生死

馬鹿馬鹿しい
赤の他人で、昨日まで知らなかったくせに
死んだとわかったらご冥福をお祈りしますとか綺麗事のように言って

人はいつか死ぬ
いつ死のうが、生きようが、何してようが、その人の自由である

外野が騒いだところで死んだ人は帰っては来ない
1年後には何食わぬ顔で生活しているだろう
悲しくなるのも、その時、その一瞬だけ

人間の醜さとは恐ろしいものだ

人の死を身近に感じた時には自分自身も憂鬱な気分になるのだろうか
自分自身が死の瀬戸際にいる時はどんな気持ちになるのだろうか
死んだら生まれ変わるという話を耳にするが果たして真実なのだろうか



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