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すぐに手に入るor焦らして待たされる

 
音楽、マンガ、映画、ゲーム。私が20歳になるまではこれらを楽しむには時間が必要でした。
 

音楽はシングルCDやアルバムを買うか借りるかしないと聴けません。映画なら映画館に行くか借りてくるか。マンガは本屋さん。いつ新作が発売されるかを本屋さんに置いてある新作カレンダーみたいなのを見てチェックしてたもんなぁ。
 

今はスマホでほとんど楽しめます。これをいい時代と思えるか、なんだか寂しく感じるのか。
 

欲求がすぐに満たされるんですよ。NetflixやAmazonプライムには見切れないほどの映画を月1000円くらいで楽しめちゃう。ゲームは課金要素があるものが多いけど、ガチャに頼らない面白いものもある。
 

YouTubeには音楽もあるし、テレビ番組みたいなコンテンツも多い。YouTubeが出始めた頃って、ここまで世の中を席巻するとは思わなかったよ。
 

「昔はよかった」といくらセンチメンタルになろうが、たぶん、昔には戻れません。むしろエンタメの過剰提供はもっと進んでいくはずです。
 

楽しみを未来に置く。これ自体が楽しさだとも思うんだよね。
 

すぐに手に入らない。見れない。聴けない。
 

アナログ的なおもしろさかな。
デジタルに変換出来るものは今以上に手軽に手に入るようになるはず。
 

ものづくり。
体験型ゲーム。
スポーツ。
釣りやキャンプなどのアウトドア。
そして、執筆活動。
 

目と耳から取り入れる情報はデジタルに変換されやすい。
 

残されたのは、触覚、嗅覚、味覚。あと思考活動だね。アウトプット活動もそう。
 

コンテンツを受け取る側でなく、提供する側にまわる楽しさはまだ残されてます。ずっと続くか。
 

いくらマンガや音楽、映画が手軽に楽しめるようになったといっても、作り手側はそうじゃない。昔と同じように作らなきゃならない。
 

こうやって記事を書くのもそう。「楽しさ」の一つなんだよ。AIが代わりに書いてくれそうな気配はあるけれど、楽しさをわざわざAIに与えることは、ない。
 

楽しんで書きましょう、というより、書いて楽しみましょう、だね。
 

今日も読みにきてくれてありがとうございます。積読のように未摂取のエンタメが家にあふれている。

 
[画像協力:さちわ]

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