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【餅】 #2019年のベストNOTE 12月期【炎上メカニズムについて】

よく来たなお望月さんだよ。
空位であった「12月」のベストNOTEを紹介するよ。(購入部門)
今日は少しだけまじめな話です。

※これから紹介する記事はマイナスカルマ行為であることをご留意ください。個人に対する記事であるため紹介を躊躇しましたが、内容的に公共性があり、また記事の内容も本人チェック済みでありネガティブ一辺倒ではないこと、そして、私の周辺環境でもチラホラ見え始めている状況に危機感を覚えているため、敢えて紹介させていただきます。

じゃじゃまるさん
真説・ミヤハヤ夜話

(有料記事500円/無料で全て読むことが可能)

「この人の炎上メカニズムをちゃんと理解できれば、ネット上におけるトラブルの根底にあるものが理解できるかもしれない」という予感と、「この人、このままだと死ぬな」という懸念が存在していました。(本文より引用)

約3万7千文字の渾身のルポタージュ。
インターネット本来の愉しみ方であるヲチ(ネットウォッチ)行為についての説明とヲチ対象の解説から始まり、炎上しがちな氏の言動や好人物ぶり、「そういうとこだぞ」を経てやがて「この人このままだと死ぬな」、恐怖のデビル行為に至り、インターネットが人を殺していく様を目撃していくことになります。

この記事は、NOTE内の「互助会」の近況を調査する際に偶然発見された記事であり、私は著者(じゃじゃまるさん)やミヤハヤ氏に対する知見はありません。まったくのノータッチ界隈。

ですが、インターネットの(自分をナウシカだと思い込んだ)有象無象がワンチャンを目指し血を吐いて倒れていく姿を見届けてきた我々にとってはどこか懐かしい世界でもあります。

本文でも語られていますが、ヲチ行為が継続するごとに、いわゆる「アンチ」の質が変化して「理解したい」「こういう意味では?」等の情報量が増えてきて「アンチが最大の理解者」「無責任肯定デビル」の姿が浮かび上がり、氏の「理由」「誠実」「納得」「理解」がパーツとして解体されていくにつれ、なんとか親しみというかなんというか、何か生暖かいものがふつふつと湧き出して、作劇用語でいうところの「カニと修造理論」が見事に成立し始めます。

「カニと修造」
感情移入の度合いはその人物の善悪や好悪ではなく、どれだけ長い時間描写されているかで決まることを意味する用語。

この記事に出会わなければ、Twitterやインターネットで即日ミュート/ブロックして「無意識に殺す」ことになったであろう世界を知ることができました。そして、NOTEでも垣間見える「インターネット生きづらさ」を絶え間なく発信しているNOTERに対する理解や事情の認証につながると思います。

そして私は変わらずインターネットでなんらかをサクセスしようとする人々を生暖かく見守らず、(色々な事情があることを承知の上で)粛々と即日ブロックを続けていくのです。守ろう心の王国。

おわります


いつもたくさんのチヤホヤをありがとうございます。頂いたサポートは取材に使用したり他の記事のサポートに使用させてもらっています。