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日曜日のクルーメイト #0028 GIDDAP!!!『月と日の后』刊行!『剣樹抄』ドラマ化!

GIDDAP!(進め!)、クルーメイト!
トップに素敵なイラストをお借りし、ナポレオンばりの意気軒昂さで迎えております今週の日曜日、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

冲方は今月から発表が増え、大変わくわくしております。
長い月日をかけて書き上げた小説が、皆様のもとへ旅立ちのときを迎えたことも嬉しければ、小説から新たなコンテンツが生まれる光栄に浴することも大変嬉しい。
というわけで、今週もドウドウと参りましょう。


『月と日の后』 9月17日発売

八重洲ブックセンターさんでのオンライン企画、『歴史街道』誌のO編集長との対談形式にて『月と日の后』について、はたまたO編集長とのあれやこれやをお話させて頂きます。

そして、書店様からゲラの感想も頂き、編集者と大いに喜んでいる次第。

また、書店様向けに、小説のあらすじや時代背景を載せたミニチラシを作成するとのこと。
見つけて頂いたときは、ぜひお手にとって頂けましたら幸い。

いよいよ来週発売! 三年がかりで書かせて頂きました藤原彰子の一代記、ぜひお楽しみ下さい!

『剣樹抄』ドラマ化!

こちらも、ついに発表されました!

小説がドラマ化されるのは『剣樹抄』が初めて
台本の準備稿を拝見しておりますが、なるほどと思わされることが多く、大いに学ばせて頂いております。

またこのご時世では制作の苦労もひとしおのはずですが、艱難辛苦をものともしないエネルギッシュさは、こちらも見習わねばなりません。


作品世界につきましては、特設サイトにて!
「登場人物」のページでは、槇えびしさんがイラストを描いて下さっています。



なお槇さんの『天地明察』コミックでは、壮年の水戸光圀公が登場!


冒頭立ち読み
はこちら!

ぜひお楽しみに!
冲方もとことん楽しみです!

コメント・コーナー

恒例のクルーメイトから頂いた、ツイートコメントをご紹介。
その前に、槇えびしさんがさっそく反応して下さって嬉しい。

ありがとうございます!
いよいよ映像で光圀公たちの若き頃が見られる日が来ましたよ!
撮影の様子など、ぜひ詳報をお待ち下さい。

新条拓那さんからのコメント!
「いったい!?」 最初にお話を頂いたとき、冲方も似たようなリアクションをしたものです。ビックリわくわくです。

こちらは薔薇肉舶載さんのコメント!
そうなんです。意外とすぐなんです
そして人物たちのビジュアルもさることながら、キャストの殺陣の評判も聞いており、アクションにも大期待なのです。

なお、実は『蒼穹のファフナーTHE BEYOND』の公開日がぴったり重なっております。
業界の慣習によるところもあるのでしょうが、こういうことって実はしばしばあるんですね。『マルドゥック・スクランブル』のときも『天地明察』のときも、手応えのあるものほど劇場公開といったタイミングがお互い重なっていくのが不思議なんですよねえ。


さてお次は、前回出た話題の一つ、「AIダンジョン」について。

こちらは、森人さんからのコメント!
これ、編集者なのか作家なのか、というのは根が深いものがあるなあ、と思いました。
つまり、著作権や契約の問題でですね。今の一般的な編集者と同様とされる限り、何かたまたま素晴らしいものが出来たとしても、おそらく権利を持つことは難しいでしょう
そうなると人のやる気を刺激するのは難しく、我こそはと参加する人が増えにくくなります。
初音ミク・コンテンツや、自動運転カーにおける保険のように、「利益や義務が誰のものであるべきか?」という議論が、AIを使った小説コンテンツでも本格化することでしょう。

そして仰るとおり、AIそのものにも新たな問題が生まれておりますね。

テクノロジーと偏見の新たな関係が、新旧の議論を刺激し、エンタメにおけるAIの位置づけにも影響を及ぼすことが予想されます。
これまでAIといえば、超然とした中立者のごとく描かれがちですが、バイアスの塊のような、どうしようもなく迷惑なAIも、いずれキャラクターとして登場するかもしれません。

