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5年目理学療法士の転職 -何を学び転職を考えたのか-

どうも、うあです。

私は、現在働いている病院を退職して4月から新たに整形外科クリニックに転職する予定です。

今回は、転職するにあたって今の病院で考えてきたことや転職にあたっての事を書いていこうと思います。

現在の職場

現在、病院に勤務しており、介護保険領域のリハビリに関わっています。

1年目〜5年目まで通所リハビリで、途中1年くらい通所と並行して訪問リハビリも行っていました。

何を学んできた?

私は1年目の途中まで整形外科クリニックで働いていました。そこから、介護保険領域のリハビリへ変わり、医療保険と介護保険でのリハビリにギャップを感じました。(当時は1年目で右も左もわからない状態でしたが)

当たり前ですが、外来リハビリ(医療保険)では患者さんはどこか痛くて受診し、それを治すためにリハビリなどおこない、良くなれば終了していきます。

しかし、当院の通所リハビリ(介護保険)では、利用者さんがサービスとして利用している感覚が強く、良くなっていっても終了にはなりません。また、セラピスト自体もサービスを提供している感が強く、当時1年目だった私でさえ質の低いリハビリだと感じました。

医療保険で働いていた身からすると、サービスの一環としてリハビリをする事や良くなっているのに卒業が出来ないことにギャップ感じました。

ギャップとの戦い

私はこのギャップをどうにか払拭したい感じていました。

そのため、なぜこのような状態なのか考える事にしました。

そうすると、地域の問題やケアマネージャーの問題など、私の知らない世界を知ることができました。

地域柄、卒業したところで次の行き先がない環境であるということがわかりました。というのも、元々地域の体操教室などありましたが、コロナの影響で活動自体が縮小していること。
またデイサービスなど施設を見つけたとしても送迎サービスがなく通うことができないこと。
このように自分の力ではどうしようもない環境的な問題が立ちはだかりました。

次にケアマネージャー(以下:CM)との問題
これは全てのCMという訳ではなく、少数派のCMの話しですが、「そこの施設(通所リハビリ)に通っているんだしずっとそこでいいじゃない」というスタンスでいる事です。まあ先に述べた環境があるのでしょうがないと思う時もありましたが、そんな環境でももっと話し合ってどうするか考えるべきだと思っています。

これらの環境は私の立ち場ではどうしても変えられない状況だと感じました。が、それではいけないと3年目くらいから自分で出来る事をしようと動き始めました。

環境を変えたいと動いてみた

外に目を向けた環境を変える事は自分自身がもっと力を持っていないとできない為、まずは内の環境を変えたいと思いました。

利用者さんには利用中は主体性をもって動いてもらう。
予防の観点から利用中に運動指導の時間を確保する。
リハ科での勉強会を活発に開きリハビリの質を上げる。など

たくさんの案を出し上に掛け合いましたが、保守的な考えが強い運営陣が多いため結局は内の環境すら変える事が出来ませんでした。

唯一、変えたとするなら個人で勉強会を主催している事です。

転職するキッカケ

若手の理学療法士が足掻いたところで外も内も変えることが出来ない。だけどやり甲斐はすごくある。これからたくさんの事を経験し今まで出来なかったことを形にする事ができるかもしれない。そう思うこともありました。

しかし、反対に保守的な考えが強い中で経験を積む時間がもったいない。先の見えない不安も感じていました。

そう思っていた時に、転職先である整形外科クリニックの方に声をかけてもらいました。

若手PTが臨床の事を考えず環境を変える為に頭を使う。それはそれですごく疲れました。でも楽しさもありました。しかし、本来のPTとしての仕事が疎かになっているのも事実。焦りも感じつつ勉強もしてきました。この5年間たくさんの事を考えましたが、これらのことがあり転職を決めました。

最後に

転職を機にしっかりと勉強していきたいので、勉強したことをアウトプットしていこうと思います。どのような形でしていくかまだ検討中なんでSNSを有効活用している先駆者の方々を参考に頑張っていこうと思います。

今回の記事は私が理学療法士になって5年間の振り返りができました。私の主観満載でお見苦しい記事になっているかと思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございます。今後もよろしくお願いします。

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