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【ライブメモ】クマリデパート「Zeppワンマンツアー」(2023/06/02~11)

◆概要

「クマリデパート」東名阪福を巡るZeppワンマンツアー

・公演名
Zepp東名阪“福” ハートの治安をおまもりツアー 人生の忘れ物探します☆

・日時
大阪公演:2023年6月2日(金)開場 18:00/開演 19:00 
名古屋公演:2023年6月3日(土)開場 17:00/開演 18:00 
福岡公演:2023年6月2日(金)開場 18:00/開演 19:00 
東京公演:2023年6月2日(金)開場 17:00/開演 18:00 

・会場
大阪公演:Zepp Namba(OSAKA)
名古屋公演:Zepp Nagoya
福岡公演:Zepp Fukuoka
東京公演:Zepp Haneda(TOKYO)

◆全体所感

全4公演に参加。
当初は2公演(大阪、福岡)の予定だったけど、色々なことが重なった結果、全通することができた。

※色々なことのひとつがこちら。
 面白い話ではないですが、よろしければご覧ください。

折角、全公演を観戦したのでその観点から所感をまとめてみたい。

軸となったユニット曲

今回の4公演。
軸を担ったのは、クマリデパート初となる「ユニット曲」だった。
それは新曲(魔法少女Q)よりもセトリへの影響が大きかったと感じたから。

◆各会場 ユニット曲 
大阪公演:ふたりじめアイスクリーム(早桜ニコ&優雨ナコ)
名古屋公演:ねおぶくろかるちゅあしてぃ(小田アヤネ&山乃メイ)
福岡公演:アクアリウム(楓フウカ&七瀬マナ)
東京公演:上記3曲を披露

「https://twitter.com/qumali_ayane/status/1667896205270192130」より

最も顕著に感じられたのは福岡公演。
歌唱が上手い2人を立てるかのようにユニット曲の後「宇宙の果てで恋をした」「ゴイリョクタラズ」「セカイケイ」を披露。

大阪と名古屋もそれなりに選曲理由を感じることはできたけど、福岡はあまりにも意図が明確で、故に完成度が抜きん出ていた。
「今回のツアーで一番印象に残ったブロックは?」と問われれば、自身は福岡公演の中盤だと答える。

少しワガママ&願望をいえるなら、名古屋公演は「ト・マンナヨ」「十字キー」といったバキッとしたダンスをする楽曲が入って欲しかった。
クラブっぽい雰囲気があるZepp Shinjukuとか似合いそうなので、いつの日か実現してくれたら嬉しい(ホントは今は無きコーストとかVISIONで観たい)

ツアーファイナルの東京公演では3曲とも披露。
1公演で全曲回収できるのは良かったけど、各ユニット曲を軸に構成された他3公演の方がひとつのステージとしてのまとまりがあった。

ユニット曲を軸にして綺麗にまとめた3公演。
カップリング曲+全ユニット曲を盛り込んだボリューミーな東京公演。

各公演ごとに魅力があり、かつ全公演を観ても楽しめる。
振り返ってみれば、いいバランスのセトリなのかなと思った。

未来に向けた「Zeppツアー」という実績

ここから少し固い話。

今回のZeppツアー。
端的にいって、相当大変なチャレンジだったと思う。

「東京拠点のグループが東京以外のZeppでワンマンをやること」
そんな簡単じゃないことはオタクでも想像できる。

それでも実現させたのは、強い理由があるはずで。

そう考えた時に浮かんだのは、
「Zeppツアーをやったグループとして今年の夏を迎えること」
「Zepp規模のワンマンでの演出&パフォーマンス経験を積むこと」
という2点だった。
集客&制作、両面での実績を作りたかったのかなという想像。

なぜその実績を作りたかったのか?
それはメンバーがツアー内のMCで話していた。

「クマリデパートをもっと大きくしたい」
この一言に集約されていた。

その言葉が気持ちだけではない。
そのことを示すのが一番の目的だったのかなと思った。

「未来に向けて、今は歯を食いしばってでも進む時」
そんな覚悟が秘められていたような気がする。

今回のツアータイトルはプリキュアっぽいイメージだけど、中身も本当にプリキュアだなと思った。
ステージに立つ6人からは、魔法少女が持つ外見的な可愛さだけじゃなくて、周囲を守るために心身を削りながら戦うヒーローのような強さも感じた。