さて次は、こちらも前回、ちょっと言及した件について。

kurekure_kunさんからのコメント!
この件ではkei.さん、新条拓那さんからも、同様のコメントを頂いております。
メディアミックスものは、どうしてもコンテンツが一過性になりがちで、ケアが届かない場合がありますが、今件については前向きに検討してもらっているはず。
ぜひ朗報があることをご期待下さい。

さて。
いつも様々なコメントありがとうございます!
是非、思いついたことや、作品あるいは記事の感想、リクエスト、不意を突く飯テロなど、「 #日曜日のクルーメイト 」のハッシュタグにてツイートして頂くか、記事の最後のコメント欄にお気軽にメッセージを下さい!

スーパー冲方大戦Ⅱ コメント・コーナー

今回コメントを二段落に分けてみました!

作中で(読者に犯人を推測させないよう)死んだようにみせかける手法を先攻法(バールストン・ギャンビット)というようですね。
近頃では、ホームズ自身が、しばしば映像コンテンツで死んだかと思わせております。

生きているふりは、権力者がしばしばやること。武田信玄の死を偽ったり。生きてる伝説が一人歩きしたりもしますね。
白の仲間たちは幽霊になってのち、どんな活躍をすることになるのか。

白くん、何もできないがゆえの生存キャラとなっており、そういえば同じような傾向で、シュピーゲルの赤と紫にだいぶ可愛がられておりました。
緑くん、大変しぶといです。実はなかなかの悪党な緑くんの分身は、果たして役に立つのでしょうか。冲方にも予想がまったくつきません。

ではここで、前回の投票の結果をみてみましょう。

スーパー冲方大戦Ⅱ 第9回投票結果

おう、これは参った。
ここは、酸素室サボタージュで、クルーメイトを二手に分断すべきではと冲方は思うのですが……なんと通信妨害がトップに。
ここで、カメラと位置センサーを封じる理由はなんなのか……? これまでで、最も筋立てが厄介な展開になりました。
こうなったからには、腰を据えて白の立ち回りを見届けねばなりません。

さあ、いよいよ佳境も佳境!
果たして白は逆転なるか。レッツプレイ!

スーパー冲方大戦Ⅱ 第10回


【前回までのスーパー冲方大戦Ⅱ】
水 《どこにもいないが、どこかにいるらしい。フリック・ポイントのなせるわざだな。今はこの医療ポッドに設定されてるようだ》

白 ぐすん、ぐすん……。えっと……、緑くんが残してくれたっていう手札がどの部屋にあるか確認したあと、サボタージュで勝つしかないかなって……。

緑 本人ではありません。緑の手札のデコイの緑くんです。
白 えええ? そういうこともできるの?

白 あ……! 水色くんの姿が消えていく……!
水 《いいか、君がすべきサボタージュは……!》

【カフェテリア】

水《いいか、君がすべきサボタージュは……通信障害だ……!》
白 ええっ? 通信って、なんで? あ……水色くんが消えてしまった……。うう、心細いよ……。
緑 また何かのきっかけで声を交わせるだろうと水色くんが言っていると緑が言っています。
白 緑くんの声が聞こえるの?
緑 はい。幽霊の世界は大変自由に動き回れて楽しく、ついでに君を助けることもできそう、だそうです。
白 すごい。とっても頼もしいけどなんで通信障害なのかわからないよ……。僕はてっきり、船員を全滅させられるようなサボタージュを……。あ、そうか! 幽霊は自由ってことは、船員がいる場所がわかるってこと?
緑 はい。今のところ、青と銀色が管理室でタスクをしています。黄色と紫も酸素室でタスクをしています。あと、灰色と藍色がシールドルームでタスクを終えたあと、酸素室の前の通路でぶらぶらしているぞ、と水色くんが言っているよ、と緑が言っています。
白 待って。『今日こそ明日から(とんかつ)マップ』で、船員の位置関係を確かめるね。



