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COGI vol.3 クリエイティブに課題を解決する - リバースピッチ編 -

COGIとは?

アジア各地のクリエイティブシーンにおいて影響力、求心力をもつ実力者として知られる創造的な思考家たち。彼らの思考と手法を元に学びながら繋がりを持ち、アジア間で「越境」し「共創」するためのコミュニティを築きます。

第1回は、中国の深圳でクリエイティブ業界を牽引するINTOXのEric Zhu氏をゲスト講師としてお招きしてコロナショック下でいち早く売上を回復させたLECESAR PIZZAのクリエイティブ戦略などのレクチャーをいただきました。第2回は、インドネシアのジャカルタをベースにインドネシアのグラフィックデザイン界のパイオニアであるIgnatius Hermawan Tanzil氏をゲスト講師にインドネシアのブランディング事例をもとにしたLecture / 参加者からの質問に対するスポットコンサルティング Open Review / 参加者同士も相互理解を深める Round Table の3つのプログラムを実施しました。

第3回である今回は、これまでの2回とは趣きを変え、Reverse Pitch と題して、プレゼンターが抱える課題に対して、CreatorやProducerなど私たちがCreative Thinker として定義する参加者がアドバイスやソリューションを一緒に考え、お互いに共創・協業の機会を探ることを目的としたプログラムを実施します。

本記事では、プレゼンターや参加者の方々のプロフィールをご紹介します。

開催日時:
2020年7月28日(火)17:30〜20:00(日本時間)

開催場所(ツール):

Zoomにて
*参加者には別途ZOOM IDをご案内いたします

テーマ:
ROCKETからSPACEへ。次の5年をどう作るか。
集団教育という既存の学校教育の型に収まらず、不登校など学校教育の場から隔絶されてしまった子どもたちも、一人ひとりはキラリと光る才能溢れる子どもです。スピーカーである福本理恵氏は、異才発掘プロジェクトROCKETを立ち上げて5年、128名のスカラー候補生が才能を開花させ、成長する姿を見てきました。興味関心から始まる自由な学びと、現場で体感しながらの実学を通じての成長です。次の5年に向けて、子どもたちの学習プロセスを社会(仕事)と接続し、社会に貢献できる力(=生き抜く力)を身につけられるような仕組みづくりの必要性を感じています。参加者のみなさんとの議論を通じて、何かご一緒できることがないか、ぜひフランクにお話しさせていただけたら嬉しく思います。

プレゼンター:
福本 理恵  - Rie Fukumoto -
東京大学先端科学技術研究センター /  人間支援工学分野 特任助教

東京大学先端科学技術研究センターの交流研究員を経て、東京大学大学院博士課程に進学。心のメカニズムを探るべく認知能力(モノの捉え方)についての研究をするも、自身の体調を崩したことがをきっかけに、日々の食の重要性を再確認する。「豊かな心は、楽しい食卓から」をモットーに、「種から育てる子ども料理教室」のカリキュラム作成および運営に携わる。2014年からは東京大学先端科学技術研究センターにて、農と食から教科を学ぶ「Life Seed Labo」を企画、2014年秋にスタートする「異才発掘プロジェクト:ROCKET」のプロジェクトリーダーとしてカリキュラム開発に携わる。2020年7月からSPACEを主宰。

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参加者(順不同)

後藤 太一 - Taichi Goto -

プロジェクト・デザイナー/リージョンワークス合同会社代表社員

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1969年世田谷区生まれ。1992年東京大学都市工学科卒業、鹿島建設入社。1997年UCバークレー校都市地域計画学科修了、ポートランド都市圏自治体「メトロ」成長管理局に勤務。2003年福岡に移り、エリアマネジメント団体「We Love 天神協議会」、地権者協議会「天神明治通り街づくり協議会」、産学官民連携組織「福岡地域戦略推進協議会」を立ち上げ福岡の成長基盤づくりに貢献。徳島県神山町で「神山つなぐ公社」、渋谷区で「渋谷未来デザイン」という地域イノベーションを推進する法人を設計して設立に参画。福岡を拠点にチームを束ねつつ、各地でプロジェクトのデザインを実践中。全国エリアマネジメントネットワークの唯一の部会長。一級建築士、米国認定都市計画士(AICP)。

