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LIFE SHIFT〜本まとめ〜

LIFE SHIFT 本まとめ

結論

人生の長寿化が進み、人生の設計と時間の使い方を根本から直すことが重要である。

今後は有形の資産より、「生産性資産」「活力資産」「変身資産」という無形の資産を築き上げることが必要である。

はじめに

これまでは「教育→仕事→引退」の3ステージだったが今後は、仕事のステージが長くなり、様々な生き方を自己実現していくマルチステージの人生になる。

そのため人的ネットワークを広げて、自分とは全く違うロールモデルを見つけて新しい生き方の選択肢を知ることが重要になる。

多様なステージの登場

エクスプローラー
たくさんの経験をして選択肢を知り、自分と相性のいいものを選ぶ「発見」

インデペンデント・プロデューサー
事業を始めることを目的として生活と仕事をブレンドしている「経験と学習」

ポートフォリオ・ワーカー
過去の経験を活かして異なる種類の活動を同時に行う「刺激」

100年時代に向けての雇用の考え方

  1. 時間の使い方を「レクリエーション(娯楽)」から「リ・クリエーション(再創造)」にしてスキルや知識を身につけることに投資する。

  2. 未来を見る力をもつために人口動態や経済全体の動向を視野に入れる

  3. テクノロジーの進歩により細かくマニュアルできる仕事はなくなっていくので、人間にしかできないこと(創造・共感・問題解決)がますます重要になる。

無形の資産を築く

生産性資産

新しいスキルと専門技能を獲得し続けること。
学習となる対象は

  1. 希少性・優位性があるもの

  2. 代替・模倣が困難なもの

  3. 多ジャンルに役立つ汎用スキルなもの

これららの他に

  • ポッセ(同じ志を持つ仲間)

  • 個の信用・評判

を獲得していくことが重要になる。

活力資産

肉体的・精神的健康と心理的幸福感を有するために、ストレスに対するバランスの取れた生活をとる。

そのために

  • 前向きで親しい友人関係

  • 自己再生のコミュニティ

を築き上げることが重要になる。

変身資産

人生の途中で変化と新しいステージへの移行をする意思と能力のこと。
そのために必要なことは

  1. ありうる自己像に向けた道筋とアイデンティティを明確にする自己理解

  2. 多様なバックグラウンドを持つコミュニティに属する

  3. 主体性を持って行動するマインド

であり、積極的に内省と行動を繰り返す必要がある。

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