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ジェネクス帝 【S環境デッキ紹介】

 今回は、私が気に入って使用している「ジェネクス帝」デッキを紹介します。
 S環境というオリジナルレギュレーションのデッキ紹介です。

ジェネクス帝とは

 デッキ紹介の前に、「ジェネクス帝」というデッキジャンルについてザックリと紹介します。
 「ジェネクス帝」は、その名の通り「ジェネクス」と「帝」を組み合わせたデッキで、下級モンスターの「ジェネクス」によって、上級モンスターの「帝」をサポートして戦うデッキです。
 毎ターンのリリース要因となる「黄泉ガエル」や、その「黄泉ガエル」を墓地に送れる「ジェネクス・ウンディーネ」で準備を整え、「邪帝ガイウス」などの「帝」モンスターのアドバンス召喚につなげます。
 「ジェネクス・ウンディーネ」の効果の副産物である「ジェネクス・コントローラー」と「邪帝ガイウス」を素材として、相手のモンスターのコントロールを永続的に奪取する効果が強力な「レアル・ジェネクス・クロキシアン」のシンクロ召喚を可能としています。

デッキレシピ

 まずはデッキレシピを見ていただきましょう。 

 一般的に「帝」デッキは1ターンに1体のモンスターを召喚して戦うことが多いのですが、それだけではシンクロ時代のデッキに対して後れを取ることが多いです。
 (基本的に「帝」の性能が後出し前提なのも要因です。)
 そこで様々なギミックを増やし、できることを増やしていった結果、この構築に落ち着きました。

採用理由や使い方

 「黄泉ガエル」と相性のいい「フィッシュボーグ・ガンナー」を採用し、「フォーミュラ・シンクロン」による手札交換を狙っています。
 「D-HERO ディアボリック・ガイ」は召喚権を使わずに場に出せる闇属性のレベル6モンスターなので、「ジェネクス・コントローラー」や「A・ジェネクス・バードマン」とシンクロして「レアル・ジェネクス・クロキシアン」になれたり、「フォーミュラ・シンクロン」や「ゾンビ・キャリア」とシンクロして「スクラップ・ドラゴン」や「スターダスト・ドラゴン」になれる点が優秀です。
 また「S環境」においては、主な展開を特殊召喚に頼っているデッキが多く、特殊召喚を行わずに攻撃力2400のモンスターを処理することは難しいため、お互いの特殊召喚を封じる「虚無魔人」を採用しています。
 「黄泉ガエル」の効果を使用するためには、自分の魔法・罠ゾーンが開いている必要があります。そのため、罠カードはフリーチェーンで場のモンスター2体を破壊できる「狡猾な落とし穴」のみを採用し、手札から捨てて相手のモンスターの効果を無効化できる「エフェクト・ヴェーラー」に加え、ダメージを受けたら特殊召喚できる「トラゴエディア」と「冥府の使者ゴーズ」を最大枚数採用しています。
 これらは、相手の場に強力なモンスターを残せる点で「レアル・ジェネクス・クロキシアン」と相性が良いです。また、「黄泉ガエル」はスタンバイフェイズ中であれば何度でも場に蘇るので、「エネミーコントローラー」のコントロール奪取とも相性が良いです。
 「A・ジェネクス・バードマン」は様々なカードの使いまわしを可能としつつ召喚権を消費せずに場に出せる「ジェネクス」チューナーという点で優秀です。
 墓地の闇属性の枚数を比較的簡単に調整できるので、強力なフィニッシャー「ダーク・アームド・ドラゴン」を採用しています。場に出せれば3枚のボードアドバンテージを取ってくれるカードで、とてもお気に入りの1枚です。

 エクストラデッキの「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」は、この時代のお守りみたいなもんです。「サイバー・ドラゴン」を再度デッキから投入し、相手の機械族モンスターを吸って融合することを想定して採用しています。
 シンクロモンスターは結構かつかつで、正直「レアル・ジェネクス・クロキシアン」を1枚減らして「ゴヨウ・ガーディアン」を採用したほうがいいんじゃないかと悩んでいます。
 しかし、やれることを増やした結果、引いたカードで戦うデッキに仕上がっているため、2枚目の「レアル・ジェネクス・クロキシアン」が必要になることも多く、ここは悩みどころですね。
 もう少し環境が煮詰まってきたら答えが出るのではないかと期待しています。

 主なカードの採用理由は述べたので、あとは皆さんで使ってみて楽しんでいただければと思います。

 今回採用を見送ったカードにも相性のいいカードはたくさんありますので、ぜひぜひいろいろと改造してみてください。
 コメントやTwitterで報告してもらえたらとっても喜びます。

終わりに

 初めてのS環境のデッキ紹介記事いかがでしたか?
 S環境で遊ぶ人が増えてくれたらうれしいので、これからもいくつか投稿していこうと思いますので、「スキ」やコメントを頂けると幸いです。
 また、今回から投げ銭機能として有料部分を作りました。
 もしこの記事を気に入っていただいた方の中で、投げ銭してもいいよって思っていただける方がいらっしゃいましたら、購入していただけるとめちゃくちゃありがたいです。
 (この記事は無料部分ですべて完結していて、有料部分には何も書いていないので、純粋な投げ銭になります。)

 投げ銭の紹介をさせていただいたのですが、正直皆さんに読んでいただけているだけでモチベになりますし、「スキ」やコメントがつけば泣いて喜びます。あくまでも気に入っていただいた方へのオプションと思ってください。

ではでは。
また次の記事でお会いしましょう。

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