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「シャニゴス day1に行ってきました」2023.3.18の日記

はじめに


・この記事は、day2が開演する前に執筆されたものです。
・当時の空気感やday1直後の抜身の感情や思考を感じていただければ幸いです。



・シャニマスの5thライブ「If I_wings.」、通称シャニゴスに行って来ました。

・通称って言ったけどシャニゴスって言ってんのは僕だけかもしれない。でもこの呼び方が可愛いからこれで行く。


開演前

・当日は3月には珍しいべちょ振りの雨で、物販(ソロコレ)の為に朝から雨に打たれて震えながら屋根の無い平地で30分くらい耐える羽目になった。東京は寒い。美琴さんもそう言っていた。

・整理番号は14番と無茶苦茶早く、なんと物販の最初のロットに入れた。朝早い時間に割り当てられてげんなりしていたけど、待ち時間のトータルとしては良かったのかも。

・シャニマスに興味を持ってくれたお友達から天塵を読んだ感想が届いていたのを思い出し、良い機会なので返信を書きつつ前日から当日に掛けて天塵と天檻を読み直す。この経験が後のライブで生きてくるとは露とも知らずに...。

・その後は読めていなかったパンフレットを読みつつ演者の皆さんの白ワンピ姿のハマり具合にビビる。よくこんな素体がモノを言う服が着こなせるな。

・いい時間になったのでライブ会場に移動。座席はアソプレ先行で2階B。アソプレ的にはハズレだけど、ご用意されてるだけマシだと思わないといけない。実際会場に行けずに涙を飲んだ人は幾らでも居る。

・会場は段差がついていたり床が傾いていたりして結構危険な感じだった。ただ割とコンパクトに収まっているのでどの席からでもそこそこステージは見える。モニタを見るかどうかの択が生まれる感じ。

・開場前のモニタではゴドライのBD予告が流れみんなでクリスタラウドのクラップを打ったり、何故かだまゆのパンフの撮影シーンの謎ノリ動画が流れて笑ったりした。

・ライブレポの前に、ライブの予告や前日までの空気感を共有しておく。

・元々不穏なタイトル名だったけど、3月に入ってこの予告動画が出て来た辺りから不穏な雰囲気が一気に加速した。直近のシナリオイベントのVS.やセヴン#スの演出もあり、ただならぬ雰囲気を感じながらライブに臨むことになった。


If I_wings. Day1

・セトリはこんな感じ。これを参考に記憶の限りレポを書いていくことにする。

・アイマスのライブは恒例として最初は必ず事務員さんからのライブの注意事項の共有から始まる。はずだった。

・いきなり酷く困憊している様子の社長とはづきさんの会話が披露され、困惑が隠せない。注意事項はどうした?いつもみたいに休憩は設けてないって言ってくれよ...。

・そんな不安で脳機能の一部をロックされつつもライブが始まる。全部について書くと長くなり過ぎるので掻い摘んで話します。

・開幕で「一閃は君が導く」が披露されテンション爆上がり。全体曲じゃないのか!開幕の打席フォーメーションがすごく楽しい。実はこの曲は以前にリリイベで拝見したことがあるのだけれど、その会場では暗がりに開幕フォーメーションが透けて見えて客席から笑いが起こっていた。一曲目という不意打ちで披露された都合で最初の笑いを会場で共有出来なかったのは少し残念だ。

・今回は声出し解禁なので一生懸命コールを覚えて行った。放クラの楽曲で完璧にコールが決められるととても楽しい。神様ビビってる〜、とか。日常でそんなの言う機会がないし。

・後から聞いた話、杜野凛世さんが左投げ左打ちらしい。明日は意識して見てみよう。

・そして興奮冷めやらぬうちに矢継ぎ早に放たれる二曲目はギミサモ。ギミサンモ...って聞こえた瞬間から記憶が朧気だ。朧気になり過ぎてエイ!ってやつ言えなかった。誰も言っていなかったので多分コール該当箇所ではない。

・3曲目はストレイのドラエモ。VS.やシャニラジにおける北原さんの独白を踏まえ、今回は緑と紫の二刀流で臨んだ。基本的にユニット色を振る様にしてるけど、そこに優劣を付ける意図はない。決してお情けとかそう言う気持ちで紫を振った訳ではない。演者側に誤解を与えてしまっているなら微力でも認知の補正に貢献したかったから。