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白 そうか、わかったよ!
 船員を全滅させられるサボタージュは、原子炉と酸素室の二つだけ。酸素室の場合、酸素室と管理室の両方で修理しないといけないけど、ちょうどどちらにも人がいてすぐ直されてしまう。
 やるなら原子炉だけど、問題は灰色なんだ。
 この赤い点は、監視カメラの位置を示している。 
 灰色が、酸素室の前の通路から動かないってことは、監視カメラに気をつけながら、藍色を使って黄色を殺すチャンスを待ってるんだ。
 たぶん灰色はすでに、停電意外にも藍色を赤にする手段を見つけている。
 そしてチャンスっていうのは、僕がサボタージュをすることだ。
 灰色はサボタージュに合わせて、修理なんか考えず、赤に黄色を殺させたあと、自分が死体の発見者になって、会議を招集する。そうすればサボタージュの修理のことは考えなくていいから。そして会議でインポスターである僕を追放すれば、この船に灰色の邪魔者は一人もいなくなる
 つまり、サボタージュを成功させたいなら、灰色の行動を止めるかコントロールするかしないといけない。
 だから、通信障害なんだ。
緑 白くんの物わかりの良さってすごいんだね、と緑が言っています。怖くなるくらいだ、と水色くんが言っていると緑が言っています。
白 よし。みんなの位置が変わる前に行動しないと。偽緑くん、一緒に来て!
緑 わかりました。

【カフェテリア】
白 さあ、通信障害だ。

 サボタージュ 通信障害

 管理室のモニターとセキュリティの監視カメラが機能停止した。

【管理室】
青 あー、もー。モニターで部屋の人数見よーとしたのにさー。なんも見えねーっしょ。
銀 会議もできなくなるし。誰かキルされたかもじゃん? 修理しに通信室行く?
青 タスク終わったし、行こーか。

【通路 シールドルーム=酸素室間】
灰 監視カメラの光が消えたか。意外なことだ。どうやら私に行動を起こしてほしいらしい。藍色よ、近づいてあのカメラのレンズを見るがいい。
藍 あれは……虹色が持っていた道具と似ている。む? 声がする?
灰 そら、お前の真の姿があれに映し出されるぞ。
藍 聞こえる、姉さんの声が……!
灰 お前が報復すべきは黄色だ。お前を追放したあの小僧だぞ。

 藍色が赤へ変わっていく。

 灰色が通路から退いていく。

 代わりに、黄色と紫が酸素室から出て、通信室へ向かおうとしたところで、赤と出くわした。

黄 なんだと? 赤がいる!?
紫 逃げて下さい、黄色! やめてーっ!
赤 私はお前に報復する。

 ベントから白と緑が現れた。

白 偽緑くん! 黄色を守って!
緑 白くんの言う通りにするんだと緑が言っています。

 緑が赤をベントへ引きずり込んで管理室へ移動した。

【管理室】
赤 私を妨げることは許されない。
緑 インポスター同士は攻撃出来ないよ、と緑が言っています。
赤 ……世界が遠のいていく。報復のときは、いつ訪れるの。

 赤が藍色に戻っていく。

【通路 シールドルーム=酸素室間】
灰 どうやら白は、はなから私に刃向かうつもりだったらしい。カフェテリアで誰かに会議を開かせ、しっかりと白を従順にさせるか、さもなくば追放してやるしかあるまい。

白 黄色さんを灰色が狙っています! 二人とも僕と一緒に逃げて下さい!
黄 待て、白。君はどこから……。
紫 怪物です! 怪物が現れました!