大島 正幸  - Masayuki Oshima -

株式会社ようび   代表取締役 / やがて風景になる ものづくりの伝道師
株式会社 冒険の森  取締役 / ブランディングディレクター
滋賀県多賀町  町のものづくり ディレクター
一般社団法人 全国道の駅支援機構   理事
国立大学法人 信州大学   ローカルイノベーター養成コース 講師
京都市 京もの担い手育成事業 コーディネーター

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金沢工科大学建築学部卒業。 卒業後、家具職人として修行の後、 2009年岡山県西粟倉村にて、木工房ようび創業。 現在、株式会社ようび代表取締役。 「やがて風景になるものづくり」を理念に活動。 特に、「国産針葉樹」の家具のパイオニアとして知られ、 約7年間で、150種の家具、うち90種は椅子を設計、 形にしている。デザインだけでなく、自ら工房を構えて 制作しているのが特徴で、無垢や木組みの技術など、 生きる術を伝えるべく、職人の育成にも力を入れている。 また、家具、建築、プロダクトへの深い見識を活かし、 複数のアイデア、チームマネージメント技術を相乗的に使った、 マーケティングやプロジェクトデザインの手法も注目され、 全国各地で、木材と地域の新たな可能性を生み出し始めている。 国内外で受賞多数。

Ignatius Hermawan Tanzil   - イグナティウス・ヘルマワン・タンジル -(Indonesia)

LeBoYe / Dia.Lo.Gue artspace
ファウンダー、クリエイティブ・ディレクター

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ジャカルタにあるグラフィックデザインスタジオLeBoYe、そしてアート複合施設 Dia.Lo.Gue Artspaceを運営するインドネシアを代表するグラフィックデザイナーでありクリエイティブディレクター。LeBoYeはグラフィックデザインの分野で数々の国際賞を受賞。また、Dia.Lo.Gue Artspaceはアート&デザインに特化したイベントや展示が定評でインドネシア随一の施設として名を馳せている。とりわけ次世代を担う若手クリエイター育成を積極的に推進し、数々の才能あるクリエイター発掘のプラットフォームも担っている。インドネシアを軸に国内外でのクリエイティブな裾野を広げる活動に積極的で、2015年より審査員の要職に就いている大阪発の国際アートフェアUNKNOWN ASIAではインドネシアクリエイターへのサポート、また日本の若手クリエイターのインドネシアでの活動機会を提供。2016年には”seek-a-seek”というインドネシア最大のグラフィックデザインの展覧会を運営し、3週間で2万人を超える来場者の人気イベントとなった。また同年開催のロンドン・デザイン・ビエンナーレではインドネシアパビリオンのキュレーション、翌年2017年は、香港M+museumに招待されDia.Lo.Gue.の企画展を実施。

山田 陽子 - Yoko Yamada -

Akar Media / Founder
株式会社ユビエス / インドネシア Coordinator

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*写真左より2番目
2003年〜2013年インドネシア現地発行の日本語情報誌 編集長・マーケティングマネージャーとしてインドネシア国内の観光・文化・ライフスタイル・伝統文化・ビジネスなど現地の最新情報を日本人在住者、観光者向けに発信。2013年〜オンラインメディア「アカール・メディア」(日本語、英語、インドネシア語)を立ち上げ、起業。広告・雑誌業界の広報スキル、またインドネシア語を活かし、インドネシア〜日本間の国際交流事業を行っている。ホストタウンを、インドネシア現地でPR(広告宣伝含む)、ホストタウンへのインドネシアからのメディア招聘、ホストタウンの観光&文化プロモーションイベント開催アレンジなども行う。
2018年〜、セゾン現代美術館のPR担当として、メディア、長野県・軽井沢での地元広報(ホテル、カフェ、レストラン、自治体、美術館協議会など)も兼務。軽井沢からのアート&カルチャー、観光、地域交流を組み合わせた活動も行なっている。【アカール・メディア】www.akar-media.com 【Ubies】http://creation.ubies.net/coordinate.html 【セゾン現代美術館】https://www.smma.or.jp/

