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自由っていいな

はじめに
この記事はバーチャルゲーム「VRChat」内で僕が運営した参加者全員同じアバター、会話筆談禁止の没個性集会のイベントレポ、及びイベント開催に至るまでの経緯を遺した記事です。
いつもは
「あくまでこうするのがオススメだよ、これはしない方がいいよという名目であり、特定のプレイスタイルを押し付ける意図はありません。各々の自由は尊重されるべきだと思っています。」
という思想を持っていますが、今回は
「これだけしていいよ、これはしてはダメだよ、特定のプレイスタイルの中で自由を味わってね」という状況で人はどうするのかという実験も兼ねていました。

なんでこんなイベントやろうとしたの?
VRでしかできないイベントだから!
VRCを遊んでいると人は何者かでありたがるが、それをさせないイベントにすれば人はどうするか?
VRCを遊んでいるとなりたい姿になれるが、それをさせないとどうなるか?
昭和の中学校のような男子は坊主、女子はおかっぱなんてレベルじゃない、老若男女問わず全員同じ外見で声も出せず、指もないからピースサイン一つ出せない時に何ができるか?
無言集会はある、同じアバター集会もある、けどそれ以上に制限のある集会を知らない。
コミュニケーションを取るのに大事な事の大半は禁止項目として表記しているが、実は特に許可を出してない項目もある。
↑具体的にはアバターに内蔵されたペンライトの所持、ワールド内の小物を使う等、だれがいつそこに気づくか、気づいた場合周囲はどんな反応をするのか
箇条書きですみません、大体こんな感じです。

実際にイベント内で起こった事
実はワールド側の隠しギミックとしてガンダムのビームサーベルの様に肩を掴めば浮遊できる小物を出し入れできて、まず自分が実績して何分で通じるかを試したかったんですがイベント開始3分で一人が浮遊してクソビビった。終わったと思った…。
30分ほど経過したところで隠しギミックの説明場所を見つけて皆で飛んでた。ワールドの天井目指して1分以上飛んだり、新しくできる事が増えるとみんな飛びついてきますね。


ワールドに置いてあった瞳で瞳を作ったり…

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古墳人みたいな頭になったり…(右の子の羨ましそうな目線がカワイイ)

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鏡のシンメトリーを利用して無理やり表情を作ったり…

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達磨落としみたいになったり…

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イベントが終わって僕自身が感じた事
僕もVRC内でいくつか癖があって…
ニコニコ顔で小刻みに頷く
横から笑顔ですーっと近づく
会話する二人の間に挟まって首をV字に振る
…等があるんだけどそれらはイベントでは殆ど出なかった。僕はいつも同じアバターを使ってるんですけど知らない内にアバターに引っ張られていたのかもしれない。
それにしても意外と色々できるもんだなあと感じた。

おわりに
中だるみはあったけど勉強にはなりました。イベント告知はそこそこ挑発的な文章にしたけどそれでも来てくださった方々には感謝、感謝です。テンキュー!
次やる時はどうしようかな…。ペンのあるワールドで他のデフォアバターで無機質なロボとかで試したいかも。何もできない中で何かをしようとしてる姿を目の当たりにするのって察しをよくする勉強にもなると思う。

ここまで読んでくれてありがとう!またVRならではのイベント思いついたら何かするかも!

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