【めちゃおすすめ】なんでも暗記できる単語帳アプリAnkiを紹介します
こんにちは、うだだつやです。
「記憶力が弱くて、覚えるのが苦手。英単語を覚えたいけど、全然覚えられない・・・。」
そんな方におすすめなのが、暗記に特化した「Anki」というアプリ。価格は約3,000円とアプリしてはかなり高いですが、Ankiを使うと割とどんなことでも覚えられるのでめちゃくちゃおすすめです。
特に、受験生や英語や資格などを勉強している方は絶対に買うべきです。今回は、僕が超おすすめするAnkiについて紹介します。
暗記ができないのは、努力不足じゃなくて復習のタイミングが悪いだけ
暗記ができないのは自分がおバカだからとか、努力不足だからと思い込んでませんか?僕もそう思っている時期がありました。
でも、暗記ができないのは努力不足ではなく、復習のタイミングが悪いからです。逆に暗記が得意な人は、復習のタイミングの重要性を理解しています。
皆さんは、何かを記憶したい時、復習のタイミングを意識してますか?
原則1:復習を重ねれば、忘れにくくなる
「復習が大事」というのは誰もが聞いたことがあると思います。
復習はなんで大事かというと、復習すると学んだことが忘れにくくなるからです。
何かを学んだあと、そのまま放置するとすぐに忘れます。何度も復習をして思い出すことで、「この情報はよく使うから覚えておこう」と脳が情報を記憶してくれます。なので、何度も何度も復習をすることが大切です。
でも、覚えないといけないことってたくさんあるし、記憶を保つためにそれを全部復習し続けないといけないって現実的に不可能ですよね。
そこで、復習をするタイミングが重要になります。
原則2:復習までの期間を徐々に伸ばすことで、効率的に記憶できる
結論から話すと、
まず、覚えた「10分後」に復習
そして、その「翌日」にまた復習
そして、その「3日後」にまた復習
そして、その「1週間後」にまた復習
そして、その「2週間後」にまた復習
そして、その「1ヶ月後」にまた復習
そして、その「3ヶ月後」にまた復習・・・
という感じで
上記のように、だんだんと復習をする期間を空けていくのが最も効率的な暗記法です。
皆さんは、「エビングハウスの忘却曲線」という有名な図を知っていますか?
100年前にエビングハウスという心理学者が行った、記憶の実験の図です。
彼によると、人が何かを学習した場合、20分後にはその42%を忘れ、24時間には67%を忘れ、6日後には時間後には75%を忘れるそうです。
曲線を見ると急激なカーブを描いていますよね。
でも、学習した日の翌日に復習を挟むことで、この曲線を穏やかにできます。
こちらの図は、カナダのウォータールー大学の実験の図です。
1日目に学んだ内容は、二日目には大部分を忘れてしまいますが、10分の復習を行うことで、また100%思い出せます。
そして、7日後にはまたかなりの部分を忘れてしまいますが、5分の復習を行うことで、また100%思い出せます。
そして、30日後にはまたかなりの部分を忘れてしまいますが、2-4分の復習を行うことで、また100%思い出せます。
つまり、復習を重ねるたびに、思い出すのにかかる時間は減っていきます。
また、復習を重ねるたびに、だんだんと覚えてられる時間が長くなっていきます。
期間を徐々に伸ばしながら復習を行うことで、学んだことが定着していくんですね。
復習をたくさんやれば、どんどん楽に思い出せる
何かを覚えて復習せずに放置すると、また0から学び直しになってしまいます。
でも、何かを覚えてから、数分でも構わないので定期的に復習をしていれば、だんだんと復習にかかる時間が短くなり、長く覚えていられるようになります。
復習は重ねるごとにどんどん楽になっていきます。
間隔を広げながら復習を続ければ、覚えられないものはない
重要なのは、学んだ内容を完全に忘れきってしまう前に、数秒だけでも復習を行うことです。
例えば、「テスト前に頑張って英単語を覚えたのに、3ヶ月後に覚えた内容を全て忘れてしまった。」という経験は誰しもあると思います。
でも、その3ヶ月の間に、数分だけでも復習を行う時間をとっていれば、3ヶ月後も1年後もその単語を覚えていられるし、忘れてもすぐに思い出せるようになります。
繰り返しになりますが、学んだことを忘れてしまうのは、自分の記憶力が悪いんじゃなく、単に復習をしていないだけです。
【最大の問題点】復習はめんどくさい
でも、復習をするってめんどくさいですよね。
僕も、過去にこの記憶のメカニズムを学び、なるほどな〜っと思いながらも、「でも復習はモチベーション上がらないな…」と感じていました。
数分の復習だけでも十分と言われても、「数日前に何を学んだか」すら忘れてしまい、何を復習すればいいのかわからない状況でした。
それに加えて、復習をするタイミングを全部管理するなんて、大変すぎる。
復習が大事なのは知ってる。けど、面倒だからできない。
そんな状況を変えてくれたのが今回紹介するAnkiというアプリです。(前置き長すぎた)
Ankiはベストな復習のタイミングを考えてくれる単語帳アプリ
Ankiは最高の暗記アプリです。
このアプリに覚えたいことを登録すれば、なんでも覚えられます。
なぜなら、上で挙げた最適な復習のタイミングを自動で考えてくれて、今日復習すべき内容を提案してくれるからです。
やることは、毎日Ankiのアプリを開いて、復習すべき内容を見て、覚えてるか覚えてないか、ボタンをタップするだけ。
