気づくといない、傘
今日はなぜか、傘をもって電車に乗ることにしてしまったのだ。
いつもは歩いて向かうはずのその道を、
やる気のなさを誤魔化すために目先を変えようとしたあがきの結果。
電車から降りたら気づいてしまったのだ。
私の手がやけに軽いことに。
「えっ…傘ないですやん!!!!!!」
きっともう遅い。
あの傘は遠くに運ばれてしまったのだ。うっかり埼玉とかに。
しかも間が悪いことに、今日の帰りは豪雨予報。
あの傘がいればよかったのに…と悔いてももう遅い。
「でも間に合わせのビニール傘なんてちょっと嫌だし…」
と言い訳をして、
運よく小ぶりになった雨の中を髪の毛を濡らして帰ってきた3月の夜。
【あとがき】
単に「傘なくしちゃった~ぴえん」な話を散文詩っぽく書いてみた試み。
傘ってどうしてこんなに手軽に失くしてしまうのでしょうか。
1万円の傘とか買ったらぜんぜん違うんでしょうかねぇ。
ちなみに、私の場合モノをなくすときは「注意力落ちている」証拠だったりするので、
気づいた直後は朝っぱらから普通に凹んでましたwwwwwwww
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