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最初で最後!?「空手」を応援しよう!

オリンピックも終盤に入り様々なドラマがありました。
母国開催だと普通に起きている時間にテレビで応援できるので寝不足にならなくていいですね。

さて注目されているのかどうなのかよくわかりませんが、8月5日(木)からは日本発祥の武道である「空手」がいよいよ始まります。
私も流派は違えど、もう20年以上空手をやっておりますので、
「いよいよ空手がオリンピックに!」
ということで決まった時はうれしかったです。

菅総理大臣も空手家なので、コロナがなければもっと盛り上がりたかったんでしょうけどね…。

長年の空手関係者の方々の努力が実り、やっと今回の東京オリンピックで空手がオリンピック種目として正式採用されたんですが、次回のパリオリンピックでは空手は正式種目に入らないとのこと…。
ここはぜひ「空手」を盛り上げて、その次のオリンピックでまた返り咲き!とかなんないかな~なんて思っています。

さて「空手」ってみなさんなんとなくどんなものかは知っていると思うんですけど、ここはぜひテレビでみなさん見ていただいてその魅力、迫力を感じていただきたいと思います。

「柔道」「レスリング」「テコンドー」「ボクシング」等、一対一で戦う種目がたくさんオリンピック種目として採用されていますが、「空手」が他のそういう格闘系の競技と比べて違う点として「組手」「形」という2つの種目があることが挙げられます。

「組手」は、一対一で「突き」や「蹴り」を当て合う競技です。
テコンドーに似ていますが、微妙に違います。
電光石火の速さで繰り出される選手達の突きや蹴りをぜひ見てもらいたいものです。ただルールがまだあまり知られていないのと、攻撃が速すぎて
「あれ?今の当たったの?よくわからん…。」
とならないかが少し危惧されるところ。

日本代表として男子は「荒賀 龍太郎」選手、「西村 拳」選手、「佐合 尚人」選手。
女子は「植草 歩」選手、「宮原 美穂」選手、「染谷 真有美」選手
男女あわせて6名がエントリーしています。
全員メダルは十分狙える、というか金メダル候補です。

「形」(「型」と表記されることもあります)は、仮想の敵を相手に四方八方からの敵の攻撃を受けて攻撃を繰り出す「形」を一人で行います。
「形」は指定されている100個以上の形の中から選んで行います。
こちらは体操等の様な採点競技です。
ただ派手にやればOK!というわけではなく、それぞれの形を理解して演武しているかどうか?ということも見られますので、必要以上にオーバーアクションしてしまうと審判の印象は悪くなり減点されます。
世界レベルの選手になると、ホントに目の前に敵がいるかの様な演武をしますのでその迫力を楽しんでほしいものです。
ちなみに形を始める時に自分の行う形を大きな声で言ってから始めるんですが、その時の声もめっちゃ迫力あるんで注目です。形の名前知らないとなんて言っているかさっぱりわからないんですけどね…。

日本代表は、男子が「喜友名 諒」選手。女子が「清水 希容」男女一人ずつのエントリーです。2人共平常心で臨めれば金メダルいける!と思っています。

「空手」は8/5、8/6、8/7の3日間。
運良くこの3日間の前にこのブログを読んだ方はぜひ「空手」をテレビ越しに応援してください。
よろしくお願いします!

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