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一歩をふみだしてみた話

台風の影響、ご無事ですか?
少しでも心穏やかに過ごせることを祈ってます。

8月末に、子供会のイベントで『防災企画』を実施しました。その勢い余って、個人的にオンラインで配信してみることになり、本日開催しました。

なぜ、『防災企画』なのか…
それは今年の4月から3ヶ月間、自分の最終学習歴を上書きするべく、EMSというビジネススクールに参加し、本質を学んだことにはじまります。

そこで学んだ内容の一つに、防災の本質、備えがあり、とても影響を受けたのでした。
EMS代表は、『ふんばろう東日本プロジェクト』『チームの力』の西條さん、そして、当時大川小学校に通っていた大事な娘さんを亡くされた佐藤さんのお話に心打たれ、動かずにはいられなかったのです。今の自分になにごできるんだろ?

こどもを守る。
親としてできることって、なんだろう。
なんでもアレコレ手を出して、指示出して…
そういうことじゃ命は守れない。
(一緒にいないと機能しないから)

バスに取り残されて幼い命が失われるニュース。
大人の不注意によるもので、あってはいけない事件ではあるが、大人も完璧ではない。
いざと言う時、動ける判断力って、どうやって鍛えることができるんだろう?
…泣きつかれて苦しかっただろう…
…クラクションを鳴らせてたら…
そう考えるようになりました。


『地震です!』
机の下に頭を隠しましょう!
学校の避難訓練の記憶です。

体育館では?
机のない場所では?

息子も留守番することも多い我が家においては、家で一人でいる時、私も夫も帰宅困難な状況になった時、少しでも安全であってほしい…

答えは机の下だけではないし、
机の下がめちゃくちゃ危険な状況だってあり得る。

家にいる時に、地震や台風(ゲリラ豪雨や竜巻)が生じた場合、どこが安全で、どこが危険か
どこにいれば安心で、どこを避ければいいか。
平時の時に、決めておく
家から出ないといけない、怖くて不安な時はどうすればいいか、話し合っておく。
(お隣さん家にいく、お隣さんと避難場所へいく)

どこへ、誰といつ行ったか、
ドアにガムテープとマジックで記しておく。

パニックな時には、咄嗟に出てこない。
だから、決めておく。備えておく。


すぐに帰れず、電気やガス、水もとまった…
お腹もすいた…ひもじいよ。

親の指示がないと、あれこれ家にあるもの食べちゃダメ!って普段言ってたら、いざという時でも、守って食べない子もいるかもしれない。いざという状況を判断できないこともある。
命を守るためには、あるものを食べることの優先順位も伝えておく必要があるかもしれない。

留守番するようになって、お家にあるものでお腹を満たすことができるようになった息子でも、非常食とか、一度自分で作ってみないと、難しい!
だから、一緒にやってみる。
子供会では、みんなでアルファ米のおにぎりを水で作ってみた!

オンラインでは、家にありそうな、パスタと水筒とお湯、レトルトソースで即席非常食を作ってみた。


紙食器や、紙スリッパも作ってみた。
こうした、一回やってみたっていう経験が、いつか役に立てばうれしい。

そんな思いで、いろいろ考えてやってみた。
平時から、『もし〜だったら…』みたいな想像をふくらまして、実際にやってみたり、『これ〇〇に使えそう!』みたいな、防災メガネをかけてみたり、考えて、工夫して、楽しみながら備えられたら、こどもだって、家族の防災リーダーになれる★
むしろ、率先してくれたら、こんなに頼もしいことはないって思う。

今はネットですぐに情報が得られるし、過去の教訓や叡智もたくさん学べる。
使わなくて済むことが一番だけど、地震も台風も多い日本で暮らす限りは、知ってて損はないのかなと思ってます。

幸いこれまで、被災したことはない私ですが、これほどまでに一生懸命に取り組めたのは、きっと自分の中で大事にしている何かがあるんだと思う。
本能的に生きる力、それを邪魔しちゃってる親のよかれを反省し、突き動かされてるんだろなぁ〜と思った次第です…笑

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