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日本緩和医療学会学術大会に参加してきました。

先日、日本緩和医療学会学術大会に参加してきました。

その中で癌患者様の緩和ケアについてのシンポジウムに参加してきたのですが、

その中で強調されていたのが、

「癌患者様としてではなく、一人の人間として関わっていく」

というものでした。

要は、癌を緩和ケアする

のではなく、

その人に起きていること全てを包括的に支援し、

緩和ケアするということのようです。


どうしても今の日本の医療は、

この病はこの科で、というように

役割分担しようとされ過ぎていて、

同じ人の身体の中で起きている様々な不調を

それぞれ分けて考えようとしています。

それは科学の枠組みのなかに

無理矢理収めようとするからで、

人の不調には

精神面の問題や自然の問題も入ってくるはずなので

科学だけで完結するには無理があると思います。

そこを陰陽五行を使って補っていけるのが中医学なのです。

日本の医療もいつか中医学の理論に近づいてくるのかな~とか考えつつ、

でも無理なんだろうな〜と思いながら、

中医学の理論の素晴らしさを再認識し

少し嬉しくなりました。

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