植山 智恵  - Tomoe Ueyama -

Project M'INT 創設者 / EdTechWomen Tokyoファウンダー / Forbes Japanオフィシャルコラムニスト

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2007年津田塾大学卒業後、ソニーに入社。2015年渡米。現地でソニーの新規事業である教育系スタートアップで米国市場進出支援、主にシリコンバレーの教育テクノロジー事情の調査に従事。2019年ミネルバ大学大学院修士課程を修了(Master of Science in Decision Analysis専攻)し、現在は、これからの不確実な時代でミドル世代が、自分らしく躍進し続けるための実践的な学び、コーチングを通し、人生・キャリアゴールへ向け伴走するこれまでにない21世紀型教育プログラム、「Project M’INT」を開発中。

岩崎 淳一 - Junichi Iwasaki -

株式会社コスモスイニシア

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北海道大学農学部卒
2008年コスモスイニシア(旧リクルートコスモス)入社。営業、企画開発、人事(新卒/中途採用、人材育成)を経て、3年前より新規事業に携わる。Co-living事業やICT事業など0→1の立ち上げ責任者を務め、現在は多拠点型の働き方の受け皿となるオフィス事業を企画中。登山とキャンプをこよなく愛する35歳。

庄野 裕晃 - Hiroaki Shono -

株式会社ユビエス CEO

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1969年生まれ。2013年「世界を熱くするアジアンクリエイター150人」をPIE Internationalより発行。森記念財団都市戦略研究所、森美術館、アカデミーヒルズ 主催 Innovative City Forum(六本木ヒルズ)セッションモデレート&登壇。また、2015年より年に一度アジア各地から気鋭のクリエイターが集う国際アートフェア「UNKNOWN ASIA」をFM802・digmeoutと共同プロデュースし大きな話題に。個のクリエイターをエンパワーすることで人の心を動かし、世界を前進させることを自分の役割とし、アジア発、世界に誇るクリエイター・オリエンテッドなエコシステム形成をubiesで目指している。

田山 貴教 - Takanori Tayama -

株式会社ユビエス 取締役 COO & CFO

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人材会社、ベンチャーキャピタルを経て、中小企業向けエグゼクティブコーチングやスタートアップ・インキュベーションに取り組む株式会社KVART(クヴァルト)を会計士と共同創業し、最高執行責任者に就任。「ソーシャルバリュー」「クリエイティブ」「サーキュラーエコノミー」などのキーワードで、企業のビジネスモデルの再構築や事業開発、ファイナンス支援を展開。複数のスタートアップの取締役も兼務。また、日本の伝統文化の発信を手がけるプロジェクトを推進する一般社団法人EXTRAD(エクストラッド)を立ち上げ、代表理事を務める。

秋間 建人 - Takehito Akima -

Social Impact Incubator 代表
㈳静岡県民球団 理事・共同創設者

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米系コンサルファームでは大手企業に対するテクノロジーコンサルティングのプロジェクトを多数経験、その後の監査法人では公開企業に対する監査業務、並びにリスクアドバイザリー業務に従事。独立後、プロ野球・独立リーグへ新規参入する球団の立上げを発起人として主導して準加盟を実現。自動車部品Tier1メーカーの社外監査役や官民ファンドでのベンチャー投資を経験した後、2020年度より(独)日本貿易振興機構(JETRO)に入構。METI推進のスタートアップ集中支援プログラム「J-Startup」 Project Manager(現職)。WIRED Audi INNOVATION AWARD 2016によりNext innovatorに選出。慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 前期博士課程修了

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