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DSB月誌 vol.10 ~"らしさって??"を考えられた1年~

SDGsはやっぱり遠いもの?・・・いや、ライフスタイルを見つめ直す大チャンスなのではないか。

SDGsに関するご意見として多いのが「やっぱりSDGsは世界のことで遠いよね」というヒトコト。SDGsが非常に遠い世界のことで、自分に関係ない。ましてや、うちの地域や会社でなんかアクションしても意味がないから関係ないと。

はたして本当にそうなのか。期間の差はあるにしろ、未来のことを考えない方なんていない。

そこで大切にするべき考え方が「持続可能な社会」とは何かということ。

『こどもたち、孫たちの幸せを奪うことなく、自分たちの幸せをどう追求するか』すなわち、「温かい未来のために今この瞬間、疲弊しても仕方ない」ではなく、「未来も今も温かい社会をつくるため」にはどうしたらよいのかを考えることが大切なのではないか。

その壁を乗り越えてみるには「まずやってみる」

という心がけが大切。頭の中で想像するだけではなく、まずアクションしてみて”味見”をする。自分に合うかどうかもわからないままでは、自分に何が響くかわからない。みなさん食わず嫌いになってはいないですか?

札幌のあるIT企業では、社会の出来事のつながりを体感するべく、家を出てから帰るまでプラスチックごみを出さなかったら1ポイント(=500円相当の会議費として使用できる)が与えられる仕組みを作った。部内の懇親や勉強会の費用などはもちろん、取引先との打合せ時の飲食代に使かえるとのこと。

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自身の取り組みがダイレクトに帰ってくることはもちろん、家族や周囲の人にもSDGsの取り組みが伝わり、加えて取引先への話題提供にもなる。さらにSDGsに対してのアクションを含む新規事業の創出でビジネスチャンスにもつながる。
発案した社長は「どう社員などに響くのかわからないが、今やり始めないと誰も幸せにならない可能性が高い。だからまずやってみて感じてみたい。」と話していらっしゃいました。 

社会での出来事に関心がない、気になってはいるが気付かないふりを

している人が多い世の中だが、コロナ禍で社会での様々な出来事に関心がもたれやすい状況になっている。社会の出来事を当事者として考えることができ、自分事と考える人が増えてきているのではないか。ソーシャルアクションをする側、される側の区別がなくなった(当事者性が高まった)のでしょうね。

ただ行動するのではなく、「自分は何を大切にしてこれからの人生を歩むのか」と意識を変容させ自分事にする大きな転換点を我々は迎えているのかもしれない。


『自分の心は何に揺り動かせられるのか』

自身や家族のこれからのライフスタイルをどう描くのか、見つめ直す良い機会と考えると、SDGsもそんなに遠くないものだと思いますけどね。

本年もDSBと温かく接してくださいましてありがとうございました。来年は今年より多くみんなと話せる場があるといいですね。心から願います。引き続きよろしくお願いいたします。

新年のあいさつはO社長から2021年に向けての一言が。

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