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生方と小説

どうもお騒がせ。生方です。
今回は生方の2022年の目標である「読書」について書いてみようかなと思い立ちました。

なぜ読書?

最初の記事(https://note.com/ubkt8/n/n0d71a9598647)でも書いたのですが、ラジオドラマを書く仕事を7年ほどやらせてもらっております。
ですがその前から作品を書いていたわけではなく、様々な巡り合せの末にそうなったので、作品を書くノウハウは全くなかったんですよね。

当時の番組プロデューサーさんから「小説をたくさん読むといい」と言ってもらっていたのですが、読書習慣がなかなかつかないままダラダラ続けていたんです。
そして「いや、このままじゃダメだろ」と思ったのが今年の1月です。
遅いこと遅いこと。


遅いこと遅いこと。


2022年の読書目標

「読書習慣ナシ人間だけど、まあ本気だせば年間30冊くらい読めるだろ」
という根拠のない考えで目標を設定。
そして11月17日現在、読破した冊数は60になりました。

やればできるというか、もう小説読むのが楽しくて仕方なくなりました。
気が付けば読書習慣アリ人間。
残りひと月半で、あと何冊読めるかなぁ。


実際にこれまでに読んだ小説

ブクログというサイトで読んだ本の記録ができるので利用しています。
表紙が並んでいるのが壮観で好きなんですよね。
よかったら見ていってください。
レビュー書くのはおこがましいけど何のアクションもないと読んだ感が出ないかなと思って5段階評価だけさせてもらってます。おこがましいな。


特に印象に残っている小説

読んだ中で人におすすめしたいなと思った作品を僭越ながらいくつか挙げてみます。僭越。

『満願』米澤穂信

6本の短編ミステリ。
殉職した警察官の話、海外赴任のビジネスマンの話、都市伝説を追う記者の話など毛色の違う作品が並んでいるが、1つ1つのクオリティが高く読ませる力が凄い。読後のゾワッとした感覚がやみつきになる。
「柘榴」「万灯」がお気に入りです。

『ショートケーキ』坂木司

誰からも愛されるケーキであるショートケーキにまつわる5本の連作短編。
各章の登場人物が微妙に重なり合い、視点によってこうも変わるのかと思わされる。
大きな事件は起こらないけど、それもショートケーキっぽさかなと思う。

『オーダーメイド殺人クラブ』辻村深月

長編。クラスの一軍にいながら、友達とは違って「死」に興味を持っている中2の少女アンが主人公。ある日、冴えない同級生男子の徳川が自分よりも死に詳しいことを知り、彼に自分の殺害を依頼。アンの殺人計画を2人で立てていくというもの。 とにかく美しい一冊です。


……と、慣れていないなりに紹介してみました。
様々な作者さんの小説を読んできた中でこちらのお三方、米澤穂信さん坂木司さん辻村深月さんは大好きになりました。これからも読んでいきます。


最後に

人に「オススメの小説ある?」とか聞いてしまうと、教えてもらったものをすべて読まなきゃいけない気になってしまうのであまり聞かないようにしています。教えてくれたのに読まなかったら悪いんでね。

そんなこんなで以上です。お付き合いいただきありがとうございました。


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