スマホの悩み

スマホはもう生活に必須のアイテムなのは誰も否定できないと思う。
障害がない皆さんにとってもそうなのだけど、俺のように視覚障害があるとこれまたスマホの重要性は強いのだ。
それがどんなものかというのは、ここでは会えて書く必要もないだろう。情報がたくさんある。その気になれば視覚障害者のスマホ利用についてのコンテンツはわりとある。
今日俺がここで書こうとしているのは、超個人的で、超どうでもいい悩みである。
結論から言うと「好きな方使え!」である。

でも、これが俺の中ではなかなか悩ましいのだ。


もし、お時間のある方は、この下の思い出話からお付き合いいただけるとうれしい。



思い出



そもそも俺がスマホを持ったのは2011年のiPhone4S発売直前に買ってしまったiPhone4である。
そこから使い始めた。しかし、そのときすでに大きな大きな問題にぶつかっていた。


日本語の問題



それは、日本語入力時の予測変換を確認できない!ということだ。

その頃は、キーボードやアイコン、テキストメッセージなどはもちろん読むことができたのだが、キーボード上部の予測候補のところを触っても何もフィードバックがなく、押せるようになっているかどうかすらわからなかったのだ。
そんなころ、Android端末では、アプリを入れることで、予測候補も無事に読めて、ちゃんと仮名漢字交じりの日本語が打てるという話題を見かけた。

さすがにスマホをもう一台手に入れるわけにも行かなかったので、オークションで適当なタブレットを購入してみた。
もちろん適当なものを買ってしまったので、目的のことをするためのアプリが入らなかったという経験もした。

そこでシステム要件を深く確認する癖がついたのは良い収穫だったと思う。


漢字が打てるようになる


いつになったらiPhoneでも漢字を混ぜた文章を書けるようになるのだろうかと思っていたのだが、iOS6のころ、つまりiPhone5SのタイミングでアップデートされたiOSから漢字の予測候補を確認できるようになった。

Androidもアップデートされつついたのだが、どうも不安定な感じだったのと、その当時は、明らかにiPhoneの方が好ましかったので、そんなに気にしないでいられた。


早送りして


ぐぐっと早送りして、2019年以降は、この状況が一変する。Androidも大分安定し、iPhoneと大きく変わることなく全盲でも運用するためのハードルが下がった。
そんな頃、どうにか手に入れた機種をメインに切り替えたりしてiPhoneとAndroidを行き来している。
それはそれで楽しいのだが、俺はどうしてここを行き来しているのだろうか?塗布と思った。


iPhoneは整備された公園


そう、、おのよく行き届いた感じは心地良いのだけど、時として退屈になってしまう。
父はエンジニアだったことは前回の記事で書いたが、俺にもやっぱりその血が流れている。
なにか工夫する手段、組み合わせて運用してみるというある種のつぎはぎ感を欲しているのだと思った。


Androidの自由な感じ


そう、俺はもしかするとAndroidの自由な感じ、ちょっとつぎはぎっぽい感じ?メーカーごとに味が違うことに魅力を感じているのではないだろうか?と気づいた。生前父はガラケーだったし、スマホは持たなかった。それでもおそらく父が生きていたらiPhoneよりもAndroidを選んだのじゃないか?と思えてならないのだ。
どこかで父と同じような道を歩きたいと思って生きている俺がはっきり見えてくる。
それは、思いやりの示し方、誠実さ、あるいは冒険心、それか、持ち物や使ってみようと考えたであろうものなど。

きっとそうだ。父のようになりたいのだ。
もちろん、同じものを持ったところで、父のようになれるはずもないし、なる必要もないのだけど。
今はどちらも運用して、好きなときに好きなものを食べる・・・みたいなことをしているのでそれで落ち着いているのだが、まだまだこんな行ったり来た利が続きそうな俺を妻は半分あきれていることだろう。俺自身も自分にちょっとあきれているのだから。
まあ、もうこれは趣味なんだ。きっと仕方ないと言うことにして終わりにしよう(;゚ロ゚)

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