#05「エロの傍観者」という視点
先日、渋谷にあるスペース408302へ
CHERRY さんという方の個展に足を運んだ。
この展示のメイン作品は《LOUNDRY・花ビラ大回転式》。来場者は自らの下着を差し出し、作家がその下着を丁寧に手洗いする。下着を差し出した参加者は前の下着を着用して帰る、というパフォーマンスである。
CHERRYさんはこのパフォーマンスを「新たなセックス」として掲げ、形式化した既存の性行為からの脱却と、性器や肉体に捉われない本質的な交わりを目指して活動している、という。
わたしはとい