毎日、10分ほどボタンをタップするだけで、なんでも覚えられるようになります。
本当に最高なアプリなので、何かを覚えたい人は絶対にインストールすべきです。
▼ダウンロードはこちらから
Ankiの使い方
Ankiは、いわゆる単語帳アプリみたいなもので、表と裏に好きなテキストを書くことがます。表に単語を書き、裏に単語の意味を書き込めます。
Ankiの使い方を簡単に解説してみます。
①覚えたい単語を登録する
②毎日、アプリを開いてその単語を「覚えてる」か「覚えてない」か分類する
①覚えたい単語を登録する
まずは覚えたい単語を登録します。(単語じゃなくても、覚えたいことならなんでもOK)
例えば、Apple という単語を覚えたいとします。
その場合は上(表)に「Apple」と入力して下(裏)に「りんご」と入力します。これで単語が登録できます。
②毎日、アプリを開いてその単語を「覚えてる」か「覚えてない」か分類する
あとは、毎日決まった時間にAnkiを開いて、単語を覚えているか、覚えていないかをチェックするだけです。
アプリを開くと今日復習するべき単語のリストができあがっているので、それをぽちぽち分類していきます。
単語を覚えていれば、右側をタップして、覚えてなければ左側をタップします。
覚えている単語は、また後日に復習するリストに追加されます。
忘れてしまった単語は、また翌日の復習からやり直します。
例えば、Appleという単語をアプリ内で登録したとします。次の日にAnkiを開くと「Apple」を覚えているかテストされます。もし覚えていれば、次の復習は3日後になります。そして3日後に、また「Apple」という単語を覚えているかテストされます。もし覚えていれば、次の復習は7日後になります。もし忘れてしまっていたら、一旦覚え直して、また翌日の復習からやり直します。
この復習の流れをアプリが自動的に計算してくれます。
僕はAnkiで英単語を10,000語覚えた
こちらが僕のAnkiの統計データ。過去に30万回復習したそうです。ヤバイですね。Ankiを使わないと、こんなに復習できません。しかも、実は一度データを消してしまったので、おそらくこの倍の数は復習していると思います。
実際、僕はこのAnkiのアプリを使って、英単語を10,000語くらい覚えました。最近はもう復習する必要がなくなり、あまりAnkiを使うことがないのですが、3年前に覚えた単語を今でも覚えています。
実際に、自分のボキャブラリーがどれだけあるのか調べてみました。
結果はこの通りです。ちなみに、1万語覚えていると、TOEICの試験ではわからない単語は全くないですし、英語でニュースを読んでも専門的な単語以外はおよそ意味が推測できます。
(Weblioというサイトで自分の英語の語彙量を調べられるので挑戦してみてください。このテストは選択式なので、単語を完全に覚えてなくても雰囲気で高得点取れちゃったりしますが。)
英語の勉強法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
Ankiを使えば、1万語も余裕で覚えられます。
最初は復習の量が多くて大変ですが、辛いのは単語を登録した最初の数日間だけです。毎日、Ankiを開いて画面の右の方をぽんぽん押していくだけで、一瞬で復習できるので、「努力している」という感覚はありません。
【欠点】値段はちょっと高め
以上で紹介した通り、Ankiは最高のアプリですが、アプリにしては値段がちょっと高いです。(3,080円)
と言っても参考書1冊分。この価格を払っちゃえば覚えられないものはなくなるので、むしろ激安だと個人的には思います。
他にも無料で使える単語帳アプリはたくさんありますが、僕もいろいろ試してみた結果、やっぱりAnkiが一番おすすめです。
他の無料アプリと違い、有料なので広告もありませんし、シンプルで使いやすく、PCから細かく難易度の設定もできます。ぜひ使ってみてください。
Ankiを使うと、暗記が得意になる
実は僕は、学生時代、記憶系の科目がめちゃめちゃ苦手でした。
歴史も地理もダメ、生物や化学も覚えることが多すぎて、「こんなのできるわけない・・・。」と思っていました。「自分ってバカだなぁ。」とか、「努力できないやつだなぁ。」と思ってました。
でも、記憶にはコツがあり、ツールをうまく活用して最適なタイミングで復習すれば、なんでも記憶できることに気づきました。努力や頭の悪さは関係ないんですね。
今では暗記は得意です。覚えたいことはAnkiに登録して、毎日タップするだけ。
Ankiを使えば、誰でも暗記が得意なスキルになります。
大学受験もAnkiで乗り切れる
Ankiを使えば、大学受験もAnkiで乗り切れます。
僕は、大学受験の英語以外の科目でも、Ankiをフル活用していました。例えば、数学や物理の公式や、化学の構造式などもAnkiで記憶していました。僕が受けた大学の二次試験の教科は化学のみでしたが、知識問題は満点を取れたと思います。
僕は机に座って参考書を読んだり、問題集を解くのが本当に嫌だったので、Ankiに覚えるべきことを全て登録して、スマホだけで勉強していました。スマホは悪だという風潮がありますが、うまく活用すればスマホが最高の勉強ツールにもなります。
長くなりましたが、これを読んでくれた受験生は、ぜひAnkiを有効活用して、辛い受験を乗り切ってくださいね。
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