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なぜ留学したいんでしょうね。

こんにちは、Lyraです。
2回目です。

わたしは、秋からドイツ留学を予定しています。留学をする上で目的は重要と言われますが、改めて
現時点での考えを証拠として残したいと思います。

というのも、大学のプログラムに申請する際に志望理由書を書いてから、もう1年以上経過しました。
コロナと重なり延期を繰り返す中、より考える時間が多くなった気がします。今度の渡航判断の結果がどちらに転んでも、自身と向き合ったことに関しては無駄にはならないのではと思っています。

1番最初は語学力を身につけたい、ざっくりそれだけ


入学当初留学についてはあまり考えていませんでした。ですが、1年の1学期が終わったあたりで大学生は思ったより時間があるぞと感じました。そこでせっかくなら何か労力がかかることをしようと思い、留学を決めました。

大学のプログラムに申し込んだので、学内で審査がありました。そこで必要だったのが、志望理由書でした。とにかく審査を通るためには、目的をきちんと説明できなければなりません。ですが、自分の中にあるものはふわふわしていて、他人が納得できるぐらいにまで固まっていませんでした。結局、語学力を身につけたいという理由がシンプルで審査側が納得するかもと思い、それをメインに書きました。

でも「語学力を身につけたい」だけでは弱いですよね。審査を通ってからも何だかすっきりしないと感じていました。

どっかの誰かから聞いた「語学はツールだよ。」「留学行ってもしゃべれないやつはしゃべれない。」というセリフが、ぐるぐる頭の中で回っていました。

そこから少しずつ足していったのが、以下のことです。


①日本でしか生活したことがないから、マイノリティになったことがない。その感覚を知るために外国人になってみる。

国際系の学部なので、人種差別や移民などについて学ぶ機会が多いです。ですが、どこか他人事のようにしか聞けないと感じていました。やはり、その立場になったことがないからだと思います。周りの人と違うことが当たり前の状況で、戸惑うのか、案外楽しめるのか興味があります。

②察する文化はいいと思うが、少し脱したい。議論する文化に習いたい。
 

高校時代、姉妹校交流でドイツの授業に参加しました。日本人とドイツ人で協力するアクティビティで、どうやったら3本のひもで繋がれたリングの上に物を乗せられるかというものでした。(だいたいの記憶なので細かくは違うかもしれないです。)
始める前に先生がアイデアを生徒に求めました。すると綺麗に反応が分かれたのです。ドイツ人側は一斉に手が上がったのに対し、日本人側は様子を見ている感じでした。おそらく日本の教室であれば、そのうち1人か2人ぐらいが意見を述べ、異論なしでそのまま決まるかと思います。しかし、その時はドイツ人側からアイデアがいくつか出て、そこから決めていったのです。私は発言する際に何を言おうか、こんな意見言ってもいいのかなどと考えてしまいます。そんな意識を軽く飛び越え、とにかく判断材料を出すという彼らのスタイルに惹かれました。周りに合わせることが、悪いとは思いません。ですが、まずは意見を言ってみる、そこから議論で決めていくというやり方は、自分に対して自由である点が良いと思います。よって、彼らから議論する文化を学びたいです。

③実際自分が就活を迎える前に、他国の働くことに対する考え方を知りたい。


就活をいずれはするので、その前に働き方に関して別の視点があるのを知っておくことは損ではないと考えました。例えば労働時間がよく話題に挙げられます。日本では残業できる時間を法律で定めてますが、ドイツではトータルの労働時間を法律で制限しています。法律の定め方一つとっても働くことに関する考え方の違いが生まれています。ぜひ大学の先生や事務の方など働いている人から直接話を聞きたいと思っています。


①〜③を達成するためにはコミュニケーションが不可欠になってきます。そのために必要なのが、ドイツ語です。もっと言うと、自分の聞きたいことを質問をする力と相手の意見を聞く力です。
こういう結論が出たので、最初のふわふわした状況から少し抜け出すことができました。
たまにこれらを振り返りつつ、語学の勉強をしていきたいと思います。

また。

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