「エースの○○だけでない」というところを見せたい
「■■の中だったら、やっぱり○○がいいな。
他のメンバーは分からないし、選ばれてもね…って感じかな。」
うん、まぁ、言いたいことはわかる。
例えばだけれど、乃木坂46から1人呼べるなら誰がいいですか?と聞かれれば、
「白石麻衣がいいかな」と思うのは甚だ当然のことだしね。
頭の中でそう考え、自分を納得させている。
でも一方で、こんなことも考えている。
「あなたの判断基準では、○○以外の人を知らないのだろう。
でも、皆が皆、そう考えているわけではない。
よく見ている人は、一般的には知名度が低い人だって、
活躍している様子をちゃんと見てくれている。
仮に、どれだけ多くの人に『知らない』と言われたとしても、
少しでも応援してくれる人達のために、必死に頑張っている。」
私だって、同級生と比較しても、目立つわけではない。
仮に私がたくさんのメンバーがいるグループ・チームに所属していたら、
誰か1人ないし、2~3名の中心的で目立つメンバーがいて、
私は「大勢のメンバーのうちの1人」に過ぎないだろう。
それが運命だから仕方がない、と片づけるしかないのだが、
どんなに頑張っても「あなたの立場はひっくり返せません」と言われれば、
涙が出るほど悔しくなってくる。
だからもし、私が所属するグループ・チームで、特定のメンバーばかりが注目され、
他のメンバーが蔑ろになるようなことがあれば、私はこうつぶやくだろう。
「○○、○○ってばかり取り上げやがって…。
チームメイトの俺だって、○○に負けないように必死に頑張ってきたのに、
俺はいったいなんだったんだ…。
○○以外は、眼中にもないってことなんだな…。
だったら意地でも見返すから、今に見ていろよ。
俺だって武器があるから、絶対にインパクトを残してやる」
そして、監督(会社の場合は「上長」ですね。)からは、
「うちは○○だけのチームではありません。
△△も、□□も、××も、非常に高い能力を持っていますし、
ここ一番でチームを助けてくれるプレーができますよ。
目立たないからと甘く見ていると、痛い目に遭いますよ」
と言ってもらえるようなチームの一員でいたい。
そして、個人で絶対的な武器を身に付け、
「もうこの危機的状況を打破できるのはお前しかいない」と、
私を使わざるを得ないくらいの力を身に付けたい。
まだまだ道の途中。諦めずに頑張りたい。
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