アドテク出身の人がUbieに転職してみた
こんにちは!2023年10月にUbie (ユビー) に入社したYoshikiです。
プロダクト開発をするUbie Product Platform(UPP)に、事業開発オペレーションとして在籍しています。
入社間もない心境やこれまでのキャリアをUbieの中の人として、包み隠すことなく発信していきます!
はじめに
Ubie (ユビー) は、「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションにしたヘルステックスタートアップです。
月間700万人の利用者を持つ症状検索エンジン「ユビー」と、1,500医療機関に導入されている「ユビーメディカルナビ」を展開しています。
Ubieは大きく5つの組織に区分され、自分の所属するUbie Product Platform(UPP)の役割はビジョン・ミッションに紐付くプロダクトを開発・検証し、Ubie Pharma Innovation (UPI : to 製薬企業)とUbie Customer Science (UCS : to 医療機関)へ輸出することです。
キャリア
前職ではサイバーエージェントに6年半在籍し、
広告プロダクト(アドネットワークとSSP)を3年ずつ経験、メディア様の広告マネタイズをお手伝いさせて頂きました。
貴重な経験としてはOTT(※)という新しい市場に関われたことでしょうか。
2020年頃主流だったVODのマネタイズが、2023年にはライブ配信やCTV(コネクテッドテレビ)へシフトするなど、テクノロジーの変化に圧倒されてました。
サイバーエージェントは3社目ですが、それ以前は新卒でMVNO(格安SIM)の営業を半年、2社目はWEBデザイナーを4ヶ月、短期間で転職を繰り返していました。
(学歴はネットでFランと揶揄される文系大学を留年、本当は美容師を目指して修行していた、そんなバックグラウンドはまた今度)
Ubieに転職した理由
明確に3つの理由があったので振り返りたいと思います。
キャリアの方向性
ユニークなプロダクト
カルチャー
キャリアの方向性
インターネット広告がオークションで行われていることに衝撃を受け6年半、その過程でメディアマネタイズの世界観にハマり、この道のプロになりたいと考えるようになりました。
ユーザー目線でよく見る動画広告、そこに至るまでRTBであらゆる事業者がオークションをし、アドサーバーからVASTが返却され……
などキリがないのですが、
次のステップは!?
と考えた際に、メディアに向き合う立場からメディアの中の人になることがベストだと判断しました。
これまで広告観点でマネタイズに携わっていましたが、それ以外の部分で幅広く経験できる場所がないか、そんなことを頭の片隅で考え、
月日が流れたとあるタイミングで友人から声をかけてもらい、転職の検討を始めたのです。
ユニークなプロダクト
選考前に3回程カジュアル面談をお願いし、その過程で知ったのですが、
日本では製薬企業が患者に対して、直接薬剤を訴求することは許可されておらず、MR(※)が医師に対して薬剤のディテール活動をしています。
ただ、その薬剤を必要としている患者がどこにいるかわからず、アドテクでいうノンターゲ配信をしている状態が事業課題となっており、これを解決するプロダクトをUbieが開発していました。
現在の日本では、Ubieのようなプロダクトを提供している会社はなく、広告とは異なる視点でマネタイズをしており、その難易度とユニークさに惹かれました。
カルチャー
自分が大胆にアクセルを踏み、理論値を叩き出すには下記の環境が必要でした。
管理職やマネジメント(する・される)がない世界
透明性の高さ
政治の排除
これらを満たしているのがUbieでした。
Ubieはカルチャーガイドを公開しており、特に1に関して求める環境が整っていると感じました。
カルチャーガイドは組織のリアルな姿を言語化していますので、ぜひ見ていただきたいです。
ただ、本当に成り立っているのか?という疑問もありましたが、ホラクラシー(※)という組織運営手法とUbieness (ユビネス)という人材要件でこれらを定義しています。
(※)ホラクラシーを採用していない組織もあります
実際Ubieどう?
入社前後のギャップ
いい意味で思いつかず、といったところです。
心配していた医療に関する知識は入社後のオンボーディングでカバーできます。
また、透明性の高さに繋がるのですが、Ubieは選考までにインプットできる情報が圧倒的に多かったです。
カルチャーガイド・カジュアル面談もそうですが、全員が採用担当者という体制のため、一人ひとり会社に対しての解像度が高いです。
こうした背景からギャップは限りなく少ないと考えられます。
医療に関わるということ
Ubieではユーザーインタビューを定期的に実施していますが、
病気で通院しているが体調が良くならず、スマホで症状検索エンジン「ユビー」を使ってみたら異なる病名の可能性を提示され、病院で再検査したら他の病気だったことがわかり、適切な医療を受けることができた。
という事例がありました。
他にも様々な声があるのですが、自分が関わっているプロダクトの価値は想像よりも大きな価値を社会に与えていると実感しました。
スマホを買ったらUbieがプリインストールされている、そんな世界を目指したいです。
アドテクと結構似てる
アドテクでは広告識別子などのデータを用いてターゲティングしますが、症状検索エンジン「ユビー」でも特定の疾患(病気)コンテンツをより精度が高い状態でユーザーへ提供するにはどうすべきか、という議論があります。
パーソナライズという言葉は畑が違えど共通言語のようです。
コーチング
Ubieでは個人への制度でコーチングが用意されています。
コーチングはモチベや能力の最大化など、様々なニュアンスがありますが、下記を目的に実施しています。
自分もコーチングを受け始め、明らかに能力や意識が不足している部分をオープンにし、心理的な不安の解消と能力最大化を目指しています。
人により課題は様々ですが、Ubieでは最大限ポテンシャルを発揮できるような環境が整っている、これが素晴らしいと思います。
隣のデスクに医師がいる
Ubieのような医療に関わるプロダクトにおいて、医師の存在は必須なのですが、隣のデスクに医師がいる環境が初めてなので驚きました(笑)
最後に
正直に言います、人が足りてません!(笑)
事業のスケールに対して明らかに人が不足しています、自分の職種である事業開発オペレーションもそうですが、Ubieが気になっている方、ぜひ採用サイトをご覧ください。
もし聞きづらいことがあれば私のfacebookへのご連絡でも問題ないです。
カジュアルにお話ししましょう!
では〜〜!
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