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ブライダルの仕事に夢中だった20代を振り返る。

今日から仕事始めとなりました。
そして帰り道に就活生に遭遇。
私は2022年までブライダル企業で採用を担当していたこともあり、希望と不安を抱いて面接に来ていた学生さんたちを思い出していました。
就活生当時、第一志望だったブライダルの会社に内定をもらえた時は本当に嬉しかったな。
ブライダルは大変だし、きつい仕事、と親に少し難色を示されましたが、きちんと15年勤め上げることができました。

大変なこともありましたが、今の自分を形成しているのはブライダル業界に身を置いた期間が長かったことが大きく関係していると思います。

ブライダルの仕事は、高いパフォーマンスを求められる機会が多いです。そのため、プライベートでも自然と自分の感性を高めることに興味がありました。また、同期も同じような価値観を持った人が多かったので、共感し合う部分が多く、同期の絆は強かったです。

新入社員の時は、仕事で毎日顔を合わせるのに、休日も同期とばかり会っていました。もちろん土日休みはありませんが、同期と平日の休みを合わせて、空いているTDLへ行ったり、連休を取って温泉旅行へ行ったり。
仕事終わりにそのまま韓国へ行ったこともありました。

仕事は繁忙期の時は終電まで働いていたこともよくありました。
展示会の前後は、搬入搬出が大変でしたが、いろんな店舗から普段一緒に仕事をしない同期たちが来てくれるのが嬉しくて、文化祭前夜のように盛り上がって仕事をしていたのが楽しかったな。

お客様との出会いもこの仕事の醍醐味で、スタイリストとして担当して仲良くなったお客様から二次会にお誘いいただき、出会いの場を設けていただいたりなんかもしました(笑)

プライベートで経験したことも、すべてお客様との会話のネタになったりして、公私共に充実していたなーと思います。
ある意味、全部仕事に活かせるんですよね!「この前、〇〇に旅行に行ったんですが、良かったですよ!新婚旅行何処か行くんですか?」「今、このお店流行ってるから行ってきたんですけど、こんな可愛い雑貨もあって、これをプチギフトにするのもいいなって思ったんです!」とか。

今ではよく耳にする骨格診断やパーソナルカラー診断なんかも、当時よく勉強してお客様に披露していました(笑)

学びも遊びも仕事に直結するから、全部全力でしたね。
確かにブライダルの仕事って、繁忙期はとにかく残業もでますし、立ち仕事でドレスは重いので、腰にきますし、体力仕事ではあります。
仕事で辛くて泣いてしまうこともありました。

でも不思議と振り返って思い出されるのは、楽しかったことばかりだったりするんですよね。
今の大変な子育ての思い出も、そうやって振り返る頃が来るのかなー(笑)

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