誰もいないところに全力集中する

　
私が個人で文章講座をはじめた頃、まわりでそういうことをやっている人はいませんでした。プロライターになるための講座はありましたけど、ブログやSNSで記事を書くためのものはなかったのです。
　

私自身がバチバチのプロライターでもありません。バズるような投稿をするノウハウもありません。そんな講師もいなかったんです。講師がプロライターだと、講座内容はプロの仕様です。「いや、書くのがうまくなりたいけど、自分は趣味レベルだし」と思う人にはハードルが高いんですね。
　

そんな環境と潜在的なお客様がいたから、文章講座はうまいこといったと思います。
　

恋愛論を発信したときもそうでした。一般人な私が一般的なモテる方法を伝える。これもまわりで誰もやっていませんでした。自分で自分をモテるなんて言う講師は、あやしいですしね。
　

誰もやっていないことをやる。
人がいない場所をみつける。
　

もちろん需要は必須です。ひとりでハリきるだけだと大変です。みんなが「こういうのが欲しいな～」と心のどこかで思っていることがある。それを自分ができるのなら、やってみる。
　

ユーザー視点かな。自分もユーザーとして考えてみる。「こういうサービスがあればいいのに」という違和感を大事にしてみる。
　

私が文章講座や文章クラブをたちあげる前から、ブログやnote、SNSで記事を書いている人はたくさんいました。
　

けれど記事の書き方に違和感をもっていたのです。「こんなの、誰が読むんだ？」「いやー、この書き方はないな」
　

それを指摘してしまうと波風がたってしまいます。「あなたの文章のココがだめ」なんて言えやしません。
　

じゃあ、自分の知っている書く技術を発信してみよう。読んでもらえる文章を書いてみたい人を集めて講座をやってみよう。そんなプロセスがあり、そこから今の活動が始まったのです。
　

自分にできることはなにか。
違和感を感じていることはないか。
他にだれもやっていないか。
　

記事の書き方と似ていますね。「誰かが書いていることは書かない。自分だけが書けることを書く」
　

次はどんな企画をやろうかしら。
　

今日も読みにきてくれてありがとうございます。ひとりよがりにならないようにだけ注意です。
　

◆66日ライティング×ランニング〜シーズン2 《54日目》

参加者全員の記事はこちらに。

66日ライティング×ランニング〜シーズン2｜ヤス（ウエダヤスシ）｜note

《こちらはシーズン1》

66日ライティング×ランニング｜ヤス（ウエダヤスシ）｜note

ひとりでなかなか頑張れないなら、私たちがいっしょに走るよ。
　

[画像協力：さちわ]

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