【流出厳禁】ブラック企業の実態
どうも。
noteやTwitterを通して、様々な情報発信をしておりますが、
根本に「世の中の人々が幸せな働き方をしてほしい」という願いがあります。
その中で、私自身が今直面している問題が
「ブラック企業の社員は幸せではない」
事です。
「辞めればいいじゃん」
と思う方は多いと思いますが、ブラック企業はそう簡単に辞められません。
上手く辞められたとしても、「前の組織を変えよう」という正義感の強い人間もおらず、残った人々は変わらず可哀想な環境のまま。
私もある程度名の通っているブラック企業で勤務している人間です。
情報発信を通して、世間に実態を伝えていき、少しでもブラック企業を変えていければと願っております。
今回は、ブラック企業で起きている事を全てお伝えしていきたいと思い記事にしました。
しかし、私も自分自身を守りたい。
恐らく、私が書く内容は勤務先が特定される可能性のある内容です。
保身の為にも、一部を限定した方にしかお伝えしない事をご了承頂きたく考えております。
はじめに
ブラック企業については、ご存知の通りニュースでもよく騒がれております。某企業の自殺者などは記憶に新しいのではないでしょうか。
しかしなぜ、ブラック企業の存在がいけないのか?
それは、働き手が嫌な思いをするだけでは済まないのです。
高度経済成長あたりの日本は、最先端の商品開発をし、「メイドインジャパン」と呼ばれるほど絶大な信頼を得ておりました。
しかし今の日本は、産業衰退しているといっても過言ではありません。
特に中国では、AIやデジタルの発展により非常に高い水準にいます。
それを今の日本はキャッシュレスやAIなど中国の二番煎じになってしまっています。
その中で、他国に比べて日本の労働生産性の低さが問題になっております。
各企業において労働生産性を上げる事が国の発展に繋がるのです。
労働生産性を上げる為に、働き方改革などが取り組まれております。
それを上げる為には、社員のモチベーションが必要不可欠。
ですので、ブラック企業の撲滅は「可哀想だから」などという理由ではなく、国家として本気で取り組むべき必要があると私は考えております。
本記事のサマリー
1.ブラック企業をやめられない理由
→「辞める」と伝えた人達が、なぜ辞められないのか?をお伝えします。
2.退職していった人達
→覚悟を決めて退職した人々の、奮闘ぶりをお伝えします。
3.横行しているコンプライアンス違反
→今現在でも起きているコンプライアンス違反の実態をお伝えします。
4.思考停止している人々
→改善されない企業に勤めている人々の思考回路をお伝えします。
5.脱ブラック企業に向けて
→ブラック企業で悩んでいる人たちがどの様に今後のキャリアを進めていくべきか私の考えをお伝えします。
1.ブラック企業を辞められない理由
ブラック企業をなぜ辞められないのか?それは辞めさせてくれないからです。
当社は新卒入社からの叩き上げで形成されている組織です。
外部の遺伝子は正しい事を理解しています。
一方新卒はその世界でしか生きた事がなく、物事の判断基準を今しか知りません。現状が正しいと思い込んでおります。
そんな組織ですので、いつまで経っても何も変わりません。
先日、某優良企業に転職が決まった私の同僚が退職願いを提出致しました。
その後役員との面談。
5時間帰ってきませんでしたが、帰ってきた同僚の話を聴くと「とりあえず今楽になりたかった」と折角の転職を諦めておりました。
内容としては「誰が面倒見てやったと思ってる」「お前にかけた時間と金を返せ」「お前なんて次の職場でもポンコツ扱いだぞ」など、人格批判を。
さすがに5時間そんな扱いをされては、人間の心は折れます。こんなやり取りを1週間続けた同僚は、転職先に辞退を申し出、妥協点として異動をさせてもらいました。
異動先は専門知識の必要なシステム部門。ここでも不満は募るばかり。
2.退職していった人達
もちろん組織である為、退職した人々はいます。例外はありますが、大きくは2つのパターンに分かれます。
・退職に追いやられた
・夜逃げした
退職に追いやられた人として、私の先輩がいます。
私の先輩はお世辞にも、恵まれた人ではありませんでした。
仕事も不器用で、愛想も悪かったです。
ブラック企業でも、居て困る人も存在します。
彼らはいわゆる窓際族になり、仕事も振られず、何も教えられず。
自主的に行動をしようとしても、上司は絶対に許可を出さない。
挙げ句の果てには、「給料泥棒」と呼ばれる始末。
結果としてやりがいを見出せず、退職願を出したところ、会社としても好都合。そのまま退職を致しました。
もう一つの退職例として「夜逃げ」がありました。
体調不良から、長期休暇に入り、
夜中に事務所の前に、パソコンや社用携帯、保険証、退職願いを置き、3ヶ月音信不通になりました。
中には、自宅や実家に乗り込まれたりし、失敗する人もいますが、彼は音信不通を決め込んで退職しました。
彼がどうなったのかは、一部の上層部しか知らず、仲の良かった我々も連絡が取れなくなりました。
転職先で充実していると信じております。
退職者にとってメリットもない事から、前の職場で訴える事はしません。残された人は変わらない環境で、月日は流れます。
ここから先は
・私の社内で起きているハラスメント
・そこで働く人々の感覚
・脱ブラック企業に向けての私の考え
を述べさせて頂きます。具体的な部分まで書いてしまっているので、申し訳御座いませんが、一部の方にしかお伝えできません。
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