子供たちの遊びや、遊べる場所はどうなるのか?
香川県の新条例案「ゲームは1日60分(土日は90分)まで」。
条例が適用された場合に私が心配しているのは、
「子供たちの遊びがなくなってしまうのでは?」ということだ。
確かにゲームのやりすぎは良くないし、課金にハマるのは大きなマイナスだ。
しかし、「諸悪の根源はゲーム」と決めつけてしまうかのように、
ゲームにすべて責任を押し付けるのは違うのではないか。
私が小学校高学年の頃でさえも、大きい公園のような遊び場が少なく、
公園も「野球やサッカーは禁止」ということが珍しくなかったので、
友達と遊ぶ場所が少なくて、割と困った記憶がある。
だから、今の小学生なんかは、外で遊べる場所がないのでは?と心配している。
仮に外で遊びたくても、外でワイワイ遊んでいたら、
「声がうるさい!静かに遊べ!」とクレームが入るみたいだし、
公園に集まってゲームをしていたら、
「今の子は何で、外でゲームしているの?」と言われ、
誰かの家に集まってゲームをすれば、
「ゲームばかりして、外で遊びなさい」と言われるのだろう。
これから社会を支えてくれる未来ある子供たちに対して、
大人が言っていることや、やろうとしていることも滅茶苦茶だ。
子供たちのゲームの時間が増えているのも、
「遊び場がない」
「一部の大人の心無い声で居場所がなくなった」
この2つが根本的な原因ではないかと、私は考えている。
本当にゲーム依存症の子供たちを出したくないのであれば、
「子供たちが元気に楽しく、思いっきり、安全に遊べる場所」を整備してあげて欲しい。
条例制定の前にすべきことは、「遊び場を作る」ことからだと思う。
ただ、今の私には何もできることがない。それがもどかしい。
参照:FNN PRIME
https://www.fnn.jp/posts/00049903HDK/202001212000_FNNjpeditorsroom_HDK
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