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【もっと知りたい産山村】シリーズ第18弾!『うぶやま 馬遊び・陽なたぼっこ』

産山村の飲食店や観光施設、観光スポットや特産品などにスポットを当てたインタビュー『もっと知りたい産山村』シリーズ。

第18弾は、産山村内で唯一乗馬体験ができる「うぶやま 馬あそび・陽なたぼっこ」さんのインタビューです。

■阿蘇の草原で馬と共に

阿蘇の草原を車で走ると目に入ってくるのが「牛馬優先」の標識だ。あか牛で知られる地域だが、牛だけでなく馬の存在感も大きい土地である。

産山村の池山水源近くにある「陽なたぼっこ」では、専用馬場での乗馬体験をしたり、産山の集落内を馬で歩いたり-と乗馬経験のない人にも馬とのやさしい付き合い方を教えてくれる。希望があれば宿泊先の玄関から乗馬をスタートすることも可能だ。

オーナーの善野雄二さん(52)は兵庫県西宮市出身。近所に乗馬クラブがあり、馬に興味を持つようになったという。そこで働くうちに、阿蘇にある乗馬クラブのオーナーと出会い、当初一か月間の予定で阿蘇の乗馬クラブへ手伝いに来たが、阿蘇の草原での乗馬スタイルや馬との接し方に感動し、そのまま阿蘇に残ることを決意した。

その後阿蘇で知り合った新潟出身の妻、なおさん(52)と結ばれ、縁あって産山村に住むことになる。「はじめ、産山は仮住まいのつもりだったんです。でも、このすばらしい環境の中で馬で歩けたら楽しそうと思っている中、村の方々のご理解ご協力の後押しのおかげで、2014年に開業しました。」という。

愛馬を挟んで左が善野さんと、右がなおさん

■人がやさしく暮らしやすい土地…

善野さんはこれまでを振り返り、「ゼロから始めて8年続けてこれたのは、一度乗ってくれた人がリピーターになって頂き、少しづつファンが増えてくれたからです。熊本市内や福岡など隣県や関西から来られる方々が固定客になってくれています」と振り返る。
なおさんは「動物が好きなので、この仕事は性に合っています。産山は人もやさしく、暮らしやすいです」と話す。

ひとり娘の美咲さん(小学3年)が「大きくなるまで、あと10年は陽なたぼっこをがんばりたい」という善野さん。陽なたぼっこが「馬と親しみ、また乗りたい―と思ってもらえれば…。もっと多くの方にきていただける場所にしたいです」と話している。

乗馬初心者にも分かりやすく教えてくれる

現在は、ボン・マロン・サラ・アンの4頭がいて、今年5月にはアンの仔馬(あずき)も産まれた。陽なたぼっこに訪れた際は、ぜひ個性豊かな馬たちにふれてほしい。

※年齢などは取材時のものです

うぶやま 馬あそび・陽なたぼっこ
◆住所:〒869-2704 熊本県阿蘇郡産山村田尻346-2
◆電話番号:090-6965-6373
◆定休日:不定休
◆駐車場:有り
◆料金:10分1000円~
ランチ付き乗馬ツアー/お手軽コース11,600円/満喫コース20,400円

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