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スポーツと競馬「Paris2024水泳日本代表決定と 大阪杯」

https://olympics.com/ja/news/swimming-japan-trials-paris-2024-day-five-results

水泳のParis2024の代表が、とりあえず決まった。
世界で戦えるはずの標準記録を突破し、しかも決勝で2位までに入らなければならないという厳しい関門をくぐり抜けた代表内定の皆さん。まずはおめでとうございます。

タイムや順位もさることながら、時季的にも厳しい調整が求められたと思う。
しかし、「そこをきっちり合わせられることも強い選手の条件だ」と、みんな納得して臨んでいるわけだから、結果をしっかり受け止めて、それぞれの次のステージへと切り替えていって欲しい。

私は体育系大学の学生の頃、一応、おまけも多少あって、水泳の単位を取っているので、普通の足のつくプールなら25m、4泳法で泳ぐことはできる。
しかし、当時、体脂肪率が一桁で、海でもうまく浮かべなかったくらいだから、プールではまず浮くのに苦労した。手足の動きでなんとかしようとするもんだから、余計に力が入って沈むばかりだ。
しかも幼い頃に深いプールで溺れたトラウマから、プールでも海でも足がつかないところへ行くと呼吸がうまくできなくなってしまう。そして足がつる。
水泳はか・な・り苦手としていた。
水泳の先生や水泳部の連中が、リキむでもなくスイ~ッと伸びやかに、びっくりするようなスピードで泳ぐのを、どれだけ羨ましく思ったことか。
飛び込む姿なんか惚れ惚れするくらいカッコよかったっけ。

ただ、そんな水泳部の連中も、陸に上がると笑っちゃうくらいどんくさい(失礼! 私の友達に限っての、あくまで私個人の感想です)。プールでは奴らが私を笑い、陸の上では私が奴らを笑い、それでもお互い助け合いながら単位を取ったいい思い出である。

それもこれも、水泳というものが、他の陸の上のスポーツとは運動として全く違う種類のものだからである。
大きく違うところは次の通り。
・身体が浮いていること
・水圧がかかっていること
・身体が地面と水平であること
・アイソキネティック(等速性運動)であること
ひとつひとつの違いやその影響について話すと、かなり長くなってしまうので割愛するが、水中と陸上では世界が違うということなのである。

だから水泳でトップクラスの選手になるには、水に適応できる”素質”というものが絶対条件といえるだろう。
そんな”水に愛された人たち”のParis2024での活躍を期待しようではないか。

日曜日は大阪杯

馬もプールで泳ぐらしい。脚に負担をかけず心肺機能を強化するにはいいそうだ。
やっぱり速く泳げる馬っていうのがいるんだろうか?
馬のプールに行ったら、「こいつ、馬の水泳大会だったら1着間違いなしっすよ」なんていう厩務員さんの苦笑交じりの声が聞かれることだろう。

水泳の選考会同様、競馬もこの時季にピークを合わせるのは難しいのかもしれない。
だから、このレースについて私は「馬の実力と着順が結びつきづらい面がある」と感じている。ドバイのワールドカップ・シリーズが近いことも一因だろう。
このレースに合わせて上手に調整できた冬に強い馬を見つけられるかどうかが予想の肝である。

実績No.1は
3番 タスティエーラ
昨年のダービー馬。皐月賞、菊花賞も2着なのだから現4歳世代ではトップの成績だ。しかし、有馬記念では6着なので、古馬相手では歯が立たなかったということか? そこんところが問われるレースとなるだろう。阪神は初めてになるが、中山でいい成績なので問題なさそうだ。

昨年の皐月賞の勝馬
10番 ソールオリエンス
クラッシックでタスティエーラと熾烈な争いをしたが、こちらも有馬記念では8着。今年の中山記念でも1番人気で4着。この世代は弱いのか? ただ、この馬はキタサンブラック産駒で、父やその産駒であるイクイノックスを考えると、この馬もこれからが本領発揮なのかもしれない。

3連勝中の
1番 ミッキーゴージャス
昨年はオークスにも出走したがボロ負け。秋に立て直して、前走愛知杯まで3連勝中。仕上がりの早い牝馬は、この時期のレースにはいいのかもしれない。とってもきれいなフォームで走る馬で、スパッと切れる末脚でアッと言わせるのかもしれない。

香港帰りの
2番 ローシャムパーク
クラッシックには縁がなかったが、昨年は季節を問わず走り続けて6戦4勝。年末の香港は、ハービンジャー産駒らしいタフな強さを期待したのだろうが、ちょっと失敗だった。最終追い切りではオラオラーという感じのダイナミックな走りで迫力十分。国内なら期待が持てそうだ。

中距離路線の主
8番 プラダリア
一昨年の青葉賞以来ずっと2000m以上の重賞に12回出続けている。その間にG2を3勝。たいしたものだ。でもG1ではダービーの5着が最高で、ジリ貧だ。でも、そういう馬だからこそ、このレースに掛けて臨んでくるのかもしれない。京都だったら1番人気だったに違いない。

ここに合わせてきた
11番 ペラジオオペラ
昨年のクラッシックは思ったような活躍ができず、その後の回復も遅れ、ようやく12月に復帰してチャレンジC1着。このレースの前哨戦・京都記念でひと叩きして、万全の臨戦態勢。調教も、スピードがありながらも抑えが効いていて良かった。

ってなわけで、今週の1点勝負は、とりあえずこのレースに勝ちたくて合わせてきたであろう2頭の組み合わせ
11 馬連
オッズは15倍くらいかなぁ…

2024春のG1シリーズ一点勝負の予想結果
シーズンごとにG1レースのみ、すべて一点勝負で収支トントンを目指しています。
先週までの予想結果
ー200円 (1点100円の馬券を買ったとしての計算です)

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