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【映画評論】ニンジャスレイヤー映画における9つの感情表現(パッション重点)

ニンジャスレイヤー映画には《パッション重点》という9つの感情表現が必ず組み込まれているといいます。大作映画になるほど要素が多く含まれるため上映時間が長くなることになります。この辺はインド映画にとても良く似ていますね。アッハイ似ています。わかりましたか。アッハイわかりました。

9つの《パッション重点》

(1) ヨイデワナイカ (恋情/情欲)

(2) ムハハハ (笑い/ユーモア) 

(3) アワレ (悲しみ)

(4) ザッケンナ (怒り)

(5) ワッショイ (勇敢)

(6) アイエエエ (恐怖)

(7) ヤンナルネ(嫌悪)

(8) ゴウランガ (驚き)

(9) アッハイ (平安)

超大作映画『ゲイシャ・カラテ・シンカンセン・アンド・ヘル』を例にとって説明してみます。

(1) ヨイデワナイカ (恋情/情欲)

・オイランは行きずりの男と恋に落ちる
・サイクロプスは情欲のために暴走する

(2) ムハハハ(笑い/ユーモア) 

・ヤクザオリンピック
・サラリマンの欺瞞的なユウジョウ

(3) アワレ (悲しみ)

・少年はジェノサイドを睨み付ける
・ジェノサイドから脳細胞と共に記憶が零れ落ちる

(4) ザッケンナ (怒り)

・理不尽なニンジャの暴威へマシンガンが炸裂する
・スズキが逃げたぞー!

(5) ワッショイ (勇敢)

・ヤバレカバレの生体ハッキングを敢行するサイバーゴス
・車両を激しく上下しながら戦うニンジャ達

(6) アイエエエ (恐怖)

・シンカンセンが暴走! このままでは爆発してしまう!
・残虐ネクロ技でホースバックを仕留めるジェノサイド

(7) ヤンナルネ(嫌悪)

・理不尽なカチグミ車両とマケグミ車両の格差!
・弱いものが群れてさらに弱いものを囲んで棒で叩くなんたるマッポーの一側面か!

(8) ゴウランガ (驚き)

・壮大なジェットエンジン火炎放射!!
・荘厳なサクラ・コリドー

(9) アッハイ (平安)

・黄金立方体が照らす空間で何かを成し遂げるサイバーゴス
・桜が舞い散る中、ホームへ滑り込むシンカンセン。我々は救われたのだ。

つまり、ニンジャスレイヤーはインド映画。わかりましたね?
アッハイ。わかりました。ピンクの光が見えてきました。

なお、ヤクザ映画の9つの感情はこんな感じです。

(1) ザッケンナコラー(恋情/情欲)

(2) ザッケンナコラー (笑い/ユーモア) 

(3) ザッケンナコラー(悲しみ)

(4) ザッケンナコラー(怒り)

(5) ザッケンナコラー (勇敢)

(6) ザッケンナコラー(恐怖)

(7) ザッケンナコラー(嫌悪)

(8) ザッケンナコラー(驚き)

(9) ペッ(平安)


これで解説は終わりです。わかりましたか?
わかりません。
ピンク色の光が見えてきましたか?
言ってることが難しい。あやまれ!!


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