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久しぶりの観劇

久しぶりの更新になってしまった。コンスタントに続けるのはやはり難しい。

思えば、コロナ自粛前最後に大劇場で観劇したのは、2月25日だった。

7月17日から花組公演『はいからさんが通る』が再開し、私は7月31日に観劇することができた。この間ほぼ5ヶ月。自粛期間中は取れていたチケットの返金手続きをしたが、その割にはお金が増えていないことに驚く。来年退団予定の2組のトップスターの記念グッズを買う予定だったが、その資金はどこから出るのか…。頑張って新しい仕事を探さなくては。

自粛期間中は、今までできていたことができなくなってしまった期間であった。そのことを最も実感したのは、自分が観劇した舞台の映像を見た時だった。

昨年末、梅田芸術劇場で愛希れいかさんが出ていた『ファントム』を観劇し、とてもいい舞台だったので、その場でDVDを予約した。

DVDが発売され、家に届いたのは3月だったと思う。
その時一度は再生してみたのだが、舞台を見た時の気持ちを思い出し、また、しばらく生で舞台を見られないというショックで、思った以上に落ち込んでしまって最後まで見ることができなかった。

そのあとは、5月末まで続く非常事態宣言下で自分が生で観劇していない古い舞台を見て、時間を過ごしていた。

そしてようやく、7月31日に宝塚大劇場に行って『はいからさんが通る』を見ることができた。

宝塚の舞台は華やかで、主だった出演者全員が登場するプロローグとトップスターが羽根を背負って降りてくるパレードが圧巻だが、プロローグで涙が出るほど感動してしまった(全く泣くようなところではない)。後ろからもすすり泣く声が聞こえたので、強く共感しながら最後まで舞台を見た。

宝塚の公演グッズが買えるキャトルレーヴには、開演30分前に行って終演後の時間帯に入る整理券をなんとかもらえた。じっくり見ることはできずあらかじめ計画していたものだけ、さっと買って帰った。『はいからさん』のチケットはもう一枚もっており、次に来た時にもう少しゆっくりしようと思っていたからだった。

ようやく舞台を見られるところまで、生活が戻ったとうれしく思った1日だった。

そんな感動の再会も束の間、今また再び宝塚大劇場は休業、8月31日までの休演を発表した。とても寂しいし残念だが、安全が1番なのでその判断を全面的に支持している。

またもう一度舞台が見られる日まで、楽しみに待つことにしよう。

8月8日、9日は梅田で宙組の『フライング・サパ』は見ることができた。この感想はまたそのうち。

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