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痛み耐性がありすぎて、あんまり参考にならない出産記録になった件

6月中旬に、予定日前倒しで第一子を産んできました。母子ともに健康です。健康すぎて一か月検診で診断書取ってきて産後休暇前倒して、産休だけ復帰かますくらいにな……。

なおこれ、諸事情と各種バックアップ条件が整ったのでこういうパワープレイしていますが、原則的にあまりお勧めしません。また、このパワープレイは法律で認められています(!)

この復帰話はもし需要があるなら書こうかな……。

そして、大体出産レポって「想像以上に痛かった」という感想が多いので私は結構真剣に身構えていたんですね。

真剣に身構えた結果、即断で無痛分娩にしましたし、不妊治療からお世話になっていた某お産で有名な病院(これでわかる人はわかる)で産みましたし、まぁやれることはやりました。

しかしその結果、

私が他人がドン引きするほど痛みに強い体質だった

ことが判明するという衝撃的なオチがくっついてきたというね。36年間知らずに生きてきたわマジで。


ドン引きポイント1:前駆陣痛に対して半信半疑

大幅な予定日前倒しになってしまったと書いた通り、入院当日は「まだ出産まで予定あるし、お産進めるために歩こう!」と普通に夫と出かけて、モリモリ歩きながら食事したり買い物したり遊んだりしていました。

その前から偽陣痛的な軽い痛みはあったので、一応時間間隔の記録だけはとっていました。でもその痛みも「生理痛がちょっとひどい?」程度で、まぁ全然やり過ごせる範囲だったんですね。

そして、その晩の深夜、なぜか「ちょっとひどい生理痛」が「6~7分間隔で来る」ので、半信半疑ではあるものの、一応「前駆陣痛っぽいもの?」と判断して、夫にも送ってもらう準備してもらいつつ病院に電話をかけました。

でもまぁ「ちょっとひどい生理痛」程度なので普通に電話はかけられるし、これが陣痛なのかは半信半疑でした。とはいえ病院に状況を説明したら「一度来てください」ということになったので、深夜に病院に乗り込みました。

診察の結果も「子宮口もまだあまり開いていない(1cm)し、まだまだ時間かかりそう」というのと、私が割合落ち着いていたものの、病院と自宅にそれなりに距離があったので、「一晩様子をみて、朝にまた判断しましょう」というグレーな話になっていったん入院と相成りました。

結果、この半信半疑の「前駆陣痛っぽいもの」がマジの前駆陣痛だったっぽいんです。なぜわかったのかというと実母も同じ体質で「そうなの~、私も4回とも陣痛があまり痛くなくて半信半疑だったの~」ととんでもないコメント残されたためですw

でもこの段階ではまだ「私が不安がってるだけなんだろうな~。予定日より1週間以上早いし、ワンチャン病院から帰されることもあるかもな~」と思ってましたwちがうぞ、その翌日産むぞと言ってやりたいw

ドン引きポイント2:ギリギリまで麻酔入れるのを引っ張り、陣痛の合間を縫ってLINEしまくった

私が産んだ病院って、結構「妊婦にやさしくしまくる」方針のところなので、本人が「痛い!麻酔入れて!」と言ったら結構序盤でも入れるらしいんですが、私の場合は超前倒しだったこともあって、入れてもらえませんでしたw

そこで、妹(助産師)のアドバイスもLINEで受けつつ、子宮口が十分開いてくるまで陣痛に耐えてました。深夜という時間帯もあったので一人で耐えるという……w

ただ、通常はギリギリまで麻酔入れるの引っ張りまくってる状態ではLINEなんてできないらしいんですよ。私自身は陣痛の波が引いたら普通にスマホ見れる感じだったので、痛みに耐えるためにも情報入れる必要があって、やり取りしまくってましたけどね……。
これには後日、ちょっと妹にもびっくりされました。

