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何も言わず離れていく人、丁寧に指摘してくれる人【20221012Mリーナ】

こんばんは、夕灘ゆうなだです。

本日も毎週水曜日にハートランド札幌店で開催しているMリーナに参加してきました!
今日で第2回でしたね。

Mリーナとは

日本プロ麻雀連盟・安藤りなプロが中心となって毎週水曜日にハートランド札幌店で開催している、Mリーグルールの勉強会。
多くの連盟北海道支部プロが参加されていて同卓できる素敵なイベントです✨

↑時間や料金を纏めているので、気になる方はこちらをご覧下さい😆

安藤りなプロ、獅子奮迅の連続60000点加点

初戦をMリーナ初トップで終えた私は、2回戦で安藤りなプロと同卓!

開局は南家に私、西家に安藤りなプロのならび。

南1局を終えた段階で、上家が50000点、他が僅差ながら私が2着目といった状況。この南2局の親番で稼げなければ、大人しく2着に纏めたいところです。

配牌。びみょー。
愚形ターツばかりでドラなし。
スリムに構えつつ進行します。

ターツのフォロー牌を持たずに進めると、上手く裏目らずに一向聴に漕ぎ着けます。

既に6sと5pを切ってこの形。
1sと9sは場0
2sが2枚切れ
全員門前
9巡目くらい

嵌2sの受けを残す価値の無い手と判断し、打3sとします。

しかし、この3sが切り遅れ。

「ロン、12000」

下家の安藤りなプロが倒牌します。赤が2つ…ダブドラのr5pがあります。もう1つ、5pがありました。タンピンドラ4です。

警戒を怠ったか?と思い、安藤りなプロの河を見返します。

……幺九牌が綺麗に並んで、中張牌が7p1枚しか並んでない、、、😂

瞬間の放銃は致し方なしですが、2sが2枚切れになった時点ですぐに3sを離しておくべきでした…

南3局0本場

前局の和了で、対面と安藤りなプロがほぼ同点の2着目。私が6000点ほどビハインド。

ドラはありませんが、配牌に南が対子の、整った手牌です。当然出ても南は鳴きません。リーチツモ南で10-20を狙います。

南来い南来い……!と祈り、見事引き入れます。両面が1つ入って先制リーチ!確か、10巡目だったかな。

2巡の間に3mが3枚切られ、絶好のワンチャンスになります……!やったー!と喜んだのはいいものの、異変に気が付きます。おかしいです……3mは危険牌のハズ、、、

最初にリーチに3mを押していたのは、下家の安藤りなプロでした。

 あまりにノータイムで淡々と切られていたので、押されていることに気が付きませんでした。

「リーチ」

迷いなく、安藤りなプロは私の入り目の5sを横に曲げます。

親からこれくらい押されることはままあることです。2mの景色も悪くない。いい勝負が出来ていると思いました。しかし……

「ロン」

私がツモ切った5pに安藤りなプロが声をかけます。めくりあいに負けるのは仕方がない。さて、何点かと思ったら……

「24000」

リーチ清一色ドラ3でした(笑)

いやぁ、フリーやリーグ戦じゃなくてよかったwww

自分もよく打てている感触だったので、清々しい気持ちです。

さて、次局、次々局も、安藤りなプロは一定のリズムで随所に押しを見せ、リーチを繰り出し、巡り合いを制します。
トップ目の上家から、12000を2連続で和了ります。

あっという間に4局で60000点を稼ぎ、ラス目から大トップ目に躍り出たのでした……!

今まで気にしてもいなかったこと

3回戦を終え、卓内で感想戦に入ります。

内容は振り返りから、すぐに所作の話へ。

___淡々と一定のリズムで打たれると、読みが効かない。何を持っているかわからない。

悩んで切った牌の周辺には塔子があるのかな、とかなって読めることは多々ありますよね。

___2段目以降、切った危険牌を左端に寄せない奴に強い奴は居ない。怯えてるから普通に河に並べられないんだ。

この視点は持っていませんでした。他家が取りやすいように、河の右に牌を残す。6枚切りのマナー的にも、他家から河が見えづらくマナーが良くないです。

___夕灘君は、副露の音がうるさいよ。私は気にならないし、うるさいとは思ってないよ。でも、気にする人は気にするから、叱られかねない。

このご指摘は初めてされました。
思うところは確かにあるというか、正直敢えて大きく音を立てて副露牌を右に寄せていました。

なぜなら、前述の牌の切る位置と同様で、怯えてるからです。手が細くなり、守備力が落ちるから、打点が安いように見られるから、待ちが悪いから、自分は怖いんだぞと脅す。

どこかずっと漠然と自分の未熟さを感じていましたが、「こういうところか!」と腑に落ちました。麻雀は精神論では勝てませんが、闘牌の内容以前の部分で、私は負け続けていたのです。

麻雀マナーも、打牌と発声だけが全てではありません。麻雀は食事といっしょ、音を立てるのはバッドマナーです。当然、副露や理牌も例外ではありません。

REXⅢをはじめ、新しい全自動卓には、卓のへりに緩衝マットが付いています。理牌や副露の際に強く牌をぶつけても、音が鳴りません。それに慣れていたところもありますが、そういった卓で打つ時も気を付けようと思いました。

マナーも勉強会の勉強科目

同卓者にマナーの悪い他人が居たら、貴方はどうしますか?

雑談をしようと、話しかけますか?

その人が居るところに麻雀を打ちに行きますか?

普通、黙って距離を置くでしょう。
よく行く店でそんな人と同卓することになったら、嫌だなぁと思うでしょう。

マナーの悪い貴方は、自分のマナーが悪いと気付かぬまま、気が付くと孤独になっています。

段々とセットに呼ばれなくなります。

段々とイベントに呼ばれなくなります。

だから、正しいマナーをご教示して下さる方は、とても有難い存在だと思います。

マナー良く打つべき人間は、プロに限りません。私のように、イベントを主催している人間も同等です。

なぜなら、自分のみならず周りの人間に迷惑をかけかねないからです。

例えば非常にマナーの悪いことで有名なAさんが居たとします。打牌はうるさい、負け惜しみを言う、他人の打牌にケチをつける。

貴方はとあるBさんという方と面識を持ち、雑談をします。まだBさんと同卓したことはありません。

そこでBさんが、Aさん主催のイベントでよく麻雀を打つと言ったら、どう思いますか?

Bさんもマナーの悪い嫌な奴かも知れない、多少なりとも脳裏にそうよぎるでしょう。だってマナーの悪いAさんと同じ環境で麻雀を打っているのだから。

有難いことに、私が主催のゆうなだ会には、沢山の方が参加して下さりました。色んな場所で知り合った人を集め、交流のきっかけを作りたい。そういう思いで開催しています。

私がAさんにならないよう、私の周りの人がBさんにならないよう、より一層、一挙手一投足、表情・発言・聴く姿勢に気を配るべきです。

私の夕灘佐助という名前には、鏡にうつった自分を見るように、客観的に自分を見て、相応しい振る舞いをしようという想いを込めています。
私の本名を知っている方は、だからその名前に拘るのかと腑に落ちるかも知れません。

自分が如何に幼稚なのかと実感した、実りある1日でした。今日のMリーナは、正しく勉強会だったのです。

(了)

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