・それはそれとしてストレイの新曲はいっぱいキックしてくれるから良い。やっぱ衝動的な粗暴さってかっこいいから。

・Catch the Breeze、ユニット衣装が最初の頃から比べると明確に色付いていて成長を見出してしまう。

浮動性イノセンス、アンティーカの曲を聴くと血液が沸騰してライブに来たな〜〜という実感が湧く。今回のユニット衣装はモノクロで落ち着いた感じがあって変化球感があってドキドキする。

Bouncy Girl、セヴン#スを見た後だと強烈な文脈に飲み込まれてしまう。何度も聞き込んだ「いまさ↑ら」の歌い出しが心地良い。この曲の相手を跨ぐ様なキック演出が好きだ。何物も跳ね返してしまう様な活力に満ちた力強さがこの曲にはある。

イルミネイト・コンサート、クラップの演奏家大集合。リリイベの時は全クラップだったけど、今回はサビ以後クラップした。ふわふわのユニット衣装が可愛い。ハープとフルートを持った振りや、切り株に座る振りが可愛いかった。day1はれいれいさんが不在なので2人しかいない。day2が楽しみだ。

・ここでようやくMC。今回はユニット単位での掛け合いでの挨拶だった。時短出来て良いな〜と思うけれど、それとは別に全体的に会話内容が不穏だった。シーズの挨拶もストレイの挨拶もギラギラしていた。わか様が普通に自己紹介しているあたり、ただならぬ気配を感じる。

バベルシティ・グレイズ。流れた瞬間に「あ、今日コールであのアンティーカコールを打てるんだ」という確信が全身を貫いて興奮でどうにかなりそうになった。

H&A。最初に和楽器隊が浮かび上がり一般近い長尺の特殊イントロが入り、「え...?この曲何...?」みたいになった後に聞き慣れたイントロが聞こえて一瞬で血液が沸騰し思わず絶叫しながらUOをへし折ってしまった。仮面の演出までやってくれて最早気が気でなかった。

キャットスクワッド。開始前に猫が放たれる。リリイベでもそうだったがCメロ?で涼本あきほさんが膝を曲げるタイプの両足跳躍を見せていた。みんなは気づいたのかな。曲の終わりぎわ、ちゃんと拍手した。「今回は猫逃げないかもしれない」という意識が大切。同じ映画を見る時でも「今回はまけちゃうかもしれない」と言う意識を僕は持っている。

fashionable、バックダンサー!完全にノーカラットの文脈と現実が同期してしまった!演者のダンスも凄いと思っていたけれど、プロのダンサーってすごい。動きの滑らかさが違う...。でも演者を食うことはない。プロの仕事だ。そして以外とみんなウォウォウしていた。当然僕もした。

・この辺でギラついた七草にちかさんの独白があった気がする。はやく幸せになって......。

いつ僕。福丸小糸さんの独白から始まったのは確かここ。天塵を前日に読み返しておいて本当に良かった。浅倉透さんが海の約束を忘れていることの言及があって嬉しい。福丸小糸さんがいつか来るお別れの日を恐れていることはシナリオ中でも端端で言及されていたけれど、周年ライブでやられると重みが違う。君たちの靴はもう全然白くない。

アニバ。ちゃぶ台ってここだっけ!?「これで最後」みたいな暗転コミュが入り一気に不安になる。そしてアニバは何度聴いても胸に沁みる。

拝啓タイムカプセル。この辺にも暗転ナレがあった気がするが余り記憶が無い。強烈過ぎる情報を流し込まれ過ぎて、脳内のRAMからROMに書き写す前にRAMから記憶が弾き出されてしまうことってありませんか?僕にはあります。

FELICE。記憶が焼き切れている。負荷に耐えきれなかった可能性が高い。

ブライク。深刻な感じのナレがあった筈だが大旗に全ての記憶を上書きされてしまった。送風機が置かれて無茶苦茶なびいていたらしい。中間旗って実際はこんな感じなのかな。旗置いた後にポージングするの無茶苦茶かっこいい。

PRISISM。ここイルミネ引っ張りだこじゃない!?楽しかった記憶だけがある。記憶は焼き切れた。青と黄色の美しさだけが朧げに記録されている。

Tracing Defender。イントロの時点で血液沸騰。即座にWar!!!!!!!!と絶叫する体制を取る。キック演出過多で頭がおかしくなる。三位一体、かなり好きな言葉かも。ロボとファイティンしたりサイバー空間にもつれ込んだりする。よ、良〜〜〜!