2024年3月、日比谷野外音楽堂でのワンマンが決定。
来年の予定が発表されたことが本当に嬉しい。
次の目標が見えた中、この夏&その先の秋、どんな光景が広がっていくのか。
楽しみにしながら、一緒に歩んでいきたい。

ありがとう全てのFurniture Girl

ここからは特に固くない話。
というか、山乃メイ推しとしての話。

今回、全公演に一番好きな楽曲である「Furniture Girl」が採用されていた。
しかも、その前の「いまさらだけど、恋しませんか?」と合わせて、ユニット曲の直前という大事な場面での起用。
(東京公演ではその間の「ピアノ」が入っていた)

この2曲は山乃メイさんのイメージが強い楽曲。
(両曲とも落ちサビなどの印象的なパートがあるため)

その曲たちがライブの中軸ともいえる部分を担ったという事実。
つまり山乃メイさんが中軸を担ったといっても過言ではない(他推しの方、すみません)
そのことが凄く嬉しかった。

山乃メイさんの魅力が存分に発揮された起用だったと思う。
セトリを作った方に感謝しかない…。

嬉しいといえば、東京公演でユニット曲の中で1番目だったこともそう。
小田さん含めて、最初を任せてもらえた感があって、出てきた時に高まった。

個別でみるとどうしても名古屋公演が特別になってしまうけど、全体を通してみれば「大阪→名古屋→福岡→東京」と着実に仕上げながら余裕が出た部分で遊ぼうとしている姿勢がとてもよかった。
これぞツアーの醍醐味!というものを存分に感じさせてくれた。

諸々含めて、思い出深いツアーになった。
山乃メイさんが推しでよかったなと改めて思えた2週間。
ありがとうございました&これからもよろしくお願いします。

Zeppで撮ってみて

最後はカメコとしての話。

初めてクマリデパートのツアーで全て撮影席にした。
(過去に1公演だけ撮影席にしたことがある)

加えて、Zeppという大きな箱でワンマンを撮るのも初めて。
普段はライブハウスがメインということもあって、所持しているレンズは近距離用ののものばかり。
今回用に遠距離用のレンズをレンタルして臨んだ。

結果的には、非常にいい経験を積むことができた。
大箱で撮るということはもちろん、同公演&同規模会場で複数回撮れたことも大きかった。

前半2公演は慣れるので精一杯だったけど、後半に入ってくると「ここはこうしてみよう」とトライする余裕も出てきた。
これまでの公演を元に想像して準備する楽しさ、ハマった時の嬉しさ。
逆に思惑が外れてあたふたしてしまった時の挽回の仕方。

ツアーだからこその経験。
カメコとしてひとつ成長できたような気がしている。
振りコピとのバランスをどうするかという悩みは尽きないけど、今後も機会を作って撮影していきたい。

撮る機会を作っていただき、ありがとうございました。

◆大阪公演(2023/06/02)

ツアー初日。
前日のリリイベから参加。

初めてのZeppワンマンでの撮影。
楽しむよりも「頑張って撮るぞ…!」と気負っていた感じ。
メンバーも初日で緊張気味だったこともあり、撮れた写真も全体的には固めな印象。
ある意味ではツアー初日感ある光景が撮れたのかも。

この日は台風の影響で新幹線の運休や高速道路の通行止が発生。
参加できなくなった人のために新曲部分をTikTokで配信してくれて、そういうところは流石だなと思った。

<メモ>
尺:約110分(21曲+MC)※19:00開始、20:50終了
SE:あり
衣装:魔法少女Q衣装
山乃メイ髪型:お団子ツイン
幕間ドラマパート:早桜ニコ&優雨ナコ

「魔法少女Q」
新曲初披露。
…なんだけど、前述の通り、撮影に集中していたので歌詞は入ってこなくて、振付も「なんかターン多かったな」ぐらいの感じ。
「初披露振りコピ本気部」を標榜していたけど今回で見事に崩れ去った。

「いま恋 → Furniture Girl」
Furniture Girlが通常フォーメーションではなかったけど、いま恋終わりの間と以前に特殊系があったことから「これはもしかして…?」となって、バッチリ歌いだしに合わせて黄色ペンライト振れた。
Furniture Girlに関してだけはニュータイプなのかもしれない。

「ふたりじめアイスクリーム」
ライブ前に言っていた「初○○」が初ユニット曲だ!と判明した瞬間。
「おおー」となっているうちに終わった気がする。

「サマーニッポン夏サマー」
台風なのに夏サマーきたー!と思ってキャッキャしてた。
まさかその後、帰れなくなるとは…。

<セトリ>

「https://twitter.com/qumali_ayane/status/1667896205270192130」より

◆名古屋公演(2023/06/03)