 シールドルームに配置された緑の手札から、巨大な脈打つ風船のようなクリーチャーを現れた。
 風船が通路に出て、灰色の背後から襲いかかった。

灰 次から次に、私に刃向かうとは。これはしっかりと、しつけてやらねばならんな。

 灰色が目にもとまらぬ銃撃で風船クリーチャーに弾丸を放った。
 風船クリーチャーは自爆した。
 灰色は自爆に巻き込まれ、閃光と爆音で感覚器官が麻痺した。

灰 なんと! 私としたことが……! 白や緑ごときが……私に逆らった罪の重さ、必ずや味わわせてやらねばならん……。

【ウェポンルーム】
白 さあ、今のうちにカフェテリアへ!
紫 はい!
黄 何かがおかしい。白はなぜ灰色が僕を狙うタイミングがわかったんだ。こうなったら、カフェテリアで会議を開かせて真偽を明らかにしよう。

【通信室】
青 何今の? なんか外で爆発したっしょ。行って見よーよ。
銀 ちょっと待ってよ。もー、これ面倒くさい。せーの……直った!
青 ヤー。
銀 イエーイ。
水 《仲良くハイタッチしているところ失礼》
青 わ!?
銀 え? 水色の声?
水 《めでたく僕が最も得意とする部屋にフリック・ポイントが設定されたようだ。君たち、よくもあんな灰色を放置して僕を追放してくれたな。幽霊の身で、というのも変だが、今の状態でも可能なことを遠慮なくやらせてもらうぞ》

サボタージュ 原子炉

青 えー、マジぃ!?
銀 あー、もう幽霊なんだから大人しくしてなっての。

【カフェテリア】
黄 しまった。これでは会議ができない。紫、このまま原子炉に向かうぞ。

サボタージュ ドアのロック

紫 ドアが閉められてしまいました!
白 ごめんなさい。あなた方をここから移動させるわけにはいかないんです。
紫 白さん? 何を言っているのですか?
黄 そうか。やはり君がインポスターなんだな、白。
紫 ええっ? で、でも、それならなぜ私たちを守って下さったのですか。
白 そうしないと勝てないから。

【保管庫】
青 こんなサボタージュ、さっさと直しゃいーっしょ。 

 配置された緑の手札から、炎の柱が出現した。

銀 熱っ! マジ熱いって! 火事? 何これ、どーやって消すの?
青 火事じゃなくて、クリーチャーじゃん?
銀 もー、邪魔だっての!

【カフェテリア ドアの前】
灰 味と匂いを辿ってきたが、これはカフェテリアのドアが閉じているに違いない。聞こえるか、黄色よ。原子炉が修理されるまで会議は開けんとなれば、お前が今すぐそこにいる白に殺されるほかないのだ。そうすれば紫が死体の発見者となって会議を開き、このサボタージュをいったん食い止めることができる。船の安全はお前の犠牲にかかっているのだぞ。

【カフェテリア】
紫 ドアの向こうから呪いのような声が……。
黄 なるほど。そうやって白を追放すれば、めでたく灰色にとっての勝利というわけか。だがしかし、当然ながら白は……。
白 はい。誰も殺す気はありません。
紫 助けて下さったのは、あなたが全員に勝利するためなんですね。なんてこと……。

 ドアロックが解除された。

紫 ドアが開いた!
黄 今からでは遅い……青と銀色が間に合えばいいが。
灰 愚かな……なぜさっさと死なぬのだ。
藍 ドアが開いた……いったい何が起こっているんだ。

白 あ、偽緑くん。ありがとう、赤を止めてくれて。
緑 こちらこそありがとう。おかげで上手くいったよ、と緑が言っています。

 原子炉のサボタージュ成功まであと五秒

【保管庫】
 青と銀が猛烈にばさばさと斬りつけ、炎の柱を倒した。

銀 急がないとやばいって! え? 何してんの?
青 特甲を転送。

 青がトンボの羽を生やした機械の四肢を現した。
 青が銀を抱えて、猛スピードで飛んだ。

銀 うっわ、すっごーい!! これ、最高ーっ!!

