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お客様に価値を届け、開発を楽しむ。ユビレジエンジニア組織の『WHY』『HOW』『WHAT』

皆さんこんにちは!ユビレジ採用担当の板倉です!

ユビレジは、“サービス産業のためのデータインフラを整備する”をミッションに、iPad POSレジやQRオーダー&決済のサービスを提供しているSaaS企業です。
今回は、ユビレジでVPoEを務めるIさんに、エンジニア組織について深掘りしていきます。


本日はよろしくお願いします!
今回はユビレジのエンジニア組織の『WHY』『HOW』『WHAT』という部分をお聞きしたいと思っています。
まず『WHY』と『WHAT』に関してお伺いします。
ユビレジのミッション・ビジョンに繋がる話かと思いますが、エンジニアの存在意義に関して、どのようにお考えですか?

I:私たちエンジニアの根底にある考えは、技術的な側面から会社を支援することであると思っています。
機能追加・改善・開発などを通じて、お客様へ価値を届け、使いやすいプロダクトを作り続けていくことがエンジニアの存在意義です。
エンジニアだけではなく他事業部とも協力し、お客様が簡単に使いやすいプロダクトを常に追い求めていく、それがエンジニアチームなのではないかと思っています。
当社はBtoBのビジネスになるので、少しでも不安要素があると使うのをためらったり、解約に繋がるリスクも大きいです。
だからこそ、安全安心をそもそも意識させないくらい安心できるプロダクト作りを大切にしています。運用する側は気を張り、お客様は当たり前のように使える、というのが理想であり、我々のミッションです。

「安心を当たり前にする」という考えが素敵だと思いました!
そのような考えは、仕事の姿勢にも現れていると感じますか?

I:そうですね。関わるプロダクトを自分ごととして捉えるのが大切だとは思いますし、当社エンジニアはそのような人が多いと感じます。
例えば障害発生時にSlack上で通知が来た時、即座に反応し、解決に向け動く姿勢にそのような考え方が顕著に現れていると思います。
良い悪いではなく、エンジニアの中には「自分の技術を磨くことが第一」という考えの方も一定数存在すると思っています。
しかし、当社はチームやお客様の為にも動ける、というようなエンジニアが多いと感じますね。

続いて、「HOW」についてもお聞かせください。ユビレジが機能追加やアップデートをするにあたって、意識していることは何かありますか?

I:2つポイントがあると思っています。
1つは仕事である以上、「コストに見合うか」という点になります。
稼働時間など全ての工数をかけて、本当に必要な機能であるのか?既存の仕様で代替できないか?を考えていく必要があると思っています。
2つ目は1つ目と若干重複しますが「本当に課題解決になっているか?」という点です。
こちらはプロダクトマネージャーとも話し合って意思決定する形になりますが、機能を足すことで弊害が起きないか?本当に必要な機能か?を考えています。

機能追加の取捨選択を非常に大切にされているのですね。
機能要望などは、基本的に営業側から届くことが多いのですか?

I:仰る通りです。カスタマーサクセスをはじめとしたビジネスサイドから方向性を共有されることが多いです。
それに対して、エンジニアが細かなUI/UXを考えていく、という流れが多いと感じます。

役割分担をしっかりとされているのですね。
要望は、どれくらいの頻度で、どのように上がってくることが多いですか?

I:基本的に、ミーティングの場で要望を聞くことが多いです。
その場で各々の意見を聞き、改善するという流れです。
当社には毎週リリース会議というものがあり、エンジニア、CS、テクニカルサポート、デザイナーが参加して、お客様の情報や、プロダクトの内容を共有しています。
この会議は数年前から絶えず実施している当社のカルチャーですね。

会社として、全員で話し合う機会というのは大切にされているのですか?

