七島いで作る草履

和歌山で作ってきた

七島いで作った草履💛


画像1


古くは現在のトカラ列島

(七つの島からなる列島)

で栽培されていた、

カヤツリグサ科の植物で、

エジプトの紙などにも使われる

『パピルス』の仲間なんだそうです。


主に琉球畳の畳表が代表的で、

仏間の畳などに使われたり、


東京オリンピックまでは

柔道畳として使われていた程で、


摩擦摩耗に強く、

使い込むと美しい艶が出てくる所や、

通気性が良いなどの特徴を持っています。


現在では大分県 国東半島の一帯で、

数軒の農家さんのみの栽培になってしまい、

国産の『七島い』は

天然記念物や、絶滅危惧種に指 定される

程貴重な作物になってしまっているそうです。



草履づくりの講師、

達痲草履工房のシンヤさんは

草履文化と

その貴重な素材である

「七島い」の素晴らしさを伝えるべく、

自ら無農薬で七島いを育て

足型を取って、

一足一足オーダーメイドで手作りしながら、

イベント出店や、

工房と出張で行う体験型のワークショップ、

実演を兼ねた展示会を全国各地で行っています。



画像2


丁寧に作られた草履には

心がこもっていて

足元から整えたいんだという、

慈しみの気持ちが伝わってきます。


一般的なイ草の草履と違って

長い人だと10年も履き続けることができるほど

丈夫なんだそうです。


これには本当にびっくり!


丈夫過ぎて

消費優先の経済社会からはじき出された

七島い。


だって、1度買ったら3~10年は

買い換えてもらえないから

お金儲けとは正反対の位置あるんだもん。


でも、これからは違う。


モノを大切にする日本人の心を

思い出すのにピッタリ!

だと思うんです。


私はその想いに触れ、

七島い を使って

実際に草履を作ることで

私も橋渡しのお手伝いがしたい。

と強く感じました。


まずは

収穫のお手伝いに行かせてもらいます!


そして、ゆくゆくは

私も 七島い を栽培したいと思います。


出会えてよかった。


繋げてくれた千春ちゃんありがとう。


草履を作りたいって言ってくれた

ようちゃん、ワッキー、あっちゃん、

ありがとう。


そして、シンヤさん、

本物を伝えてくださって

ありがとうございます。


繋がりに感謝です。

画像3


達痲草履工房



お試し暮らし75日目

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?