FaF。MOIWの記憶が引き出される。最初にSHHisって言うやつ。今回はあの背景映像演出は無し。だからこそじっくりパフォーマンスが見れた。月並みの意見だけれど、ややさんの髪を掻き上げる一挙両得のゾーン入ってそうなパフォーマンスがカッコいい。にちかさんのロングトーンで拍手をしたけれど、みんなしてくれなくてションボリしたりした。

ベリベリ。かわ...かわいっ...って言ってた記憶がある。この後の演出に記憶を焼き切られた可能性が高い。

今鹿。制服ノクチル!?????????????ん??????ん??????る????????る?る????????ほうきバンド!????????????????????ん??????同行者に後で言われたけど、サビぐらいまで僕は微動だにしなかったらしい。でもバカになっちゃうじゃん。こんなの。樋口円香パーカーは実在していたけれど、小糸さんの制服や雛菜パーカーまで用意するなんてさ....。髪留めまで丁寧に再現されていて脳がバグっちゃった。

アスファルトを鳴らして。こんな畳みかけがあるかよ。先の小糸さんの独白もあって歌詞が酷く重たく感じる。雛菜さんが本当に行ったり来たりするところが印象的だ。
(追記:これ全然嘘!!!!行ったり来たりするのはBreezeのやつ!これはフェンスの映像でノクチルだ!!!ってなるやつです)

夢咲。言い訳をさせてもらうと今回はほとんどMC演出が無く、サイリウムをリロードするタイミングが無かった。結果として夢咲で手元のサイリウムが枯渇する事態に。とにかくステージを見逃さないことを優先した。予告でもそう言われてたし。2番目のナンバーワン!、間違いなくday1で最大のコールだったし1番目のナンバーワン!にコールが入らないのも完璧だった。コールあり、本当に楽しい。

愚者の独白。リリイベでマイク曲だというのは聴いていたけど、幻惑的な雰囲気ととても合っていて良い。菅沼さんが高らかに歌い上げたソロサビが耳に残り続けている。

OMG。にちかさんの暗転ナレってこっちだっけ...?シーズの最後の曲はOMGしかないから身構えた記憶がある。SHH......は何度聴いても痺れるな〜〜〜。

WDC。気が狂った。サイリウムは補充出来ていない。現代の悪徳だ。北原さんに着目して一生懸命紫を振った。少なくとも僕は振った。Reborn!って叫べたので悔いはない。

ダブル・イフェクト。暗転ナレで「次が私たちの最後の曲。これが終わったら...」みたいなことを言われて動揺しまくる。暗転ナレ中にお喋りする人達が多くて悲しい。挙げ句の果てに「あ、ツバサを失うってそういうことね〜〜!」と絶叫したオタクが居たのでびっくりしてビンタしちゃった。声出し解禁ってお友達とのお喋り解禁って意味じゃないから、みんなは気をつけようね。それはそれとして、このオタクが言っていた様に、この曲は明るい曲調の中に歌詞の重さを感じてしまうから今回の不穏さとはすごくマッチしている。怖過ぎるよーーっ!

Twinkie Way。イルミネの中でもトップクラスに好きな曲。HFLも好き。ステージが一瞬青くなるけど、朝と夜が同時に存在する様な、時間を超越した青さを感じた。上手く言語化できない。なんとなく青と黄色をたくさん振った。何故かは上手く説明できない。

Resonance+。全員が登場し、これで最後の曲だと告げられる。来たる業務連絡に向けて身が引き締まる。レゾプラはかなり好きな曲だ。というか全体曲はみんな良い。それはそれとして、私たちを見つけてくれた〜〜、みたいな歌詞が今回に至ってはなんだか不穏に感じた。そんなサヨナラみたいに言わないでくれ。

