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MAD RAT DEADの曲について適当に喋るだけのあれ2(追加楽曲編)

・本当に適当です。語彙力がない。
・曲によってコメント量が違うのはご了承ください。
・画像はハーフアニバーサリー時の公式イラスト。

2021年6月7日追記:
If We 〜について、ご本人による解説記事の存在を教えていただきました。教えてくださった方、本当にありがとうございます!
これにより、楽曲ページにそのリンクを貼りました。読んでください。私は読んで、氏と曲がより好きになりました。

2021年9月26日:記事少し変更。

↓前回のやつ

最初に

・追加楽曲本当マジでありがとう。無いって聞いてたから本当にびっくりした。
・でも欲を言えば川越さんとxakiさんの追加楽曲も欲しかった……。あとa_hisaさんの
例の曲
・曲自体はどれも最of高。
・サントラvol.2予約した。
・完全に別件だけどDYES IWASAKIのエレクトロスウィングバム発売おめでとう。

Gloucester Carousel

・Gloucester Carousel:a_hisa
元ネタはグロスターチーズ。
プラプロを飛び越えて転がっていく明るさ。Stiltonのその先へ(本人ツイートより)。本人のコメント通りPUI PUIしてるしとにかく色んなSEのカーニバル状態。どこまでも楽しい。最高に明るいバッドエンド。
転調後は不安定な雰囲気が暫く漂うけど、全体的にうっすらと怪しい雰囲気が付き纏うプラプロとは違って局所的。なので、その部分がただの「次の演出準備の為の舞台暗転」にしか思えないことが怖い。実際この箇所を抜けるとまた明るくなるし。
ところでMimoletteのフレーズがどこに入ってるのか、完全に雰囲気に呑まれててわかりません。どこに入ってるのかわかった人は教えてほしい。

Nightmare Road

・Nightmare Road:DYES IWASAKI
好き過ぎて2面やら5面やらのステージひたすらこれでやってた。燻るサックス。曲名通りの不安を煽るメロディからの哀愁響くサビへの急転はずるい。流石DYES IWASAKI、外さない……マッドラットの曲にハズレとか無いけど。
この人の提供曲は全体的にシンプルかつ、1ループするまでが他の方の曲と比べてやや短めだけど(音楽の知識が素人なのもあって、あまり凝った雰囲気を感じていない)、この曲含めてよくもまあ、ここまで激エモな雰囲気を出せるよなあ、と思ったり。
Mini MOONは月の見える場所を目指すけど、Nightmare Roadは怪しげな雰囲気漂う夜道で、ふと空を見上げたら月があって……みたいなイメージ。

Bowing Steps

・Bowing Steps:大山曜
この人は本当にバイオリンの色んな面を聴かせてくれるなあ、と。
勝手なイメージだけどバイオリンの音って、哀愁とか優雅さの表現によく使われてるイメージが強くて(Kind of Hopeみたいな)、それ以外はあまり考えたことがなかった。だからDancing Windで風の音(それも踊る!)を表現していたのもすごいと思ったし、今度は優雅にして気高い、孤高の佇まいというか、めちゃくちゃクールな一面を聴かせてきたのでまた驚いた。こんな美しく格好いい曲の中にあのGhost of Culvertを変奏して忍ばせてるのも素敵(でも本人コメントないと絶対気付けなかった……)。

MAD LAST WORLD

・MAD LAST WORLD:高須和也
高須版ラスボス曲(だと勝手に思ってる)。Breath of Forestの時も思ったけど、緩急つけるのが上手い。
全体的に4面の雰囲気を纏ったままというのもあって、高BPMながら壮大。Bメロ終わりとサビ前で暴れるピアノが、曲と気持ちを大いに盛り上げてくれる。
【LAST WORLD】と名を打つだけあって、あの長いようで短かった旅の終わりを思わせる切ないサビのメロディが大好き。ところで二度目のサビ終わり付近で「ヒュオオオ……」って音が鳴ってるのが気になる。ラスボスの形態変化時のSE……?
一応最高BPMのEmmentalより連符が多いし長いし初見殺しの刻み方で三重苦なので、☆7くらいの表記にしてほしい。譜面難易度がぶっちぎりで高い。七連符が複数あるし、赤三連符も紛れてる……。

If We Could Be Friends,

・If We Could Be Friends,:かめりあ

2021年6月7日追記:
冒頭に書いていたかめりあ氏本人による解説記事は下記のアドレスになります。クリアしたらぜひ読みましょう。読んでください。本当。
https://cametek.hatenablog.jp/entry/2021/05/02/223628

解説記事を読む前に書いた私の解釈語りがありますが、誤解釈……とも思ってはいないので、あえて残しておきます。とはいえ基本的には、氏が込めてくれた色々な想いを尊重していくつもりです。

かめりあ、もう絶対許さない本当マジありがとう最高of最高。

聴いた瞬間こころがMADにDEADした大問題作。試聴の時点でヤバかったけど全部飛び越えていった。コメント読んで更に五体投地をした。しんどい。語彙力が急に吹き飛ぶ名曲。
何か楽しい夢に落ちていくようなキラキラしたイントロ、限界まで期待を高めるABメロとサビ前、その期待を一気に輝かせるハッピーエモなサビ、それらすべてを収束し、オルゴールのような優しい音に閉じ込めて夢が終わり、またループ……。

(以下は個人的な解釈です)
曲の終盤、オルゴールのような音に落ち着いたかと思えば、またキラキラしたポップサウンドに戻り、でもまたあの音に落ち着いて終わる所。神が「終わらないで」って言ってるようだといつも思ってる。いかにも終わってしまいそうな雰囲気の音に手を伸ばして、メロディの雰囲気を明るくしてみるけど、結局全部遠のいていってあの音に戻り、夢と引き離されてしまう(曲的にはループする)。かつて自分がそうしたように、今度は自分が手拍子の音に導かれて……(※ループ間際を含む随所に手拍子の音が入ってる)。
(解釈語り終了)

MAD RAT DEAD RAP

・MAD RAT DEAD RAP:トップハムハット狂、DYES IWASAKI/Johngarabushi
ダイスイワサキのTwitterで知ってはいたけど、まさか収録されるとは思っていなかった。とかくキレキレでシャレの効いた狂のリリックセンスよ。
(個人的に二次創作の逆輸入という概念がとても苦手だけど、クオリティ高いからこれはまあ、いいかなって……)
というか恥ずかしながらFAKE TYPE.を全く知らなくて、このゲームのメインコンポーザーに起用されたイワサキのことも知らなくて、調べてくうちに知ったという……。にわかです。取り敢えず活動再開おめでとうございます(?)。
プリニーと日本一のワードも盛り込む所とか「最終職歴実験ラットのままじゃ終われない」のリリック、「ニンゲンどもよ、聞いてくれ。狂ったネズミの耳鳴りを。」のキャッチコピーも歌い上げて締めてくれた所とかが個人的にお気に入り。あと「Come on!」のシャウト。
あとハード譜面の話だけど、しれっとChaource以外で全く使われてなかった赤十六分の譜面が乱発する。いくら原曲知っててもこの譜面は当然歌の方に合わせてあるので、思いっ切り初見殺し。なお慣れると他の曲同様ノリノリになれてめっちゃ楽しい。

↓映像編集も大分愉快で賑やかなことになっている本家動画
(文字通りのMADでもある)

サントラVol.2届くの楽しみ。取り敢えず気が狂うまでIf We……を聴きます。

作家修行中。第二十九回文学フリマ東京で「宇宙ラジオ」を出していた人。