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キャリアの積み方、積む上で大事なこと

こんにちは!コロナが流行っていますが、、みなさんはいかがお過ごしでしょうか??

前回は「キャリアとは何か」について書きましたが、今回は「キャリアを積むときの考え方」について書いていきたいと思います。

では、キャリアの積み方にはどういうものがあるのでしょうか?どういうことを大切にすれば良いのでしょうか?

今回は、その疑問に、今をキラキラ生きる方のキャリアや話を踏まえて考えていきたいと思います。その、今をキラキラ生きる方、私が話を伺った方は、木村彰宏さんと、市川加奈さんです!!

この記事の流れとしては、お二人の生き方について紹介し、その後にインタビューした内容を書いていこうと思います。

木村彰宏さんの生き方
 
木村さんは、大学卒業後、ファーストキャリアとして、岩手県にて復興支援NPOに就職し、子どもたちの学習・居場所づくり支援を行いました。この被災地でのキャリアを通して、日本の教育課題に、子どもたちの一番近くで向き合いたいと思うようになりました。

 そのことから、認定NPO法人Teach For Japan(以下TFJ略)のプログラムを介して教師として奈良市の小学校に赴任しました。TFJとは、教師免許の有無にかかわらず、「社会課題に当事者意識を持ち教育や子どもへの情熱を持った「人」を学校現場に送る」(https://teachforjapan.org/aboutus-2/)ことで教育が抱える様々な課題を解決しようとしている団体です。

 木村さんは、そのプログラムを通して、「多様な子どもたちが一人一人学びやすい・生きやすい学校や社会って何だろう」と考えるようになりました。この考えをきっかけとして、プログラムの任期終了後に、その考えとビジョンが重なる、株式会社LITALICOに入社することに決めました。そのビジョンとは、「障害のない社会をつくる」ということです。株式会社LITALICOは、このビジョンを元に、障がいのある方の就労支援や子どもの支援等を行っている会社です。

 木村さんは、今、その株式会社LITALICOで、LITALICOジュニアの各教室での指導や指導員の育成、採用業務や社内の人材開発などを行っています。また、その活動だけでなく、TFJでの選考・広報活動、企業向け研修・ワークショップ開発、一般社団法人答えのない学校でのプログラムファシリテーター、島根県津和野町の幼児教育アドバイザーなど様々な活動をなさっています。

市川加奈さんの生き方
 市川さんは、もとからおじいちゃん、おばあちゃんが好きな方です。あるとき、道端に座っているおじいちゃんやおばあちゃんを見て、「何をやってる人なのか?どういうこと?このままでいいのか?」と気になり、ホームレスに興味を持ちました。

大学時代は、国際系の活動をメインでなさっていて、ケニアで小学校に住み込みでボランティアをなさっていました。その中のアクティビティの一つで、キベラスラムに行ったそうです。興味のあった、ホームレスについては社会学を独学で学びながら深めていきました。
この海外での活動や独学の中で、海外では「ホームレスという概念があまりないということ、貧乏だとしても楽しんでいる姿」を目の当たりにしました。その時、「貧乏は貧困(不幸せ)ではない」、「貧困は、貧しくて孤立して困っているものなのではないか」と気づきました。そして、日本の貧困を解決したいという考えに至ったのです。
 
 その考えを元に、大学卒業後、株式会社ボーダレス・ジャパンに入社なさいました。株式会社ボーダレス・ジャパンは、社会問題を解決するために、ソーシャルビジネスを行う社会起業家を輩出する企業です。その中で起業しているジョッゴ株式会社で修行をした後、2019年にホームレスの問題を解決するRelight株式会社を立ち上げました。例えば、その会社では、「いえとしごと」という”住所、携帯、身分証がない方へ、長く働けるお仕事の無料紹介サービス”を行なっています。

私は、そんな多様な経験をもち、今をキラキラ生きているお二人に、「キャリアを積む上で大事にしていることはなんですか?」という質問をぶつけてみました。


木村さん:
木村さんは、キャリアを積む上での軸は、「失敗を恐れず、まずやること」で、大事にしていることは「ワクワクすること、やりたいことを大事にすること」と語られていました。とにかくサイクルを回し、よくしていくことを大切にしているそうです。

市川さん:
市川さんは、キャリアを積む上で大事にしていることは、「やりたいことかどうか」、「なんのために仕事をしているか」ということと語られていました。仕事は、人生の1/3を使うものであるため、楽しめるものがいいのではないかという考えから、いつでも考えちゃうくらい趣味で熱中できることを仕事にしようと選んだそうです。そして、「その仕事が課題にどれだけ繋がるか、なんのためになるのか」というところも自分の行う意味づけになるため、大事なことだとお考えなさっています。

「机上の空論にならない」ー「やりたい」という原感情を大切に、やってみる。

このことがお二人の話を伺って重要だと感じたことです。
自分の中で「これだ」と思っていても動いてみないと実際にそれがいいことか、自分のやりたいことかどうかはわからないでしょう。小さいことでも実際にやることで、気づくことや繋がるものがあると思います。やることは難しいことかもしれません。しかし、自分の「やりたい」という原感情を大事にしてトライし続けることが、その活動のPDCAを回すことだけでなく、自分の生き方を考えたり、キャリアを積んだりする上でも大事なのだと改めて感じました!

「やりたいこと」を見つけ、行動し、「さらにやりたいこと」を見つけ行動する。
そうすることで、どんどん自分らしい生き方に繋がる。

これを第2回の記事にしたいと思います!!

木村さん、市川さん、お忙しい中、貴重なお話ありがとうございました!!

↓もっと知りたい方へ この記事の参考リンクです↓
<木村さんの紹介部分>
・https://note.com/cheerwave/n/na9c9747cf6e2
・https://www.wantedly.com/companies/pajapan/post_articles/189665
・https://edupedia.jp/article/5990fe95d5d12c00000f22fa
・https://teachforjapan.org/aboutus-2/ (認定NPO法人Teach For Japanについて)
・https://litalico.co.jp/vision/philosophy/(株式会社LITALICOについて)

<市川さんの紹介部分>
・https://www.borderless-japan.com/recruit/fresh_rise/
(株式会社ボーダレス・ジャパンについて)
・https://www.borderless-japan.com/social-business/relight/(Relight株式会社について)
・https://www.borderless-japan.com/social-business/joggo/ (ジョッゴ株式会社について)

この記事のこと、キャリアのこと、生き方のこと、教育のこと、キャリア関係のイベントで話を伺いたいこと、興味のある方はぜひ、下まで連絡くださいー!!お話伺いたいです!

伊藤 亜珠希(いとう あずき)
twitter: @azumame04
mail: earth.protecter18.11@gmail.com


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