・アンコールのクラップを打ち続ける。声出し解禁になったとはいえ、自分の喉が持たないので申し訳なく思いつつも力の限りクラップを打ち続ける。打ち続ける。打ち続けたが、長い。長過ぎる。本来ならもっと早く業務連絡が来る。結局業務連絡はなく、アンコール曲が始まる。妙に待ち時間が長かったが、これは業務連絡が無く着替えの時間を確保出来なかったからだと後から気づいた。

いつシャニ。白ワンピだ。ティザー画を思い出して情緒が狂う。虹の行方は?daybreakageは?シャイノグラフィは?終わらないでくれ。頼む。

・MC。何か禁止ワードでもあるかのような、言語化できない不自然さを感じた。妙におとなしいわか様の違和感もそうだ。それはそれとして、まみみさんの言葉を代わりに述べてくれる菅沼さんや、めぐるに良かったね〜と語りかけるだまゆさんの在り方が強く印象に残っている。そういう関係性って本当に良いから。

マルカラ。だまゆさんとひとみんさんのソロパートがあるのってこの曲だったよね?途中からユニット単位で複雑で曖昧な表情共に退場していき、最後のイルミネも歌うのを辞めてステージから誰も居なくなる。なんだよこの演出は。配信ってここで途絶えたってマジですか?

・ダブルアンコールを要望する会場の参加者達。僕も力一杯手を叩いた。絶対なんらかの映像がある思ったから。残念ながらこれは運営に想定されていなくて、スタッフ間で動揺が走っていたと後から聞いた。結局、ライブは切り上げられた。形骸化したアイマス最高が叫ばれたが、僕も弱々しいクラップを添えただけで、最高とは言えなかった。周りから「今回は最高って言えないかも」みたいな声が上がっていたのが印象的だった。


終演後

・ライブのレポとしては以上です。一心不乱にブレード振ってたらライブ中だけで10km走ったことになってたし、心拍数や運動数とかも見たことが無い数値になっていた。

編集後記:day1を通して


・ライブを踏まえての感想としては、セトリは最高だけれど、2日目を前提とした続き物になっていて単独での評価は不能といった感じ。4thの手紙演出は少なくとも1日単位でのパッケージ化に成功しているが、ゴスはそうでは無いと感じた。問題提示編と解決編に分けるのであれば、問題提示編に明日に繋がる様なフックの情報が有っても良いのでは?と思う気持ちもある。打ち上げガシャの情報さえ告知しない徹底ぶり。余りにも尖りすぎている。そういう迎合しない感じ、嫌いじゃないよ。

・なんかシャニP死亡Ifみたいな言説が確定みたいなノリで語られている。社長が困憊してたのはシャニPが入社しなかったIFだとか、今回のMC少なめのIFは天井社長のやり方だとか、そういうやつだ。特に夜に上がったday2の告知がそういう言説を加速させている。

・個人的には絶対に違うと確信していて、仮にday2で「あれは全然IFでday2は平穏な感じです」と言われたら、昨日の覚悟は嘘だったのかよ!となってしまう。


・シャニマスは、ゲーム部分はともかくとして、物語でそんな浅はかな真似はしないという、謎の信頼が僕にはある。エイプリルフールでもない限りは過去を有耶無耶にしたりなんてする筈ない。全部意味がある。

・少なくともday2は今回の空気感を継続して不穏な感じがなんらかの映像告知まで続くと思っている。day1の評価はそれからだ。

・283プロ解体からの合同新レーベルの設立?IF世界線でのシャニメ?サ終?シャニマス2?どれもしっくり来ない。ハードルが上がり過ぎている。

・それでもシャニマスなら、シャニマスなら何か考えもつかなかった様なことをやらかしてくれるのではないか?ぼんやりとした不安の中、そんな淡い期待をよすがにday2の現地会場でこの文章を書いている。

編集後記:「If I_wings.」について考える

・最後に、タイトルの_に入る文字を予測しておこうと思う。昨日まではlostかdrawだと思っていたけれど、day1を踏まえるとhadな気がしてきた。仮定法で、ツバサがあったら良かったのに(もうツバサは無いけれど)、というやつ。こういうのは取り敢えずなんか言っておくに限る。

追記:シャニゴス day2の記事も上がりました


・チケットが取れていたのでシャニゴス day2にも現地参加してきました。同じくレポを書いているので、良かったらご覧ください。


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