喘息（ゼンソク）
皆さん、喘息って知ってますか？
この世に生を受けてから数十年生きていたら一度は聞いた事があるでしょう。
“ 喘息“ ZENSOKU
またの名を（正式名称）気管支喘息（キカンシゼンソク）
このnoteでは、わたくし好中球が気管支喘息について説明していきます。
では、早速 気管支喘息について知識を深めていきましょう。
let's go
※好中球はただの看護学生です。責任は一切負いません。
どこの病気？
さて、ここでクイズです。
Q．喘息とはそもそもどこの病気でしょうか？
うんうん、え？ 肝臓？あー、違うね。心臓？ あー、違いますねぇ。
ヒント：呼吸に関する臓器
【肺】
お！正解でーす😄
そうです。喘息とは、【肺】の病気です。
もっと詳しくいうと、肺の気管支という場所の病気です。
分野でいうと、呼吸器系の気道疾患になります。
場所を下の画像で見ていきましょう
丸で囲んでいる部分、ここが肺になります。
そして、右の図の気管から枝分かれをしている根元が気管支になります。
気管支喘息とは、ここの部分になんらかの炎症が起きて起こる病気になります。
ここで、簡単に 肺・気管・気管支を簡単に説明しておきますね。
肺…空気中の酸素をからだに取り入れ、いらなくなった二酸化炭素を外に出すはたらきをしている。
気管・気管支…肺胞におけるガス交換のため の気道 としての機能であるが, 吸入気の加温・ 加湿の空調作用, 線毛運動や咳反射による防御 作用, 気管・気管支の分泌機能, さらに気道粘 膜 よりの吸収作用や気管・気管支壁の緊張作用 を有している。
ちょっと、難しいですね。何いってるんだろ（遠い目）
ま、まぁ、まとめると呼吸は肺と気管、気管支がうまく働き行われているという事です。（汗）
解剖生理はここまで。少し長くなってしまいましたね。ごめちょ😓
では、本題に入っていきましょう。
症状
ここでは、気管支喘息の症状について述べていきます。
気管支喘息は、ヒューヒュー・ゼーゼーといった呼吸音（喘鳴ぜんめい）が伴う呼吸困難発作が特徴的です。
Q．なぜこのような音が出るのか？
ヒューヒューと言った呼吸音は、気管支にある筋肉（気管支平滑筋）が収縮し気道が狭くなる事によりおこります。
このように気管支（気道）は、空気が通る道なめに、筒状になっています。
しかし、炎症が起こる事により、刺激に敏感になり腫れやすくなったりなどすると…筒状の気道内が狭くなり発作が起こるという仕組みです。
気管支＝水道のホースですね！ そのホースをギュッと握るとホース内が狭くなってうまく水が出ないでしょう？
そんな感じ
喘鳴以外では、以下の症状があります。
【気管支喘息の主な症状】
①咳
②ネバネバした痰
③胸のつまる感じ
また、喘息は夜中から早朝にかけて悪化しやすいです。
この時間帯に呼吸器の症状が出る方は、病院受診オススメします。はい
また、気管支喘息単体であると症状は乏しい事が多いです。
しかし、それに加え合併症を起こす事により発作が起きやすくなってしまいます。
合併症は、ウイルス感染などです。（風邪やインフルエンザなど）
その際におこる症状は、以下になります。
①膿のような痰（膿性喀痰）
②咳（咳嗽）
③血が混じった痰
※痰が多い場合は、副鼻腔炎が合併されている場合も多いので注意が必要です。
原因
気管支喘息発作の背景には、喘息患者の気道が気管支を収縮させる物質や、冷気
などの様々な刺激に過敏になっている事があります。
様々な刺激には、以下があります↓
①飲酒 ②運動 ③薬剤 ④食物 ⑤ペット ⑥環境 ⑦気道感染 ⑧気象状況（気圧や花粉、黄砂、PM2.5など）⑨精神的ストレス ⑩妊娠・出産 等
また、成人喘息の患者では、アトピーとしての一面も持っており（アトピー素因）、ダニやハウスダスト、動物などのアレルゲンに反応することが多いです。
まとめ
すなわち、喘息とは！
気管支の病気であり、様々な刺激によって発作が起こされる。
という疾患です。
喘息の治療としては、薬を飲む薬物療法があげられます。
また、発作を起こす原因になりかねない刺激たちを回避することにより発作は起きにくくなると考えられます。
喘息持ちなのにも関わらず、激しい運動を行ったり、タバコを吸ったりなどの不健康極まりない生活をしていると三途の川を渡る事になりますよ🏞️
そして、好中球が言えることはコレだけ。
夜に咳が出るとか、息苦しいだとか、ヒューヒューなるとか健康ならば絶対に起こらないので病院に行ってくれ
ご清覧ありがとうございました😊
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