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恋愛下手

今日は少し風が強くて涼しい。旦那さんは家でまだお仕事中。YouTube聴きながらの自分の時間、大切な時間だ。

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独身時代の私の恋愛はいつも独りよがりだったと思う。

自分の好きな人と仲良くなって、一緒に遊ぶようになると相手のちょっとした仕草、発言を自分にとって都合よく受け取り、相手も自分のことを思ってくれていると解釈して、女友達ときゃーきゃー言って楽しんでいた。男の人はそんなに深く考えて行動していないのに。

さらに、自分が思う相手のイメージに当てはめて見ていて、本当のその人を理解しようとはしていなかった。

今思うと私は、自分が思う相手に恋していただけで、その人に恋していたわけじゃなかった。

こんな恥ずかしい勘違いな恋を繰り返し、
自分のことを好きだと言ってくれる人の気持ちを受け入れることもなかなかできないまま、
35歳を過ぎてしまった。

だから、私はすごく恋愛が下手である。

こういうことに気づけるようになるまでに、すごく時間がかかった。

旦那さんとはチームで家族だから、好きだけど今までの好きとは違う。

あ互いの人格もちゃんと認められている。

好きすぎると盲目になってしまうけど、それはきっと相手のことも見えてない。
結局のところ相手のことが好きだったわけじゃなかった。
恋愛をしている自分に酔っていたり、
友達に自分の恋愛を認めてもらえていることに満足していたり、
理由は様々だけど、
目をつぶって恋愛の世界に浸っていた。

旦那さんのことはちゃんと見えている。私の一部ではなく他者として存在している。

こんな単純で、冷静に考えると当たり前のことが私には難しかった。

今でも、友達の恋愛話を聞くときは、「相手も〇〇と思ってくれている、と思う」「彼ってこういう人だと思う」と言われると、大丈夫かなぁと思ってしまう。
女性の受け取り方と、男性の意図は違う。
相手と明確に意思疎通ができていない場合は、自分の思い込みで捉えてしまっている可能性があるので、注意が必要。

友人関係の築き方も、恋愛の仕方も、人それぞれ。まだまだ失敗も多い。

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