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イジメの始まりは覚えてる

不登校のきっかけとなるイジメ、その始まりの瞬間を覚えてるのは「いじめられた側」だけだろう。

いじめ側や学者や先生方は「気づいたらエスカレートしていた」という声をよく聞く。
しかし、いじめられた側は始まりの瞬間の出来事を覚えている。

「あの瞬間の出来事が始まりだ」

説明できる程度には覚えている。
覚えていることを専門家に話してみたところ、初めて聞いたと言っていた。

いじめられた側が話せるようになるまで時間はかかるだろう。
わたしも〇〇年はかかって初めて話した。出来事のことを覚えているだけで、その内容は今でも話したいと思っていない。

始まりの出来事より、それからと今からが大事だから

不登校時代に原因と特定して解決することは大事じゃなかったと思う。
すでに起こって戻れない事よりも、その時からの出来事やこれからの事のほうが問題として大きい。不登校という状態をどうするか。進級や進学の時に新天地に向かうのか、落ち着くまでこのままの状態でいるのか。

わたしは新天地を選択したけれど、いじめの傷跡は根深く治ることはない。
何年経っても人生において大きな傷として残って大きな重しになってる。

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