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悲しみの感染症

くるしい、くるしくてかなしい

辛さが強固に脆くかさなってきた

それに気づくと、より重く、ゆっくりとのしかかってくる


わたしは誰かに縋る言葉が出せない

どこかのだれかには笑顔になってほしいよっていつも思うんだ

そんなことしているから、いつの間にか不安は膨張して張り詰める

かすかな声でちいさく呻く

気づかれないけど、誰かに言ってる


たすけてって、震えてる


窓ガラスがガタガタと音を立てる

その声もかき消されていく夕方5:00

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