I:テキストでのやり取りももちろん大事にしていますが、どちらかといえば「ミーティングで一気にやり取りをする」ことを推奨する社風です。
新型コロナウイルスが流行する前は、全メンバー出社し話し合い合意形成を取る、という手法をとっていましたので、そのスタイルは今も続いています。

自社開発のエンジニア組織によくあるSlack上の発信だけで成り立つ開発文化かというと、、当社はそうではないかもしれません(笑)
一気にやりとりをした方がコスパも良く合意形成も取りやすいだろう、という想いによりミーティングを設定し、話をする時間を大切にしています。

確かに他事業部も関わるとなると、一度にまとめる方が良いこともありますよね。

※各チームとのミーティング風景

一方で、各チーム内の関わり方についても伺いたいのですが、マネージャーとメンバー間で1on1などは実施されるのですか?

I:マネージャー次第ではありますが、例えば私のチームでは毎週30分で1on1を実施していますね。
もっというと正社員だけでなく、業務委託の方も同じように1on1をしています。
雇用形態に問わず、事業に向き合う一人のメンバーとして見ています。
別チームでは、月に1度のペースで1on1を実施するなど、チームによる役割や性質によって進め方が異なりますね。

常に、いかにメンバーが仕事をしやすいかを考えているわけですね。
社内でエンジニアのレベルを上げるための取り組みがあれば教えてください。

I:『ユビテック』と呼ばれる勉強会があります。
頻度は2週間に1度、毎週金曜、参加は任意で実施しています。
いわゆる「もくもく会」に近いです。各々がテーマについて調べたこと、実施したことを発表する場になります。
非常にマニアックかつ面白いテーマがよく出てきます!学びが多い、とても楽しい会です。当社の評価の中に「自身の知見を伝えていく」という基準があり、知識を還元する場として活用していますね。

「ユビテック」......ユビレジのカルチャーがあらわれる制度ですね。
これまでお話をお聞きし、エンジニアを支える環境が本当に整っていると感じました!逆に、課題に感じていることがあれば教えてください。

I:実務でのアウトプットは発展途上であると感じています。
まだレビュー側にわかりやすいコードがプルリクエストされていなかったり、コードレビューの承認などはスムーズにできなかったりするので、その点は常々伝えているところです。
まだ属人的な業務になっているところもありますので、新しい人が参画した際に読みやすい綺麗なコードを書ける組織にできればと思っています。

なるほど、良くも悪くも「全体で統一したルールはない」ということですかね......?

I:基本的にはチームごとに開発ルールの取り決めをしています。
開発手法も各チームへ委ねており、基本的にはメンバーの提案を大切にしています。
小規模組織というのもあるかもしれませんが、全員が主体性を持っており、その主体性の先には「仕組み化」「標準化」が大切になるかと思うので、今後のテーマとして重要になってくると想定しています。

ありがとうございます。
最後に「こんなエンジニアに来て欲しい」などはありますか?
見ている方へのメッセージも踏まえてお願いします!

I:技術力ももちろんですが、「社内の課題を自分ごととして捉えてくれる方」がユビレジに合うと思っています。
当社はまだまだ課題も多く、一緒に会社を作り上げていきたいです。
その分1人1人に向き合う量も多く、エンジニアとして得られるものもたくさんあります。
そういった楽しさから「主体性」「向学心」に繋がっているのが、ユビレジの良いところです。必要に応じて他事業部も巻き込み、1人で抱え込まずにチームで成果を出すことを意識できる方が、当社との相性が良いのではと思います。

ユビレジは、世間一般のベンチャー企業へのイメージと比べると落ち着いた社風です。
開発チームの平均年齢は35歳、子育て中のメンバーも多く在籍しています。
あくまで「成果」に基づいて評価をする、という風土になっており、様々なチャレンジもできる、非常に面白い環境です。
興味があれば是非一度お話しましょう!よろしくお願いします。

本日はお時間ありがとうございました!

ユビレジでは現在、一緒に働くエンジニアを募集しています!
少しでも気になる方は以下カジュアル面談フォームからお申し込みください!


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