行動にしか繋がらないわけですね。
原因は〇〇だった
ではなぜ僕が、このような愚かな質問をしてしまったのか。1番の原因は、承認欲求が強かったことです。承認欲求とは、「他者に認められたい」といった欲求を指します。つまり、簡単にいうとこう思われたかったんです。
『今から将来を考えているなんて偉いね』
『起業なんてすごいなぁ』
恥ずかしいですが、これが僕の本音です。この思いがあるが故に、あのような愚かな質問をしてしまったのです。他にも、「聞くことで安心したかった」「いろんな人の意見が聞きたかった」など、いろんな思いがあって質問しましたが、全てはこの承認欲求に帰着します。
良質な質問をするためのカギ
僕が愚かな質問をした原因は、自身の持つ承認欲求の強さでした。だからといって、これからみなさんが気を付けないといけないのは、承認欲求を捨てることではありません。良質な質問をするためのカギは、「質の悪い質問を分析すること」です。みなさんもこれまでに、僕のような愚かな質問をしてしまったことがあると思います。そのとき、「何がその質問を誘発したのか」という分析をしましたか?それをしないままでいると、無意識のうちに同じような質問をしてしまいます。つまりは、「質問の根底にあるものをハッキリさせること」が重要なんです。僕の例を使って説明すると、
質問の根底にあるもの : 承認欲求
何か質問をしようとしたとき、その根源が承認欲求だったら、その質問をやめる。
こんな感じです。なにもこの悪い根源は、1つとは限りません。いろんな質問を繰り返し、その度に分析をすることで、質問の根源が見えてきます。その悪い根源がしっかりと整理できていれば、悪い質問をする前に踏みとどまることができます。繰り返しますが、まずは質問の根底にあるものを確認しましょう。それが質問そのものとズレているかどうかが、質問の良し悪しの基準になります。
結論 : どんどん質問しよう!
長くなりましたが、結果的にたくさん質問したもん勝ちです。最初は質が低くて構いません。とにかく質問の根源の傾向を掴むことが大切です。失敗を重ねることで、中身のある質問ができるようになります。また、良い質問は、相手から好印象を持たれます。聞きたかったこと以上の情報が返ってくるかもしれないですね!
まとめ
いかがでしたか?今回は「質問」について考えてみました。矛盾するような結論になってしまいましたが、まずは恐れず質問をしていきましょう。すでにたくさん質問をしてきた人は、そのデータを分析しましょう。きっとあなたの質問力を上げる財産になります。
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