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DSB月誌 vol.14  ~いろんな"コスト"かかります~

夢なき者は理想なし。
理想なき者は信念なし。
信念なき者は計画なし。
計画なき者は実行なし。
実行なき者は成果なし。
成果なき者は幸福なし。
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。

~渋澤栄一翁

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vol.15の後にvol.14でごめんなさいw しかも、内容はモヤモヤをただ綴っただけです。



社会が落ち着く兆しが見えませんね。

毎日「授業を延期で…」「ワークショップをオンラインに…」などの調整祭り開催中の高橋@DSB3階です。


新年度に入り、本当にたくさんの方から

研修やワークショップのお声をかけて頂き、また「今年もお願いします!」とリピートしてくださる学校・企業・行政の方が増えてまいりました。
非常にありがたいご縁と、感謝しております。


そんな中ですが、
「***の飲食店がピンチで、みんなでなんかできないかなー??」
などとたくさんの相談メッセージを頂くんですが、
実は私も同じような状況で、胸が苦しい思いをここ1年しております💦


無下にもできず、話を聞いてしまい、ボランタリーベースの仕事がわんさか。。。
そして本来事業に手が回せず。。。本末転倒。

わかるんです。わかるんですがね。

NPOの立ち上げサポートなどもしてますし、こういう状況は「タカハシに相談してみよう」となって 頂くのは、とっても嬉しいんですよ。

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これに近い話が

予算がないのが当然で相談してくる方々。
「それはおもしろそうですね、やりましょう!」と、ついつい言ってしまうのも私の悪いクセなのは重々承知で、

「社会的に大事なことは、お金にならなくてもしょうがない」

という日本人の謎な共通価値があって、

「実は予算は全くないのですけど、当然社会によいことだからやってくれますよね」

というスタンスを当たり前に話される方がいらっしゃるのが減らない。。。

ましてや増えているのでは?

次に多いのが「いい活動ですね」「相談させてください」「資料ください」とメッセージをいただいて対応するもその後音沙汰がない。連絡してみると「予算が確保できなく…」などと。。。(いつものパターン)

補助金や研究費を探そうともしない。
私が「市のこんな補助金ありますよ、参考にされたらどうですか」と伝える場面が多々。なんかおかしくないか。。。


まだあって、

▼研修・ワークショップをやることだけが目的の学校や企業・自治体など
▼相談するのは無限に無料だと思っている学校や企業・自治体など
▼外部の有料の研修には参加させない学校や企業・自治体など
▼外部から講師を呼ぶ費用設定がいつの時代のものか疑いたくなる学校や企業・自治体など


自身・自組織のアクションにつなげるべく、気付きや学びが必要なのに、そこに時間はもちろん、人やお金などの”コスト”をかけない
これがまかり通ってしまっている。


今までの経験を活かした場づくりやプログラムの内容に対しての評価が低いというか、評価すらないのではないかと思ってしまう。


それでは世の中が循環せず不健康のままだ。。。。

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私の大テーマ(あまり公言していないが)の1つに

「ソーシャルアクションに関わる人への対価(収入・社会保障・社会的地位など)のレベルをあげる」

がある。

今が踏ん張り時というか、チャンスなんだね。

次回は…運動しまくってるT社長が、vol.13を書いてくれるはずw

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