DELF A1 対策の流れ、やったこと。【フランス語 独学】
Lyonへの留学を目指しているのですが、フランス語を勉強するにあたって、何か目標と期限が欲しいなと思ったので、DELF A1を受験することにしました。
(ビザの申請にもフランス語資格書くところあるし!)
対策方法を調べるのがめんどくさかったので、どんな流れで勉強したのかまとめました。
結果が出て無事合格したので記事を公開します
DELF A1 試験形式を理解する
まず、試験形式を理解します。試験問題は問題や指示も含め全部フランス語で書かれているので、事前に試験形式を理解しておくことが非常に大切だと思います。
この動画が導入としてめちゃくちゃわかりやすかったです。
そして、DELF公式サイトから実際に過去問を見てみると、DELF A1の出題形式と傾向が掴めます。
過去問は3つありますので、用意していない段階でも、まずは1つ解いてみるといいと思います。
文書作成 (Production écrite) 対策
Part1: フォームの入力 (Compléter une fiche, un formulaire)
これは例題を乗せているサイトはたくさんあっても、模範解答を載せているところが少なくて苦労しました。
上記のDELF A1を説明している『DELF A1 対策にお勧め。DELF A1 ってどんな試験?』の動画にも割と詳しく説明がありますが、英語の動画の中でも解答例がありました。(リンクとスクショした画像を下に載せています)
この動画も、模範解答まではなくても、詳しい説明がありました。
他には、後述のDELF A1公式問題集の中にも模範解答例があり、参考になりました。
動画に倣って、
という架空の人物を準備していきました。
特に住所を書く欄では、
という住所を準備していきましたが、別に存在する住所である必要はないと思うので、覚えやすいものを準備すると良いと思います。
住所をランダムで作成できるサイト↓
https://www.bestrandoms.com/random-address-in-fr?quantity=6
Part2: 手紙等の作成 (Rédiger des phrases simples)
このパートは、準備を始めるまでの心理的ハードルが高かったのですが、下のサイトの例を見て、解答例がわかりやすかったので、これを一旦覚えて似たような文を書けるようにしました。
以下のような文を暗記しました。
このサイトで、旅行先から感想を送る系の完全対策ができたので、あとは残りの招待を送る系の対策のために、以下のサイトを参考にしました。
結果的に、始まりと終わりに必ず合計14単語を以下のように配置
そして、間には
という最強の簡単だけど字数を稼げる表現を挟むことで、字数カウントを突破するという手法を取りました。
この文を使うことで、以下の評価項目も対策しています。
結局DELFで出題された問題は、招待状を書くタイプだったのですが、読解問題の方に招待状を読み取る問題があったので、そこの招待状の形式をほぼほぼコピーする形にしました笑
口頭表現 (Production orale) 対策
Part1: 自分に関する質問に答える (entretien dirigé)
https://www.youtube.com/user/TheMiladia このアカウントに上がっている『Préparation au DELF A1 oral』の動画全6本を見ながら、一緒に答える練習をしました。
自分が覚えていない言い回しを書き出しておいて、試験直前に復習できるようにしました。
などの言い回しが難しかったので覚えておきました。
Part2: 質問する(échange d’informations)
このサイトを見て、バリエーションのある質問形式を覚えていき、試験の準備時間で質問形式を全部書き出して、できるだけ違う質問形式での質問を準備しました。
Part3: 会話 (dialogue simulé)
以下の3つの動画がわかりやすかったです!
聴解 (Compréhension de l’oral) 対策
数字の聞き取り、特に電話番号の聞き取りが全然できなかったので、この動画を使って電話番号の聞き取りの練習を1日1回ほどやりました。
似たような電話番号聞き取りの動画があるので、それも色々やってみてました。
過去問では、電話番号は一部だけ穴埋めの形でしたが、自分の受けたDELFでは実際に電話番号を全部聞き取る問題が出たので、対策しておいて良かったな〜と思いました。
この動画も参考になりました。
他には、後述のDELF A1公式問題集のリスニング問題も対策に使用しました。
読解 (Compréhension des écrits)対策
問題集を解く
Reussir le DELF A1 という問題集が公式問題集ということだったので、editionがだいぶ古いですが、この問題集を解きました。
問題集を解くことは、DELFA1の合格には必須ではないと思います。(合格ラインが50%なので)
ただ、実際に試験会場に行くと、この青いテキストを持っている人が非常にたくさんいました。
自分もこの問題集を解いておいたことで、他の人が青いテキストを抱えていても、もしかしたら対策不足かも!、と不安にならずに済みました。
Amazonで買うとご覧のように驚くほど高いのですが、自分は中古で問題ないと思ったので、メルカリで1000円以下でゲットできました。
タイミングによっては出品されてないかもしれないので、定期的にチェックするといいと思います!
文法を理解する
文法も一応勉強しました。
この本が読みやすくてめちゃくちゃわかりやすい、しかも対応する音声をダウンロードしてアプリで再生できる、ってことで気に入って自分用に買いました!(これもメルカリで新品をAmazonよりだいぶ安く獲得しました笑)
半過去や受動態、条件法現在とかは完全に無視して、31課あるうちの25課までを読みました。(かなり時間を空けて2周)
全部やれたら良かったとは思いますが、そのくらいで文法知識は事足りてたように感じました。
文法理解度を確認する
本を読んだだけだと、本当にわかったかどうか怪しかったので、自分は文法問題集も解きました。(問題集を解くのが好きなので)
こちらのページから、無料でフランス語初級文法項目別練習問題集をダウンロードして使ってました。
PDFをiPadで開いて書き込む形で解いてましたが、めちゃくちゃ便利でした!
期間限定の無料配布がいつまでなのかわからないので、早いうちにダウンロードされることをお勧めします。
3つのパートに分かれているので、
文法事項を上記の『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』で読む
パート1の該当する箇所を解いて答え合わせをする
次の日にパート2の該当する箇所を解いて答え合わせをする
といった形で、2回に分けて解いて復習するようにしてました。パート3はまだやってないです。
以上、DELF A1 対策でした!
DELFが終わったので、これからはこの動画を参考にスピーキングの練習をします。
DELF A1をこれから受験される皆さんファイトです!