ツアー2日目。
当初不参加の予定が台風の影響で参加に。
その結果、推しのユニット曲初披露に立ち会うことができた。
その辺の思いはこちらに書いてあるので割愛。

初日と比べると、全体的に伸びのあるパフォーマンス。
楽しかったなと思うと同時に、ツアー初日というのは難しいものなのだなと改めて感じた。

Zepp&望遠で撮るという感覚が徐々に掴めてきた。
実践がやっぱり一番大事だし手っ取り早いなと思った。

推しがこちらをバシッと見てくれているショットが複数あって「すごい…」「嬉しい…」となった。
ハロプロを尊敬&目標にしている強みが出ているのかも。
遠距離でファインダー越しでもレスってくるんだ…という知見を得た。

<メモ>
尺:約110分(21曲+MC)※18:00開始、19:51終了
SE:あり
衣装:魔法少女Q衣装
山乃メイ髪型:お団子ツイン
幕間ドラマパート:小田アヤネ&山乃メイ

「Furniture Girl」
2日連続でやってくれると思っていなくて衝撃。
いま恋の時点で「え?もしかして…?」となっていた。
Furniture Girlからユニット曲の流れは神。

<セトリ>

「https://twitter.com/qumali_ayane/status/1667896205270192130」より

◆福岡公演(2023/06/09)

ツアー3日目。
前日のリリイベから参加。
2週連続で木曜日に遠征している事実に震える。

全4公演中、一番綺麗な構成だと感じた。
所感でも書いたけど「歌」という軸がしっかりと通っていたことが要因。
推しとか関係なくて、今回のツアーで一番好きなセトリは福岡。

反面、パフォーマンスとしては勿体ないところもあった。
それは後の東京公演につながっていく話になるのだけど、それとは別でいつか今回みたいな歌メインの構成でのワンマンを観てみたい。

撮影も3回目。
ツアーにもZeppにも望遠にも大分慣れてきた。
広角レンズに交換して撮れたり、照明的に撮りにくいところは振りコピしたりとかなり自由度が増していた。
今回のツアーで一番楽しく撮影できたんじゃないかなと思う。

<メモ>
尺:約110分(21曲+MC)※19:00開始、20:52終了
SE:あり
衣装:魔法少女Q衣装
山乃メイ髪型:お団子ツイン
幕間ドラマパート:楓フウカ&七瀬マナ

「ゴイリョクタラズ」
クマリで本格的に撮影するようになってから、巡り合う機会がほとんど無くて、ずっと撮りたいと思っていた楽曲。
今回のタイミングで出会うことができてよかった。
スタートの山乃メイさんの位置が普段と違って下手だったのが印象的。

<セトリ>

「https://twitter.com/qumali_ayane/status/1667896205270192130」より

◆東京公演(2023/06/11)

ツアー4公演目にしてツアーファイナル公演。
他の場所に比べると観客数も多くて、これぞホームという雰囲気。

3箇所(大阪・名古屋・福岡)を経て、高練度なパフォーマンス。
新曲(ヒ・ミ・ツ)初披露&ユニット曲を全曲披露。
質量ともに充実、ツアーの集大成といえる公演。

本当に「集大成」だった。
それまでの3公演があったからこそ、作り上げることができたステージ。
「当たり前のものじゃない」
それに気づけただけで、他公演も参加できてよかったなと思えた。

各メンバー感想。
ファンへの感謝と率直な気持ち、そしてこれからへの想い。
6人それぞれの飾らない言葉が染みた。

<メモ>
尺:約130分(22曲+MC)※18:00開始、20:12終了
SE:あり
衣装:魔法少女Q衣装
山乃メイ髪型:お団子ツイン
幕間ドラマパート:全員

「いま恋 → ピアノ → Furniture Girl」
やられた。
これまでの公演はずっと「いま恋 → Furniture Girl」だったので今回もそうだと思いきや「いま恋 → ピアノ」というまさかの展開。
ここで干されるのか…とガクッとしていたら「ピアノ → Furniture Girl」という大逆転。
「やってくれたな!」と「ありがとうございます!」が混在。
完全に手のひらの上で踊らされた気持ち。ズルい。

<セトリ>

「https://twitter.com/qumali_ayane/status/1667896205270192130」より

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