あと、病院からは「睡眠導入剤」も提案されたんですが、妹からも「お産で睡眠導入剤入れたらせん妄出た人いるよ」と言われ、父(医師)からは「睡眠導入剤とか要らん」と即答されたことを踏まえ「課題(陣痛)に対する対応があってねーだろ」と私も思ったので全力で拒否り、深夜に麻酔突っ込んでもらうまで当直の助産師と軽くバトりました。一生忘れねーからなw

しかもそのバトってる間に子宮口3cmまで開いてたしなw

本来は別に病院名言ってもいいと思うんですが、このエピソードがあるので病院名伏せています……。

いやでも、書いてみて思いましたが、処方についてバトったり考える余裕あるってのもドン引きポイントなのかここ……。

ドン引きポイント3:出産後割と速攻で立ち歩いてしまい、ナースステーションの話題になってしまう

出産自体は、実は深夜に麻酔入れてもらうためにバトったくだりが一番痛く、麻酔を入れてもらって以降はしっかり眠れ、翌朝に陣痛促進剤を点滴してもらったら割とあっさり産めてしまったのでした。

あっさり過ぎて、朝車で病院に向かっている夫が間に合わないかもしれない……とずっと心配していたレベルw(結局ちゃんと間に合いました)

いきむのも全然普通にできて、本番は大変安らかでしたよ!麻酔かかってるから会陰切開時も正直よくわかんなかったし!w

生まれてすぐのお子を抱いたときは感極まって泣くくらいうれしかったですが、それ以外は実はあんまり書くことがない程度にはしゃんしゃんと進んだのでした。本当に安らかだったので、次も絶対無痛にしようと思いました!

しかし、会陰切開は産んだ後のほうがよっぽど痛いので気を付けてくださいな……w

というわけで、病院から「入院手続きしてくださいね」と言われ「はーい」と素直に入院窓口に向かうためにナースステーションの前を通って手続きしたんですが、それがちょっとした噂になっていたらしいです……(諸事情で知りました)

具体的には「あの歩いてた人、さっきお産した人でしょ……?大丈夫?(ヒソヒソ)」的なノリ。

今思うと、出産直後は生存本能からバキバキにアドレナリン出てて、痛みキャンセルしまくってたこともあって動けてしまってたんですよね……方々にSlackなどで出産報告速攻入れたりとか、傍から見ると「まじ???????」というムーブをしてました。

この後もあんまり参考にならない記録が続く件。しかしワンオペ育児撲滅への誓いは強まった

なんというか、今のところ

  • 実母サポートで上げ膳据え膳昼寝付きの結果、産褥期の回復早め

  • 夫の主体性高めなので阿吽の呼吸ができる

  • 割とまとめて寝れ、ミルクもよく飲める子なので深夜対応長引きにくい

  • 妹の授乳指導の結果、母乳も哺乳瓶も飲める子になり、好き嫌いも薄いので授乳戦略立てやすい

  • 私自身が目覚ましなしでナチュラル覚醒であれば、細切れ睡眠でも深夜対応乗り切れる体質

という感じで条件に恵まれていて、ありがてぇ~って感じで日々暮らしています。

当初はスリーオペ(夫婦+実母)、今はツーオペ(夫婦)体制でのりきれたからこそ、今も「できれば二人目ほしいなぁ」と思えているので、ワンオペ育児はやっぱり撲滅したい!!!!!と実感するようになりました。

たぶん子供の条件そろってても、ワンオペだと最初の産褥期の段階で絶対詰んでたと思います。地味に退院後も会陰切開の傷とか子宮収縮痛かったしな……しかも眠いしな……。退院直後は授乳して用意してもらったご飯食べて細切れで寝るだけでも結構大変だったので、あの状態で家事もしろとかそれ拷問だよ?????さらにそういう極限状況下の妻の前で「子育てわかんない」とか平気で言ったり家事に文句付けたり飲みに出かけたりする世の夫って正気なの?????サイコパスなの?????この痛み体験してみる?????ってとこまで思ったよ正直。

したがって冗談抜きで今回、「夫しか勝たん」と思いました。産褥期はガルガル期でもあるらしいんですが、ほとんどガルガルせずに乗り切りました。

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