 原子炉のサボタージュ成功まであと三秒。

【下部エンジン】

 サボタージュ ドアロック

水 《ははははは、悪いな、お嬢さん方》
銀 うわ、水色の声がする。
青 あー!! もー!! 原子炉行けないじゃん!! 最悪!!

 原子炉のサボタージュ成功。

 メルトダウンによって船が溶け始めた。

【カフェテリア】
黄 これは見事にやられたな。僕と灰色の不和を上手に利用されたわけだ。
紫 万里眼でも心の内側は見えないことがよくわかりました。
灰 黄色が犠牲になることを恐れたせいで敗北するとは残念だ。
黄 ぬかしていろ。貴様が真っ先に赤に殺されていればよかっただろう。
藍 船が終わりを迎えるのか。燃えている。革命の炎のようだ。
灰 やれやれ、船を下りる頃合いか。そもそもなぜこのような場所に来たのやら。
黄 壁の扉が開いた。行こう、紫。
紫 はい。どれだけ万里眼で姿が見えても、心の中は見えないことがよくわかりました。本当に見なければいけないものは何かということも。

藍 私は姉さんを探しに行かねば。さらばだ、灰色。
灰 お前はお前の内側をよく見つめることだな。
藍 どういうことだ?
灰 そうすればもう少し使い出があったかもしれんということだ。私はこれで失礼する。
藍 最後までつかみどころのない人物だったな、灰色は。さて、私もおのれの務めへ戻らねば。

白 ゲーム終了ってこと?
緑 これでお別れだね、楽しかったよ、また会えたらいいね、と緑が言っています。
白 緑くん……。
緑 この勝利は君の健闘のおかげだ、またフリック・ポイントが重なることを願っているぞ、と水色くんが言っていると緑が言っています。
白 二人のおかげだよ。また会いたい。心からそう思うって伝えて。
緑 もう伝わっているよと二人が言っています。

 緑が手札の姿に戻り、ふっと消えた。

【原子炉】
 青が特甲を還送して普通の姿に戻った。

青 あーあ。間に合わなかったし。
銀 でも、青って、すっごいよねー。
青 へへへ、銀もやるじゃん。
銀 また遊ぼーよ!
青 うん、また遊ぼ!

【カフェテリア】
白 みんなそれぞれのドアから出ていっちゃった。あ、僕が入って来たドアが開いた。

 あなたは入って来たドアから再び元の部屋に戻りました。
 見ると、ラップトップ・コンピュータにはこう表示されています。

『インポスターの勝利』

 白、水色、緑、赤が、誇らしげに並んでいる様子が映し出され、あなたは微笑ましい気分で、壁際の椅子に腰を下ろし、目を閉じました。
 あなたの心はすぐに、ここであったことを忘れていきます。
 素晴らしく大変なことを成し遂げたという満足感だけがしばらく残っていましたが、やがて何も思い出せなくなりました。それからすぐ、その姿が部屋から消え、元いた世界に戻っていきました。

 おしまい。

あとがき

スーパー冲方大戦Ⅱの執筆に手間取り、今週またしても投稿が遅くなりました。いやあ、大変だけど、楽しかった!
というわけで、全10回にて決着。
最後まで白の選択である投票が読めず、また各人の異能や、考え方の違いなど、ドラマが多彩になったかと思います。
白くん視点で話が進んでいたため、幽霊側が描けなかったのがちょっと残念。

久々に書いたキャラたち、なんとも懐かしくなりました。
緑くんや、紫・黄・黒の物語が、早く電子化されることを願っております。

さて。
先週・今週と、立て続けに告知がありましたが、続いてインタビューや対談なども後日ご報告いたします。

それにしても。
世の騒がしさを経てのち、エンタメはどう変わっていくのか。
同じ登場人物、同じ物語でも、僅か数年前と今では、読者の受け取り方そのものが、とても変わったのを感じます。
この先、より良い作品作りをはかるため、世の動向を見守りたいと思います。

それでは良き日曜日をお送り下さい!
冲方丁でした。




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